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イイトシをして初留学。と言っても、ほんの半年。デンマークのフォルケホイスコーレで学びま…

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イイトシをして初留学。と言っても、ほんの半年。デンマークのフォルケホイスコーレで学びます。帽子が私に自信と勇気をくれました。有澤和歌子のデンマーク日記。

マガジン

  • THINKING CLASSROOMSー考える教室ー始動

    北米で広がり始めている最高の学び方、それがTHINKING CLASSROOMSだ。私がデンマークで驚いた「算数のドリルを複数人で行う」ことを日常に、そして、3人グループで立ったまま学びことがさらに子どもたちが「考えながら学こと」を後押ししている。実はその行為は教室の心理的安全性を高めるだけでなく、子どもたちの「学びたい」を大きく後押しし、学校生活の中に対話を取り入れることで、人生を生き易くしているのだ。リリヤドール先生はそこまで気づいていらっしゃるかはわからないが、私はそれを確信してこのプロジェクトを始めることにした。THINKING CLASSROOMSが学校で広がっていく過程もこちらでご覧くださいませ。そしてぜひご一緒に実行者になりましょう。

  • 私も日本の教育・学びに関わらせてください

    日本の教育や思い、気がついたことを綴ります

  • インターナショナルスクールを全ての都道府県に創りたい

  • 「日本のアタリマエを変える学校たち」出版の経緯・その後

    2024年7月12日は二冊目の書籍書籍出版となる。プロデューサーもコンサルもいないし、自費出版でもない。普通の人が書籍出版することになった経緯やその後をここに書いてみる。出版は「本を手に取った人が小さな行動をして社会がほんの少し変わること」につながる。そうなるかどうか、もみていきたい。

  • 久々のカンボジアとキリロム

    2022年、久々のカンボジア出張へ。コロナ対策は国によって異なるからどうなってるかな、と。気づいたことをメモしていきます。

最近の記事

「答えのない教室-Building Thinking Classrooms-」の出版後と「世界で広がっているのに日本では広がらないもの」

3日ほど前に梅木さんと久々のミーティングを行った。「答えのない教室(新評論)」が発売されて3ヶ月が過ぎた。大きな動きがあるかと言えば、私の周りでは起こっていない。というよりも他の国では色々進展しているのに、日本では足踏み状態だ。そして翻訳出版はなかなか進まない。 こんな話をしていたのです。「答えのない教室」による手法での学びで子供たちが得られるものは、大きくは次の3点。 1.論理的な思考のくせ  →考えることから始まる  →だからクリティカルシンキングもできるようになる

    • 石丸伸二様-東京に公立インターナショナルスクール(高校)の設立を検討ください。

      今日は市ヶ谷の石丸さんの選挙事務所に提案書(紙)を持って行きました。ネット戦略をされているので、こちらの方が届くかもとnoteにも書いています。 東京の普通の家庭の子どもたちにチャンスができれば、地方に続くに違いない! ーーーーーーーー 提案書 日付: 2024年7月1日 宛先: 石丸伸二様 件名: 東京に公立インターナショナルスクール(高校)の検討 初めまして。有澤和歌子と申します。 私は日本全国に公立のインターナショナルスクール(高校)を設立したいと考えており、

      • 出版応援パーティを開催していただくことになりました。さぬき7/15月祝&東京7/23金

        ー地方発、世界へ。地域の子どもたちの国際化を育む大人たちの物語ー 7/12発売の「日本のアタリマエを変える学校たち」のなかにある さぬきぴあラーニングハブ さんが出版応援イベントを開催してくださいます。書籍販売がセットになったチケットになっています。ぜひご参加ください。パネルディスカッションを行います。応援の順送り、嬉しいです!頑張ります。

        • 「日本のアタリマエを変える」大人たちの育成が急務!?

          今からプノンペンに移動する。日本人経営のブティックホテルに宿泊し、今日明日で数件の訪問をしてから明日の晩帰国の途につく。 今回分かったことは、世界中の子ども・若者が「英語くらいは話せる」方向に、アタリマエに向かっていること。 そして、日本を出て世界中に生息(?!)する日本人たちが、自分が自国より生きやすい場所に移って生きているのだが、それをなかなか日本の人に伝える機会がないこと。そんな方々に伝えてもらわないと日本は変われないことを強く確信した。 さて、どうする? 私に

        「答えのない教室-Building Thinking Classrooms-」の出版後と「世界で広がっているのに日本では広がらないもの」

        マガジン

        • THINKING CLASSROOMSー考える教室ー始動
          12本
        • 私も日本の教育・学びに関わらせてください
          113本
        • インターナショナルスクールを全ての都道府県に創りたい
          36本
        • 「日本のアタリマエを変える学校たち」出版の経緯・その後
          12本
        • 久々のカンボジアとキリロム
          13本
        • 子育てを振り返ってみようっか?
          7本

        記事

          出版応援インスタライブ、はじめます!

          「日本のアタリマエを変える学校たち」(新評論)の発売を後押しするために、表紙のイラストを書いてくれているジャックが応援インスタライブをやってくれます。本当に嬉しい。 ということで、本日2024年6月7日(金)、インスタライブやります。 実は私はインスタライブで話すのは初めてで、きちんと接続できるかがちょっと不安です。しかもカンボジアから。実は、「初めてで不安だから、一回練習したい!」ということで、Vol.0ができました。この後Vol.5まで続くのですが、自分で話す内容を整

          出版応援インスタライブ、はじめます!

          Vol.5 何のために学校に行くのか

          こちら最終章の予定です。「日本のアタリマエを変える学校たち」(新評論)をあと1ヶ月後に控え、自分にできることをしようとアタフタしている。出版社のページには「言葉も社会も文化も異なる土地に生まれ育った者どうしがつどうインターナショナルスクールは学びの宝庫! 学校観を変える1冊」と書かれている。本当にそうだ。さすが編集者の方は言葉の選び方が違う。 (写真は息子の高校卒業の謝恩会である。最初は誰かわからなかった。楽しそうだから良い!) 何のために学校に行くのか 「学校は行くのが

          Vol.5 何のために学校に行くのか

          Vol.4 インターナショナルスクールってなんだ?

          まさか我が子がインターナショナルスクールに行くことになるとは思っても見なかった。そして「日本のアタリマエを変える学校たち」(新評論)を書くことになるとも思わなかった。書店に並ぶ書籍は有名な人が書くものだと思っていた。しかし、よく考えたら、有名じゃない人の方が著者には多いかもしれない。そもそも有名の定義はなんだろう? 英語で教えたらインターナショナルスクールなの? 「日本の全都道府県に公立のインターナショナルスクールを作りたい」とさまざまなところで言っていると、ちょくちょく

          Vol.4 インターナショナルスクールってなんだ?

          Vol.3 学校とは

          今、カンボジアのレストランでPCに向かっている。私が「日本のアタリマエを変える学校たち」(新評論)を書くきっかけにもなった場所でもある。 このキリロム国立公園の中に ココナッツスクール というNPOが運営する小学校がある。「学校に行けない近隣の子どもたち」の学習サポートをする団体で、ゴミをはじめとした不要なものを学校に持っていくことが授業料となる。しかし、公立学校よりココナッツスクールの方が教育内容が良いという理由でここに子どもを連れていく家庭も増えていると聞いた。昨日の朝

          Vol.3 学校とは

          Vol.2 日本と諸外国間に教育格差はあるのか?

          「日本のアタリマエを変える学校たち」(新評論)が発売となる。2024年7月12日だ。あとひと月ほどとなる。私が本を書いた理由は、前章で書いたが、とにかく多くの方に知ってもらわないといけないため、前哨戦の意味でnoteを書いている。(特に戦うつもりではないのだが) さて、日本と諸外国間に教育格差はあるのか、というのが今回のタイトルだ。諸外国、という表現はよろしくない。G7やG20といった先進諸国間での比較が良いかもしれない。が、詳細な教育格差比較をここでするつもりはない。「O

          Vol.2 日本と諸外国間に教育格差はあるのか?

          Vol.1 教育格差は情報格差からも(日本)

          「日本のアタリマエを変える学校たち」(新評論) 出版は2024年7月12日。それに先立って、書籍の内容を書くことにした背景などをこのマガジンでは書いていきたい。 最初に断っておくことがある。日本の教育格差についてはいろんなところで言われているが、私は、国際化やグローバルな視野の育成について言及したい。 Vol.1 国際的視野に関する教育格差(日本) 教育格差はこれまで保護者の経済状況に寄与すると言われてきた。私もそう思う。これまでは「日本にいながらの学びの格差」について

          Vol.1 教育格差は情報格差からも(日本)

          Vol.0 日本の教育は「自分の幸せ」のため、、、か?

          「日本のアタリマエを変える学校たち」(新評論)が2024/7/12に出版される。インスタライブをするにあたり、発信内容を整理しようと思い、noteに書き留めることにした。なぜなら情報のROI最大化を図りたいからだ。が、書籍の内容についてはあまり触れない。でないと、出版社に申し訳ないからだ。 日本の教育は「自分の幸せ」のため?ー自分の子どもだけが幸せになれる世界はない 私は39歳で出産した。なので、息子とはほぼ40歳違いとなる。にもかかわらず、公立の小学校も中学校も40年前

          Vol.0 日本の教育は「自分の幸せ」のため、、、か?

          今の学校の何が課題か、を考えてみた。

          なぜ出版が必要だったか?、それに「気づいている人」があまりにも少なかったから 「日本のアタリマエを変える学校たち」(新評論)が2024年7月12日に発売となる。 それに先立って、あるいは合わせて、インスタライブや出版記念パーティをやってくださる友人・知人もあり、サポートしてくださる方や当日来てくださる方のためにも、自分の持っているものを整理して、「私のROI最大化」を目指したい。 日本人1000人に「富士山を知っていますか?」と聞けば「知っています」と答えが返ってくる

          今の学校の何が課題か、を考えてみた。

          知ったことを、自分に留めるのは勿体無い。行動の費用対効果とは?

          日本人はアウトプットの癖がない、のは勿体無い、と知らないから 「答えのない教室」(新評論)を執筆するにあたって、自分の人件費を除けば、バンクーバー出張40万円と日本国内を授業して回っての2万円ほどだろう。日本国内の授業は交通費を出していただけたところが多かったので、本当に助かった。では、今回の書籍についてはどのくらいの費用がかかったかを考えてみると、20万円程度だろうか。横須賀を除けば取材は全て車移動だった。一人で運転してのガソリン・高速道路・フェリー・宿泊・食事程度だ。時

          知ったことを、自分に留めるのは勿体無い。行動の費用対効果とは?

          「自分にはコレしかできない」が始まり、54歳のトランスフォーマー誕生!?

          54歳のトランスフォーマー 私の歴史を語っても仕方がない。が、誰かの参考になることがあるとするなら一つある。それは54歳のトランスフォームだ。それまでは自分(と家族)がそこそこ幸せに生きていければ良いと思っていた。だから、全ての行動の基準は「自分(たち)のそこそこの幸せ」であった。 長らくIT(通信?)系大企業で働き、そのあとは上場前後のITベンチャーで働くという機会に恵まれた。その頃は自分はとても運の良い人だと思っていた。だって、「そこそこの幸せ」の中にいつもいられた

          「自分にはコレしかできない」が始まり、54歳のトランスフォーマー誕生!?

          なぜ公立のインターナショナルスクールが日本にはないの?

          今はカンボジア・キリロム国立公園のリゾートにいる。今朝のレストランではみんなフランス語を話していた。しかし、一見したところはいろんな国の顔をした人たちで、不思議だった。ヨーロピアン風、日本人風、東南アジア風、インド風、アフリカ風、、、 本日は「公立のインターナショナルスクールがなぜないのか」について書いてみたい。しかし、まだない。 インターナショナルスクールという名称はもう古い、時代にそぐわない そんな話を聞いたことがある人は少ないかもしれない。私にはたくさんの日本国外に

          なぜ公立のインターナショナルスクールが日本にはないの?

          シンガポールの公教育、国民には無料だが外国人は高くても行きたい。

          日本だけに長くいると、公教育は0円だから、何だかタダみたいに見てきた部分があるのではないかと思います。理屈としては土地・建物・スポーツファシリティ等の取得・建設・維持費用はもちろん、職員の給料や諸経費などさまざまなお金がかかっているので0円ではないことはもちろんわかっています。 こちら、シンガポールの現地校(公立学校)の月額料金表である。シンガポール国民、PR保有者、ASEANの外国人、非ASEANの外国人と分かれている。 シンガポール人:0円/月 PR保有の外国人:28

          シンガポールの公教育、国民には無料だが外国人は高くても行きたい。