大人になることはきっと楽しい!!~自分(の心)と本気で向き合う、大学生活の過ごし方~
大阪経済大学の情報社会学部には「情報と職業」という科目があります。
このたび、この科目を担当する草薙信照教授から講義依頼をいただく機会がありましたので、教授との対談も交えながら講演収録(授業はオンデマンド配信)をさせていただきました。
257名の受講学生の皆さまにワクワーク(ワクワク働く人たち)を伝えることで、自分の就職活動の軸をみつけてほしい。そんな想いでメッセージをお送りしました。
講義終了後に寄せられた感想件数(テーマ別)
・成功と幸せ/62名
・大学生活の過ごし方(本気・挑戦)/115名
・働くことの意義/12名
・原理原則(変えることができないもの、できるもの)/41名
・自己分析(エンゲージメントカード)/17名
・質問、その他/10名
成功と幸せ:「成功」=「幸せ」か
人は成功すると幸せになれるのでしょうか。
「成功」とは富や名声や地位といった外的基準が物差しになっているので、定量的な視点で他人から判断されることが多いでしょう。
成功者になって幸せになるために、高収入を得て、社会的に成功しなければならないと、大切な何かを犠牲にしてまで、必死に努力している人も多くいるかもしれません。
しかし、最近は「幸せであることが成功につながる」という考え方が支持されています。
自分が本当に好きなこと、やっていて幸せだと思うことをやり抜いて、その結果、成果をあげている人が世の中の成功者となってきているからです。
「幸せ」は心が満ち足りているといった内的基準が物差しになっているので、定性的な視点から自分の心でしか量れないのです。
大学生活の過ごし方:何かに本気で取り組み、失敗を恐れず果敢にチャレンジしてほしい
就職活動を進めるうえで「ガクチカ」(学生時代に力を入れたこと)を面接などで上手にPRすることが求められると思います。
故に「就活のために大学生活をどう過ごすか」「就活に有利なことは何か」という思考になっていないでしょうか。
大切なことは「自分が本気でやりたい!」と思うことに全力を注ぐことです。スポーツでも、アルバイトでも、ボランティアでも、ゲームでも何でも構いません。自分が一生懸命に打ち込めることであれば、もし壁にぶち当たることがあったとしても、その壁を乗り越えようと努力し続けることができるはずです。そして、その壁を乗り越えた先に学びや経験、成功や失敗のプロセスがあり、その振り返りから得られるものが誰にも奪われることのない財産となるのです。
働くことの意義:働くことはパーパス(存在意義)を高めること
学生からいただいた感想のなかに、「今まではお金をもらうために働かなければならない」というネガティブな捉え方をしていたけれど、「働くことは自分の知恵をお客様に提供し、それによりお客様から感謝される。そのうえ給料ももらえる幸せなこと」と捉えることできた。とありました。
まさしく、「幸せであることが成功につながる」という中核になるものだと思います。
働くことで自己成長ができること、自己成長を通してお客様や社会に貢献できること、自分の人生(心)を豊かにするために働くことができたら、パーパスは高まっていくのではないでしょうか。
原理原則:変えることができないものは他人と過去。
変えることができるものは自分と未来。
「Life is a series of choices(人生は選択の連続である)」この言葉はシェイクスピアの名言として有名な一文です。
人は自分で選択して生き方を決めることができます。
「現在」は「過去」の決断であるならば、「未来」は「現在」の決断で作られます。過去は変えられないけれど、未来を変えることはできる。そのために、今を、どう過ごすか。
この講義のなかで、多くの学生の皆さまが「本気」で何かに取り組みたい!と強く思っていただけたのは、自分で変えられる未来を思い描くことができたからではないでしょうか。
学生だからこそ、学べること、
ビジネスパーソンとして活躍していくために、学ぶこと。
友人や恋人、家族、趣味から学ぶこと。
どのライフステージ、ライフシーンにおいても学びの姿勢がある限り、
人は成長できます。
対談のなかで、教授が「情報」で大切なのは「人と人とのつながり」とおっしゃっていました。
現代の生活において、私たちはインターネット環境を通じて自分の意のままにあらゆる情報にアクセスすることができるようになりましたが、やはり、自分で直接得た経験や人と人とのつながりを大切にしながら学んだことに意味を成すのでしょう。
学び続けるから、大人になっても人生は面白いのです!!
「明日、死ぬかのように生きろ。永遠に生きるがごとく学べ。」
自己分析:特に大切と考えるエンゲージメントカード(価値観)を選ぶ
就職活動をされている皆さまはとくに、自己分析の大切さを求められることが多くあると思います。
自己分析をする方法(手段)は多種多様にありますが、大切なのは過去の経験やエピソードから振り返るwhy?です。
エンゲージメントカードは自分自身との対話を通して、その価値観を選んだ背景や解釈、考え方を誰もが言語化することができるツールです。
皆さまにそのような気づきを得ていただくために、講義後の提出課題として、エンゲージメントカードオンライン版「1人プレイ」で自己内省をしていただきました。
【エンゲージメントカードについての感想】
・就活をしているうちに、どんどんわからなくなり軸がぶれているところでした。しかし、講義を受けて、自分で自分を知ることの大切さ、そしてそれが自己肯定感に繋がるということを感じました。エンゲージメントカードによって、自分が働くうえで何を大切にしたいかをあらためて実感することができました。
・自己分析をしなくてはと思いつつも、自身がどのような人間なのか分からず、よく思い込んでしまいます。エンゲージメントのような、自分はどういった人間なのか分かるのはとても面白いと思いました。
今度友人と比較してみようと思います。
・エンゲージメントカードで自己分析できたのが正直驚きでした。自分の心が改めてわかった気がします。
【講義終了後の課題「1人プレイ」で多く選ばれた価値観】
※一人当たり3枚まで選択していただきました。
・心地よさ 56名
・コミュニケーション 44名
・行動 41名
・向上心 36名
・挑戦 34名
・努力 29名
・礼儀礼節 28名
「エンゲージメントカード」オンライン版が登場!
「1人プレイ」を無料で体験いただけます。是非一度お試しください!
https://engagement-card.com/