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111 ひきこもり家族(家族の力)

ひきこもり本人を無視することについて

私は息子に対して、まっく無視をする期間がかなり長くありました。
私が無視を決め込んだのは、無視することで辛い思いをさせ、そのことで
ひきこもりを止めてくれるのではないかと考えたからでした。

でも、たくさんの本を読んで気づいたことがあります。
それは、自分の中にある誤った考え。
ひきこもり=さぼりという図式
があることを。

でも、このひきこもりというのは、決して楽なものではありません。
毎日、悩み・焦り、辛い状態なのです。

ということで、この辛い状態の中、親がさらに追い打ちをかけるように無視をすることで本人の気持ちや考えがどうなるでしょうか?

本人にとって、「そっか、こんな自分なので愛想をつかされた」と思ってしまうのです。
そうすると、全てのことに
対してあきらめがはじまるのです。

信頼のおける親が見放すぐらいの存在なのだから、自分には価値がない。
だから自分も自分自身を見放そうと・・・。

※自分自身を見放そうとした人が動き出すことって考えにくいですよね

ということで
無視は、マイナスな部分が大きく。
決して良い方法だと思いません。

無視の代わりに、どのようにしたらコミュニケーションがとれるようになるのか?対話ができるようになるのかを考えていきましょう。

親御さんの中には、「コミュニケーションですか。そんな、楽しい会話なんかしようものなら、ひきこもりを認めたようなものじゃないですか」という方がおられます。
この考え自体、私がかつて考えていた
「ひきこもり=さぼり」の図式が
あるのではないでしょうか。

家の中には、「安心・安全・楽しい」をつくる。
それが解消法のベースです。

親が自分のために「安心・安全・楽しい」場をつくってくれているんだとわかった時、そのとき「自分は大切にされているんだ」→「自分は大切な存在なんだ」→「動きたいという気持ちになる」ということが起きます。

各ご家庭の状況によっては、上記のアドバイスが逆効果や悪影響を及ぼす場合もあることを理解しておいてください。各ご家族は状況や状態を判断し、自己責任で対応をお願い致します

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