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価値観をかんがえる

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モノ・コトの価値観をのっそりもっそりかんがえます。
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#アラサー

需要は自分の外にある

世の中、ちょっとどころかめっちゃ便利です。 ボタンを押せばあたたかい風が吹いてくるし、お湯も出てくる。画面をタップしていれば食べ物だろうが何だろうがすぐ届く。コンセントをさしていれば食べ物は冷えるし、米も炊けちゃう。グッドな文明社会ですね。 そうなると、ただボタンを押して米が炊けるだけじゃ物足りなくなるのが人間ってもので、 羽釜にしようとか、炊飯時間を自由に決められるようにしようとか、朝炊けるように予約機能を持たせようとか。 言ってしまえば、それなりの味にお米が炊けれ

アラサー、ゲームをしなくなるの巻

昨日の記事は、初めて有料記事にしてみました。何人かの方々に購入していただいて、本当にありがたいと思っています。 noteは匿名ではあるんですけど、より自分のコアな部分というか、さらけ出しにくい考えがあるのも事実なので、深く書きたい時は有料化もひとつの選択肢だなと。 いろいろ、チャレンジしていきたいと思います!興味を持ってくださる方はぜひ応援いただけると嬉しいです。 はい、なんとも言えないタイトル回収に入ります(笑) 僕は小学校〜社会人3年目ぐらいまで、めちゃくちゃゲー

「ちょっと不便」を楽しむ

世の中めちゃくちゃ便利になりました。便利すぎて不便を忘れるぐらい。便秘ではありませんよ。 スマホ1つでご飯を注文したらすぐ届くし、高額な買い物だって簡単にできる。動画サイトには無限のコンテンツが溢れているし、noteみたいなテキストを入力すればすぐに世の中へ発信できるプラットフォームもたくさん。 僕はめっちゃラジオが好きなので、radikoプレミアムに登録して各局のラジオをたくさん聴いています。 オードリーのオールナイトニッポン、有吉弘行のサンデーナイトドリーマー、ハラ

東京と消費

クリスマスは東京でした。TOKYO。TOKIO。福島の農産物はウマい。山もキレイ。温泉もたくさん。会津のソースカツ丼はウマいゾ~。 東京はもうほんと、人だらけでしたね。東京駅も新宿も人だらけ。ヒューマンがメニ―すぎて地方都市在住男性(27)にはちょっとキツイ。 なんであんなに人がいるのに、みんな高速で歩けるのだろうか。瞬足履いてる?デデデデン(インテル風)である。たまに、ふつ~にぶつかるじゃん。オラタックルすっぞ。低めに、体勢を崩すようなタックル。元野球部だけど。 東京

自然との折り合い

この前、豪雪地帯に住む新聞販売店の所長さんと話す機会があった。 その地域は、冬1はm以上の雪が簡単に積もるような場所で、道路脇には雪の壁ができるような感じだ。除雪がしっかりしているので、運転する分にはその辺の除雪しない都市よりは楽だったりする。 所長は同じ県内でも、割と雪が少なめの場所から引っ越してきた方だった。引っ越してきてからかれこれ20年はその豪雪地帯で新聞配達している方で、ほんとに頭が下がる思いだった。 その所長が話していた言葉で印象的だったのが、 「未だにこ

世代でくくりたくはない

寒い。特に会いたくもないけど震える。実はというか、わたくし東北に住んでいるので、冬の寒さは厳しい。とはいえ、北海道なんかと比べるとまだまだ甘いんですけども。 夏には冬を求めるし、冬には夏を求める。春と秋が永遠に続けばこの世の悩みの8割は消滅しそうな気もするけど、四季の中を生きることで育つ価値観っておもろいなあとも思う。 最近よく聞く「Z世代」という言葉。まあ大体いまの20代前半のことを指しますね。 大量生産大量消費の価値観ではなくて、環境問題に向き合う人が多く、起業なん

MacbookとiPadをカフェでカタカタしてみたい

月曜夕方。もう働くことに飽きたので、仕事をしているフリをしてnoteを書いている。こんな社会人になっちゃいけません!っていつかのクレヨンしんちゃんのオープニングみたいに怒られそうだな。 昔からお下品なクレヨンしんちゃんが好きだった。というより未だにテレビでやっていたら見てしまう。ななこお姉さんが人生で一番最初に好きになった人かもしれない(かもしれない)。 そんなぶりぶりざえもんも好きな27歳男性は間もなく28歳。 自分の稼いだお金でPCやらなにやらを買えるようにはなった

なぜ人は二日も酔うのか本当に困る

もう夕方だっていうのに、二日酔いが抜けない。ウオウッウェ。 夜中より翌日朝にヤバイ波が襲ってくるタイプなので、7時ぐらいは地獄だった。危ない危ない。 昨日は大学時代の友だちと1ヵ月半振りぐらいに飲んだ。一人は県外から来ているっていうのに、ほぼ2ヵ月に1回は飲む男男女の3人組。仲良しか。 大学1年生の頃からの友人なので「もう出会って10年だね~」なんて認めたくない真実に目を背けながら、17時から飲み会スタート。 話の内容なんてもはやあるのかないのかすら分からないレベルの

遠くを見る

今日も出張出張。日帰りだから楽だ。 しっかし、新幹線の電波の弱さはなんとかならんものか。高速移動する新幹線に電波が付いてこられてない。Wi-Fiも驚く高速移動。これを作り出す人間はすごい。 どこかのインフルエンサーが「Wi-Fiがお肌に悪い」とかって言ってたみたいだけど、謎の液体を顔に塗るより、高速移動すればいいんじゃないか。 新幹線の速度で移動できれば、Wi-Fiも怖くない。それに残像見えそうだな。影分身の術!つって。いや、人間がそんな速度で動いたら周りの建物はボロボ

私たちは本当に「知っている」のか

メディアで働いていると、取材した情報が世に出るまでのとてつもない流れに関心する。 僕は新聞記者ではなく営業職なので、記事を作るのではなく売る側だ。 同期の記者の話を聞いたりすると、まずはネタ探し。突発的な事件を除けば、プレスリリースから選んだり、自分の足で探す。タバココミュニケーションから取材なんていう話もいまだによくある。 例えばプロスポーツの取材でも、いろんな切り口がある。単純な試合結果から選手の生い立ち、記録達成したときには過去のデータを洗い出す。 そして書いた

ものごとのバランス感覚

大学生のころ「バランス感覚」というのをスゴイ大切にしていた。 物事には2つ以上の側面がある。例えば今書きながら飲んでいるレモンサワー。 レモンサワーは美味い。毎日飲みたいぐらいだ。でも飲み過ぎちゃうと病気になる。いい塩梅を探らないといけない。1日1缶とかね。 ちょっと例がくだらないので真面目に書くと、例えば自然災害。 「災害が頻発するような地域に住むなんてあり得ない」と自然災害が少ない地域に住む人は思うかもしれない。けれど、実際に住んでいる人はそこに生業があるし、先祖

アイドルと恋愛禁止

 高校から大学にかけてドハマりしていた乃木坂46の齋藤飛鳥さんが年内で卒業する。先に卒業していった白石麻衣さんとか西野七瀬さんたちお姉さんの妹的な立ち位置だったのが、いまやグループのトップ。  YoutubeにラストシングルのMVがアップされていたので見てみたら、なんとも儚い。アイドルとしての齋藤さんを見られるのはラストなのだ。  「ああ、俺も歳を取ったな」と思いながら、成長してちゃんと自分で区切りを付けて卒業する、というのはなんとも儚い。  一方で、他の坂道系グループ

W杯が盛り上がらない

カタールで開幕したサッカーワールドカップ。開会式をちょっと見たけれど、金のかけようがスゴイ。 「モーガン・フリーマンじゃね?」と思った人は案の定モーガン・フリーマンだった。 BTSの人と地元歌手のコラボはどこか異世界交流な感じがしたし、天然ガスマネーで超絶お金持ちの方々の笑顔は優しい。ゲラゲラ笑うというより微笑みなのだ。あんな笑い方をしてみたい。 東京五輪の時もそうだったけど、開会前に「盛り上がっていない」という論調がSNSやら何やらで浮かび上がってくる。 何を持って

うちの家族の価値観

 昨日は父方の祖母のお通夜だった。  昔から親戚付き合いに積極的ではない家庭だったので、親戚と会うのも10年以上振りだった。100歳を間近にして祖母は亡くなったが、あまり思い入れが無いというか、涙が出るほどではなかった。  久しぶりに会う親戚はもちろん老け込んでいたけれど、10年以上経ってもやっぱり覚えているもので、「このおじさんは酒飲みだったなあ」とか、「このおばさんは気が強くてうちの母親とはあまり気が合ってなかったな」なんて思い出したりしていた。  祖母は子宝に恵ま