125 ひきこもり家族(家族の力)
ひきこもりから抜け出せない悪循環の図①
このループから抜け出し、改善され好循環となった状態②
でも、こんな好循環にできないから
みんな困っている。なので
このモデルを変更して考えてみる。③
新たに、「家にずーっといるのに手伝いをしない」
を加える。
これにより、
「家にずーっといるのに手伝いをしない」
なので
「ダメな自分」という図式で認識してみる。
これにより、解決できるポイントが出来上がる。
つまり、
家の手伝いができれば
やがて外出できるようになる。
ということ
③が改善されたのが④
ブリーフセラピーでは、
上記のように「当初考えたシステム」で解決できなければ「そのシステムの周りにあるものを含めたシステム」で考えると問題が解決に向かいやすいという。
このような考え方は、
ブリーフセラピーでは、文脈を変えるという言葉を使っています。
「ひきこもり問題」というよりも
「家の中にずーっといても手伝いをしない子問題」に文脈を変えている。
そうすることで、解決の糸口を作っている。
で、具体的に家では、どうする???
それは、次のことをすること。
今まで親御さんは
「ひきこもり本人が外に出るようにするには?」に注力していたと思います。
しかし、これからは「ひきこもり問題」を脇に置いて「本人がいかにお手伝いをするか」に注力してほしいのです。
そのために
「お手伝いしてくれるとうれしいわ」というこを
やんわりと何回か伝えること。
そこからはじめていきましょう。
そうすると、どうでしょう。
今まで本人を含め家族全員が、①の図のように
解けない問題を解こうとしていたけど。。。。
本人からしても、お手伝いならなんとかできそうだなぁという考えになりますよね。
※お手伝いが難しいというケースもあると思います。それは例えば、会話もできない状態の家族。
このような場合は、会話ができるように、その前段階の「メモでの会話」をはじめていきましょう。
(メモでの会話というのは、「何時に帰ります」というような伝言メモではなく、メモに「なにかほしいお菓子をメモで教えて・・・」というように双方向のもの)
各ご家庭の状況によっては、上記のアドバイスが逆効果や悪影響を及ぼす場合もあることを理解しておいてください。各ご家族は状況や状態を判断し、自己責任で対応をお願い致します
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