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デジタルデトックス・アドバイザー養成講座day6

こんにちは、ライターのチセサカイです。DIGITAL DETOX JAPANでインターンをしています。家を持たずに旅していて、物理的にはトランク一つだけのミニマリストな生活です。

デジタルでも身軽に過ごすべく、そしてデジタルミニマリストのメリットをお伝えすべく、「デジタルデトックス・アドバイザー養成講座」の受講メモを残します。

また本格的なレポートはDIGITAL DETOX JAPANへ寄稿させて頂こうと思っていますので、お楽しみに!

学んだこと:脳にはバッファが必要

暇つぶしって、何をしますか。動画を垂れ流したり、ぼんやりSNSを見る選択をしがちですが、その暇こそ脳には必要だったりします。

・情報を処理する(デフォルトモードネットワークという)
・クリエイティブな発想をする

この2つが、我々が「暇だな……」と感じている時の脳のタスクです。めっちゃ大事やん。

この脳のバッファがうまく取れないと疲れてしまい、認知症初期の症状が出るリスクがあります。「あの漢字なんだっけ」「なんて検索するんだっけ」を乱発していませんか。私はしているので恐怖です。

実はすでに名前が付けられている「写真撮影減殺効果」というものがあります。スマホで写真を撮ったものの方が、記憶に残っていないという現象です。

考えたこと:知り合いのハープ弾きの話

写真撮影減殺効果と似たような話で、知り合いにハープを弾いている方が話していたことがあります。

「動画を撮られていると、音の響きが変わってしまう。お客さんの集中度合いは空間に伝わって、響きの良さに関わる」

ある時の演奏で、「三脚を立てて動画を撮影して自分は聴くことに集中した人」と、「スマホを撮影しながら良いアングルを探し回りながら聴いた人」がいたそうです。演奏後、対照的な聴き方をしたお二人の動画をそれぞれ見せてもらったところ、同じ演奏を撮影したのに、響きが全く違ったのだとか。

芸術への感受性にも影響がありそうです。

学んだこと:スマホは人の意識を奪うのが上手

スマホは注意をひくのがうまいです。机の上に置いたり、ポケットの中など手が届く範囲にあると、それだけで集中力が下がります。

人間関係においても同様で、スマホがあると相手へ共感や関心を持つ割合が減ってしまうとのこと。

day6のお題

生活を便利にするために取り入れたことが、かえって幸福度や生産性を下げていたことはありますか?それによって、自分が「失われてしまった」力はあると思いますか?

大変なことに気づきましたが、何を「便利だ」と思って取り入れたのかを全く覚えていません。そして今自分が生活の中で何を便利だと感じているのか、パッと思いつかなかったです。

やばいな……と、メモで書き起こしてみました。

・通知
メールやslackなど、仕事に関わることの通知をスマホに取り入れていました。でも、ノータイムで反応しなきゃいけない場合はあまりなく、処理べき用事ができたら結局PCを開きます。スマホ内の通知はOFFで良いかな……(一時期アプリ自体も削除していましたが、不便な時があるので迷っている)

・SNSのおすすめ機能
浮気のスカッと系漫画が苦手なので、おすすめに上がるとウッとなってしまう時があります。悪意あるツイートも苦手で、おすすめにトゲトゲしたツイートが上がるとしんどくなります。

・たまにGoogleカレンダー
予定変更の自由さや、過去の自分が作った理想の自分のルーティーンに振り回されることが……

自分の失われてしまった力は挙げやすかったです。

・道を覚える能力
・地図を読む能力
これはGoogleマップをくるくるさせたり、進行方向がわかる機能に頼りまくっているからです。山に登ると道案内図だけが頼りなので、回復する気がします。

・4桁くらいの数字の暗記
ロッカーの暗証番号とか、もう写真を撮ってしまうので覚えてないです。昔はクレジットカードの番号も暗記できたのに!対策は全くしておらず、紙のメモに移行したり、多少の不便を自分に強いてみても良いかもしれません。

・自己効力感
自分よりやせててかわいくてすごくてわかいやつばっかりだ。。。が加速してしまう時があります。対策は内省と他者との対話とデジタルデトックスです。

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