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SHElikes「図解」の作り方講座覚え書き
”わかる”にフォーカスした講義で、すごく理解できた、気がしてる......!自分の学びを覚え書きで残しています。
図解 #とは
丁寧に言葉の捉え方から。
この「図解をわかる」状態を揃えるための細心の注意がすごい......
整理整頓 ✖️ 構造化 ✖️ 表現
図解とは、図形を用いて整理整頓し、分かりやすく説明したもの。
で、「分かりやすく」にある、分かるとは?
(そこも深掘りするんですね......!)
わかる=分けること
分けて分けて分けた結果、一つに絞られる(分かる)
整理整頓して、構造化して、分かるように表現する
問・なんで図解がいいの?
答・理解効率とコスパがいいから。
伝え方の選択肢である話で聞く、文章を読む、図で見る、絵を見る、などの中から、最もパッと見てすぐ理解できる(=理解効率がいい)。そして、絵よりも工数が少なく、伝えるための労力が少ない。
伝えるコスパが、図解がダントツでいい。
どうやって図解にする?
整理
(情報を絞る・少なくする)
↓
整頓
(情報を整える)
↓
図化
(形にする)
整理と整頓ってやってること違うんですね。ただの四字熟語だと思っていた......
図化の方法は3つの切り口から考えると良い。
・比較
・構造
・順序
さい先生はそこからさらに9つへ分解している。図解の本を20~30冊読んだそうですが(す、すごい〜〜〜)、大体この9つに落ち着くそう。
【図解フレームワーク9】
— さい|図解×デザイン×コーチング (@sai_zukai) June 29, 2020
20冊以上の"図解本"から抽出。そこから目的別に整理整頓した結果、この9つ(+3)に落ち着きました。
1. マトリックス
2. マッピング
3. グラフ
4. ベン(ドーナツ)
5. ギブテイク
6. ツリー(why so / so what)
7. ピラミッド
8. フロー(ガントチャート)
9. サイクル pic.twitter.com/hGMfkm1Xpl
そして、図化の時にわかりやすくするポイントは2つ。
①他を揃える
②差をつける
ワークをやってみよう①文章題の図解
さい先生いわく、「人が生まれて初めてやる図解は小学生の時の文章題である。」(ほんとにその通り)私がやったワークはこちら。
・家から図書館まで、1500mの道のり
・A君が歩き、20分でついた
・コンビニまでは分速80m、コンビニからは分速60m
これを図解してみた。(canvaを使っています)
これよくないんです。整理整頓だと言われたのに、まず図化からはじめてしまったので、情報がごちゃついています。分速と実際の時間や距離など、情報が混在していて見にくい状態。
差を考えていくとわかりやすいです。
図書館、コンビニ、家、A君という出てきた固有名詞の中で、A君だけが人。であればそこを「差」として抜き出すと見やすくなるそう。
ワークをやってみよう②言葉の違い
これは、まず要素を書き出しました。信用と信頼の言葉の意味を調べ、差が出てきた部分を抜き出します。(整理)
そして、対比になるように抜き出しました(整頓)
最後に、図化......とは言えないけれど、一番際立たせたいと感じた「一方的」と「双方的」を表すアイコンを載せました。
ワークをやってみよう③好きなものを図解しよう
最後は、図解の9つのフレームワークを利用して好きな図解をしようというワーク。ぱっと思いついたのがゲストハウスのマッピングでした。
気づき:「この図を使ってなにを伝えたいんだろう?」が大事
図解ってしようと思えばなんでもできるのだろうけど、「何を伝えたいのか」によってフレームワークも変わるし、図の指針に使う言葉も違う。印象操作しすぎると嘘になるけど、どの情報を読み取ってもらいたいかを考える。
マッピングは「こんな種類があるよ〜!」という、推しコンテンツの布教みたいな面がある気がする。考えるのが楽しかった。
気づき:整理整頓のむずかしさ
図にする前の準備がいちばん難しく感じました。正解はないのですが、伝えたいことに沿っていて、シンプルで、矛盾しない状態を作らないと図解してもごちゃごちゃになる。切り分け方によっては図にする必要ないくらいシンプルになっちゃうので、(マッピングの右端に全部偏るみたいな......)どう分けるかを考えるのが大切そう。
図解のポイント
「必要な違和感以外は持たせない」ことが大切そうだと感じた。
・フォントサイズを変えるなら、同じ倍率で
(2倍から5倍になれば、そこに意味があると感じちゃう)
・円を描く図は時計回りに
(普通の感覚から外さない)
・均一に並べる
(不必要に目立たせない)
「他を揃えて、差をつける」ことが前提なので、差を出したいところは注意を払って揃えるのが大切!
まとめ:ニーモシネ買いたい
図解のテクニックはもちろんですが、「人は何を分かると思うのか」「どうやって図を理解するのか」を詳細に深掘りしてくださった講義で、非常に勉強になりました。人に情報を伝える上でのポイントをたくさん知ることができました。
「粒度が分からない時はさらに分ける」も心に留めておきたい〜!なあなあにしちゃうから〜!!!分からない時って、まだ分けられるってことですもんね......
あと、おすすめされていたニーモシネの方眼ノート、めっちゃ仕事できそうでかっこいいから欲しい。次のノートにしよう。
とっても楽しい講座でした!さい先生ありがとうございました。
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