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みんなのフォト繋がりマガジン

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笑い猫の描いたお絵描きを使用してくださったnoteをこそっと収納させていただきます。どういう風に使っていただいたのか気になりまして。また新しい出会いを期待して。(有料記事アダルト…
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#短編小説

ショートストーリー | ラムネの音 | シロクマ文芸部

 ラムネの音がしたら目を開けろと言われてから三日経っている。  その間、どんなに耳を澄ま…

青豆ノノ
10時間前
56

天国へ、背中を押された

私は今いわゆる天国というところにいる。 正確には天国行きか地獄堕ちか決定する場なので天国…

聖(ひじり)
2か月前
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140字小説『badtiming』

ああ。 こんなこと本当にあるんだ。 恋人が、自分の親友とデートしてるところに出くわすなんて…

achi-ko
3か月前
7

愛した人 (短編小説 5 )

【 あらすじ→ 5年前に亡くなった恋人、隼人がかつて住んでいた住居を訪れると、隼人そっく…

1976blue
3か月前
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掌編小説 | リリー

マキは機嫌がいい。それは誰が見ても明らかだった。中途半端に伸びた髪が肩にあたり、はねてい…

青豆ノノ
4か月前
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掌編小説 「ユタのあとがき」

 小説のあとがきは不要派だとユタは言う。 「俺が夢中で読んできたストーリーについて、実は…

向本
4か月前
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短編小説 人殺しの友人

人殺しの友人を持つとろくなことがございません。 いえ、当たり前なことと思うかもしれませんが、まあ聞いてください。 3年前のことです。私は何人かの友人を自宅に招いて食事会を開いたのです。 私を除いて3人、名前は島田、木村、吉岡、と言います。 ええ、3人のうちの一人が、一人に殺害されたのです。 その日はひとしきり食事と酒を楽しんだ後、まずは木村が、その後島田が、寝ると言って客室のある2階に上がり、私と吉岡はそのまま酒を飲み続け居間で眠りに落ちました。酒の強さから言って、そ

独り言 (ショートストーリー)

一人になった朝に、食欲もないのに珈琲だけは無性に飲みたくて、近くのガストに行った。なんで…

青豆ノノ
5か月前
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天使のルール変更

真美は息子の正二のベッドの横でウトウトとしていた時、トントンと後ろから肩をたたかれました…

chikoku-
6か月前
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懐かしい声【500文字小説】

夜、私は懐かしい声を電話で聞いていた。 その声は優しさに包まれ、言葉は愛情に満ちていた。 …

新入りは猫 【鳥獣戯画ノリ】

「調子にのるなよ」 なんて。言っても、どうせ俺の話なんてきいていないだろ。 少し前まで人…

青豆ノノ
10か月前
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自分の小説を語りたい、というか言い訳させろ

お久しぶりです。私です。今回は自分の書いた小説について語りたいと思ってこの記事を書きまし…

こないん🐰
10か月前
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宵闇の祓いごと(シロクマ文芸部)2354文字

食べる夜、食べられる夜。 俺は祓わなければならない。俺に拒否権はなく最初から決められてい…

いしか
11か月前
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私立萬葉男子学園の一瞬#閉幕「ようこそ!学園へ!」-ChatGPT生成小説

仕立てのいい紳士服に身を包んだ神宮寺さんの潤んだ眼差しに、内心怖じ気づいていた。 「西宮くん、本当にありがとうな。」神宮寺さんは優しく微笑みながら言った。 生徒会長の僕はテラス席に座り、学園のオープンキャンパスの一環として、入学希望者の相談を受けている最中だった。神宮寺さんと勝一郎の様子を見ながら、彼らの関係と勝一郎の悩みを考えた。 風に揺れる秋桜がテラスを彩り、そよぐ風が穏やかに鳥たちのさえずりを運んでいた。その静寂の中で、勝一郎が小学六年生らしい声で少し不満げに尋ね