見出し画像

【#Real Voice 2022】 「習慣と価値観」 3年・藤本隼斗

多くの人は、歳を取るにつれて1年が短く感じる。
だが、昨年を振り返ると
「2022年は今までで1番長かったな。」
これが自分の感想。
なぜこのように感じたのか。
オフ期間で多くのことを考えた。
個人の事、組織の事、サッカーの事、就活の事などなど。
その中で出た答えは「習慣の変化が価値観を変えたから」だった。
価値観が変わるなんてあるのか?
そう考える人も少なくないと思う。
しかし、間違いなく自分はア式に来てからの3年間で大きく変わったと断言できる。
ア式蹴球部という本気の組織にいる事ができたからこそ、良くも悪くも価値観が変わったのだと思っている。

この部員ブログでは、
個人的な2022年の状況を交えながら、「習慣と価値観の変化」
について書いていきたいと思う。
2022年で自分が大きく変わった価値観は2つ。
「好きだからサッカーをする」→「チームのためにサッカーをする」
「楽に生きる」→「全力で生きる」
この2つの変わった価値観を順に説明できればと思う。


「チームのためにサッカーをする」
価値観が変わった理由として、2つの習慣の変化が大きく関係している。

1つ目は、関東リーグに出場する機会が増えたこと。
2022年は、関東リーグに13試合出場した。
2021年は、0試合と考えると大きな変化だ。
毎日Bチームで練習をし、トップチームを応援していた2021年から、毎日Aチームで練習をし、トップチームで試合に出場した2022年。
これが1つの習慣の変化。
この変化は自分にとって良い変化だった。
2年生までは自分が満足するために、自分が好きなようにプレーをしていた反面、
3年生では組織の代表として試合に出る自覚から、チームが勝つための自分の役割を考えながらプレーをした。
この習慣から自分のための行動ではなく、組織のための行動を意識するようになったと感じている。
自分がしたい行動でも、組織の意向に反する行動であれば、行動することは間違いであり、自分がしたくない行動でも、組織のためになる行動であれば行うべきだと言える。
これは、本気で組織に貢献したいと思えるかどうかという感情が関係していると思う。
今年はチームをマネジメントしていく立場として下級生に「本気で組織に貢献したい」と思ってもらえるかが、成果に直結すると考えている。


2つ目は責任を重く考えすぎるようになったため。
この変化は自分にとって悪い変化だった。
関東リーグ後期の明治戦に負けた事からこの習慣がスタートしてしまった。
自分にとって明治戦に負けた事が、初めて「降格」が見えた瞬間だったように感じている。
その後の試合にも出場していたことから、降格を意識し過ぎてしまい、責任を感じるようになってしまった。
責任を感じることは大切だが、過剰に感じることで悪影響を及ぼした。
実際に、自分のプレーは上手くいかずサッカーを楽しむことを忘れてしまった。
責任という重圧に押し潰される自分の弱さが露呈したのだ。
この2つの習慣から「チームのためにサッカーをする」という価値観に変わったと感じる。


「全力で生きる」
これは自分にとって、良い方向に変わった価値観。
価値観が変わった理由は、多くの習慣の変化が関係している。
本を読む習慣。
朝散歩をする習慣。
週に2回筋トレをする習慣。
就活で自己分析をする習慣。
学年で組織を引っ張るためのミーテイングをする習慣。
組織について考える習慣。
など、この1年間で多くの習慣の変化があった。
この習慣を1言でまとめると、「物事に全力で向き合う習慣」だという風に思う。
今までは楽な方に逃げ、やらなくてもいい事はやらないという、稚拙な考えを持っていた。
しかし、これらの習慣を通して、やらない選択や楽な選択をできる場面でも全力で向き合う選択をするようになった。
これらの習慣から、「全力で生きる」という価値観に変わったと感じる。

この2つの価値観の変化は、良かったのか悪かったのかわからない。
だが、1つだけ言えることがあるとしたら2022年は自分として多くの学びを得られた年だったと思う。
2022年1年間の学びを、選手として、AT(アナライズチームリーダー)として、最高学年として活かしていきたい。
そして、何としてでも「2部優勝」というチーム目標に貢献する。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
拙い文章でしたが、自分のありのままを書きました。
2023年は、楽しむことを忘れずに、組織のために全力を尽くしていきたいと思います。
大学サッカーラストシーズンの藤本隼斗をよろしくお願いします。

◇藤本隼斗◇
学年:3年
学部:スポーツ科学部
前所属チーム:柏レイソルU-18

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?