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竹村俊助/編集者
2021年4月6日 22:43
「書く」という言葉の範囲が広すぎる問題ぼくも含めていろんな人が「書く」ということについて、いろんなことを言っています。文章術とか「書く」をテーマにした本はたくさん出ています。最近はリモートワークが増えているせいで、文字でのコミュニケーションも増えています。だから、より「書く」というものに光が当たるのでしょう。「文章」とか「書く」ということについて語るとき、ややこしくしているのが、この「書く
2021年3月9日 22:02
おもしろい文章を書くにはどうすればいいのでしょうか?人の心に残るような文章を書くにはどうすればいいのでしょうか?ぼくはふだんから文章は「どう書くか」よりも「何を書くか」のほうが大事ですとお伝えしています。そして、おもしろい文章というのは「中身」がおもしろいんですよという元も子もないようなことを言っています。じゃあ「おもしろいこと」というのはどうやって見つければいいのか? そこが疑問
2021年2月14日 19:02
ぼくは自分であんまり文章がうまいとは思っていません。プロの作家とかエッセイストとかジャーナリストの文章を読むたびに「こりゃ遠く及ばねえや……」とため息をついたりしています。それでも、もしこの文章を読んでくれている方がいて、届いているとすれば、それは「書く」というよりも「伝える」ということを重視しているからかもしれません。LINEやメールを「書こう」とする人はいないぼくは『書くのがしんど
2021年1月23日 19:20
今日は「お金になる文章とは何か?」についてお話ししたいと思います。世の中にはいろんな文章がありますが、お金を払ってもらえる文章とそうではない文章があります。いちばんわかりやすいのは「本」ですよね。本というのは紙に文字が書いてあるだけなのですが、みんな1300円なり1500円なりを払ってくれます。なぜ、この世には「お金を払ってくれる文章」と「払ってもらえない文章」があるのか? そこを
2021年1月17日 22:27
ぼくの持論は「おもしろい文章は中身がおもしろい」というものです。どんなに頑張って上手に文章を書いても、中身があまりおもしろくないと、なかなか読んでもらえません。もちろん文章のスキルが高くてエッセイが書けるような人なら話は別ですが、ふつうの人は中身で勝負するのが正攻法だと思います。逆に言うと中身さえおもしろければ、それを素直に伝えるだけでおもしろい文章になるはずなのです。というわけで、今
2021年1月7日 22:21
「がんばって書いているのにあんまり読まれない」「うまく書いているつもりなのになぜか伝わらない」そんな悩みをよく耳にします。伝わる文章と伝わらない文章の違いはどこにあるのでしょうか?それは文章のなかに「あなた」がいるかどうかです。「ん?」と思われた方も多いかと思いますが、ちょっと例を出します。業界初! 800万画素を実現!パンフレットなどでよく見るような文です。ここにあ