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わたしと薬膳との出会い

第2子を妊娠したころから、
身体にいいものを摂取したいという欲がより強まった。

とある活動のため、いろいろなコミュニティのあふれる広場を探していた私が見つけたところで、
ワンデイシェフとしていらしていた、Aさん。

薬膳スープや薬膳カレーを調理して、1000円ほどで提供してくださった。
デザートも300~400円ほどでセットだった。

薬膳にまったく興味のなかった私だが、
調整できた日に薬膳ランチがあったので、予約してみた。

私と娘(当時まだ5~6か月くらい)とで座敷席に通してもらった。
離乳食のお弁当を食べさせながらの
自分のランチを少しずつ食べる感じだった。

Aさんはとても気さくで素敵な女性だった。
ちょくちょく声をかけて下さり、娘と私の様子を見て微笑んでくれた。
娘は食べ物にとても強く興味を持っていたので、
私の薬膳ランチも欲しがった。
からだに悪いものはないから、柔らかいものだったら大丈夫よ、
と声をかけて下さり、取り皿に取り分けると、喜んで食べていた娘。


ランチが終わり、コーヒーをいただいているとき
Aさんは私にこう言った。
「わらびもちさんって、娘さんにたくさん話しかけていて
ほんとうに素敵だね
娘ちゃんも良くわかってくれているみたいよ。」

自分では気づかなかったが、私は娘にいつも話しかけていたようだ。
子どもを赤ちゃん扱いしない、というのは
私のちょっとしたこだわりなのだが、
それをこのように他人に褒められたことがないので、
とても気恥ずかしく、でも誇らしかった。


さて、身体にいいものを摂りたいという願いから、
薬膳料理が好きになり、
イベントで薬膳料理がふるまわれるたびに足を運んだ。

薬膳粥
薬膳スープ
薬膳スイーツ

これまで見向きもしなかった食材たちが、
いろいろな料理に変化して目の前に現れた。
中には、これほんとに食べれるかな?と不安になることもあったが

私が一番好きなのは、やはり「薬膳スープ」である。
野菜などいろいろな成分が溶け込み、心から身体をあっためてくれる。


心が疲れて日々悲鳴をあげていた私にとって、
薬膳料理との出会いは、まさに救いだったのだ。

その疲れがピークに達する頃、
わたしは娘を連れてAさんのお宅にお邪魔した。
薬膳料理をコース仕立てで目の前でふるまっていただけた。

まさに至福の時。
娘が小さく、まだ世話が必要だったが、
店ではなくお宅だったので
比較的安心して過ごすことができた。

そして、薬膳料理の数々・・・

前菜
薬膳粥とお吸い物(と、娘の手)
薬膳スイーツ
お茶

見た目も味も、中身も大満足な薬膳コース料理。

いつかまた、成長した娘とともに、
Aさんのお宅にお邪魔したいなと思っている私である。
(近いうちに実現できたらいいな)


ちなみに、残念ながらAさんは少し遠方に引っ越されたので
近くで薬膳料理をいただけなくなってしまいました。

他にもいい薬膳料理を出してくれるようなお店がないか調べたところ、
まだ一つしか見つかっていないので、
薬膳料理の探索は継続中。

わらびもち
Warabimochi

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