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妹(彼氏持ちJK)の恋愛相談を兄(25歳独身男性)が勝手にしてみた(妄想)#狂気

いつからだろう、「お兄ちゃん」が「おい」「お前」に変わったのは。
タイトルにもある通り、このコラムでは妹が持つ恋愛のお悩みを兄が勝手にでっち上げて解決する、そういったお話になっています。
読者の皆様にはぜひ、この狂気を感じ、また何か学びを得て、日々の生活に役立ててほしい、そんな風に思っています。

早速ですが妹が考えているであろう大きな恋愛の悩みを2つに分けてみました。

① この人とずっと付き合っていていいのだろうか

シンデレラ問題

曲がりなりにも私にも高校時代にはれっきとした彼女が存在しました。今でこそ気難しい恋愛拗らせマシンへと変身を遂げていますが、甘酸っぱい青春を謳歌する日々をちゃんとくぐり抜けています。妹はこの青春真っ只中の身であります。冷ややかな視線を送る周囲に目配せする余裕などないのです。妹は昔から、兄がそっと手を差し伸べないと何もできなかったのであります。

楽しかった日々もあるときにふと思うのです。
「この人が運命の人なのか?」

そう。これは誰しもが人生で通る道。人はこれを「シンデレラ問題」と呼びます。恋人の存在が自分の将来にとって枷となっていないか、可能性を狭めるものになっていないか、という問題です。
自分もまあこの問題にぶち当たってきた身でありまして、これを解決する方法が1つだけあると信じています。

運命の人などいない

日本人だけで1億人、男女で分けても5000万人ずつ。今は少子高齢化もあって交際可能性のある異性の若者は500万人というところでしょうか。
まあ多いです。500万人と言えば大きめのアリの巣のアリの数に匹敵します。妹が女王蟻気質なのはさておき、数百万の蟻の中からある特定の1匹を選ぶ作業は正直めんどくさいです。なので人類はより近くの人と結びつきあうようにプログラムされており、そのような面倒な作業から逃れようとする習性があります。

私が伝えたいのは、この「望んで選んだ人」に対してのアプローチを間違ってはいけないということです。残りの数百万人との機会損失が生まれているわけですので、友達でも恋人でも選んだ人は大事にしよう。逆に大事にされなかったら大事にしなくてもいい、このスタンスこそが学生恋愛で得るべき知識・スキルです。生まれた瞬間から運命の人が決められているのあれば、神様はこんなに近くの限られたコミュニティに運命の人を配置するのでしょうか。たまたま人生の中で出会ってしまった人を大事にする作業こそが恋愛の本質であり、人格者へのステップであると説きます。

② 恥ずかしい

いつもエンタメが教えてくれる

自分の恋愛を振り返ると、私は常にこの感情と共にあります。恋人と映画を見ている時、街中で手をつないでいる時、どんな瞬間も心の奥深くで照れが発生します。私だけでしょうか、恥ずかしさから心にもないことを言ってしまい、恰も通常通りの振る舞いを装う経験がある人は。

最近の韓国ドラマを見ると、なぜあんなにも堂々と恥ずかしげもなく女性にロマンティックをふり撒けられるのか不思議に思います。そして世の女性たちはあのキュンキュンするシーンに憧れ、終には旦那や彼氏にまでそれを求める時代になりました。ある意味、私たち陰キャラ男性は韓国ドラマに淘汰されてしまった人種であるといえるのですが、実はその裏では恥ずかしさを抱える女性が同程度いるのでは、と睨んでいます。

恥ずかしさを抱える人へ

昔、AV男優のしみけんさんが「エロいという感情は恥ずかしさや背徳感からきているものだ」ととある場面で語っていたのを目にしたことがあります。
性欲は人間の三大欲求に含まれているものですし、そのひとつが恥ずかしいという感情からきているものであれば尚更、恥ずかしさはある意味生理現象として捉えていいのではないのでしょうか。恥なんて大人になってからでも山ほどかくわけですので、学生時代の恥なんて、どうってことないのです。

拝啓、妹子へ

そういえば、私は妹のLINEの名前を「妹子」にしています。特に理由はないのですが、おしゃれだなと思っています。ちなみに兄の名前は「兄者」です。

妹へ、近親者から私のような狂気を誇る人物が出てしまいました。妄想するに飽き足らず、このような文体として形に残す恥さらしが誕生してしまった今、あなたは何を想うでしょうか。

聞けば彼氏は野球部だそうですね。私は高校球児があまり好きではない(この話はまたどこかで)ので、あまり応援はできませんが、困ったときにはいつでもご連絡ください。何故なら、たまたま出会ってしまった家族ですので。

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