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「歩」 2年・監物拓歩

思うようにサッカーができない日々。
自分が成長するには何が必要か、活躍するには何をしなければならないのか、自分には何が足りないのか、今できることは何なのか、考えている時ふと思った。

自分って何だろう

でも、はっきり言えることがひとつだけあった。

自分は、「監物拓歩」だということ。


名前
物や人物に与えられた言葉のことで、対象を呼んだりする際に使われる。名称、あるいは単に名とも言う。


拓歩
自分の名前、とても気に入っている名前。みんなから名前で呼ばれることは少ないけど、それでもとても気に入っている。


① ひらく。未開地を切り開く。
② おす。刷る。石碑の文字などを写しとる。


① あるく。あゆみ。
② 進みぐあい。なりゆき。
③ 立場。地位。
④ ひとまたぎ。
⑤ 土地の面積の単位。一坪。
⑥ ぶ。割合。
⑦ ふ。将棋の駒の一つ。


自分がこの名前を好きな理由、かっこいい。
人とあまり被らない、自分だけの名前、のような気がする。本当は他にも自分と同じ名前の人はいるのだろうけど。でも、自分では自分だけの名前だと勝手に思い込んで満足している。自分と同じ名前の人に会ったことがないので。

次、意味もかっこいい。
自分の名前の意味として、未開地を切り拓き歩んでいくという意味が込められている、と自分では思っている。本当の意味は違うかもしれないけど。違っていたら申し訳ないが、解釈は自分の自由だと考えているので許してほしい。
パイオニア、前人未到の領域に足を踏み入れる人物のこと。誰も見たことのない景色を見ることができるということ。世界一になれるということ。考えただけでとてもワクワクする。

最後、「歩」という漢字がかっこいい。
意味の中に将棋の駒の「ふ」というのがある。とてもしょぼい駒に感じる。一歩ずつしか進めない駒、最初は弱い駒。
でも、どんな強敵が前にいようとも背後を見ずに前にのみ進む姿。歩き続けることにより、成長する姿。そんな姿が、とてもかっこいい。
確かに歩き続けるのはつらい。時には逃げたくなることもある。
でも、「歩」という漢字が自分のやっていることに自信を持たせてくれる。やり続けろ、歩み続けろ、とエールをくれる。


最近出会った言葉にこんな言葉がある。

「卓越するということは行動ではなく、習慣に現れる」

自分の名前に恥じぬよう、卓越した選手になるために、日々道を切り拓き歩み続ける。



最後に
苗字で読んでいたのに、いきなり自分のことを名前で呼ぶことはやめてください。



監物拓歩(けんもつたくむ)
学年:2年
学部:スポーツ科学部
前所属チーム:清水エスパルスユース


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