ダンス作品をダンサーだけのものにしない

皆様こんばんは。
少し空いてしまいました。お元気ですか。

今週末は、私が振り付けをしているダンス作品をお披露目する機会があります。本番日です。

以下、Instagramにも震える手でドキドキしながら投稿させていただきました。(同文です)
せっかくなのでnoteにも今の想いの記録を。

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「ダンス作品をダンサーだけのものにしない」

私が数年前から漠然と考えていたこと。

今回の作品では初挑戦、そして私の念願でもある1つの目標を叶えようとしています。

最近では、ご存知の方が増えてきて嬉しい限りですが、2022年夏頃に【のんびりクラス(初心者クラス)】を開講してもうすぐ2年。

ここで出会ったメンバーをはじめ、普段ダンスとの関わりが薄い子たち、ブランクがある子たち、(ステージ未経験の子たちetc)にも「踊りを通じて自分を表現することの素晴らしさ」を感じてもらいたい！と強く思うようになりました。

もちろん舞台は神聖な場に違いないと思うけれど、その一方で色んな面でダンス界の滞りを私は感じています。ちっぽけな私がどうこうできるなんて全く思っていません。

ただ、シンプルに、自分の周りにいる大切な人たちには「歴とか年齢とか性別とかジャンルとか」色んなボーダーを越えて、「ただただ今ここに生きてる！」という喜びを全身で感じてほしい。

そんな瞬間が1人でも多くの人に(本当は全世界の人に)あったらいいなぁと。

普段の、のんびりクラスでも開講している理由の1つに、「ダンスはしてみたいけど、スタジオに行くのにはハードルが高いし家でYouTubeやオンライン、動画を見て踊るのも難しい、中間層に向けた居場所作り」というのがあります。

すでにダンス好きな人とか、自分でスタジオ通える人はきっと自分の「すき」がもうわかっていて、かつ行動できる人だと思うんです。だけど、そこに行くまでの1歩って意外と遠いなって。(たまたま私がコネクターになれるのがダンスだっただけで、ダンス以外でもそうかなって思います)


現在の社会は色んな情報が交差して、どんどん使い捨てされて、消耗されてくのが当たり前。(たまに巻き込まれすぎて疲れちゃう。)

ダンス界にも色んな考え方があったり、作品の魅せ方や見方がより細かくなったり(もちろん良いこともたくさんあるが)、個人的には踊りも伝え方も"技術が高くても当たり前"、"こだわりを追求しなければ"...みたいな"工夫しないと観てもらえない"みたいな風当たりを感じています。(良い悪いではなく。)

そんな中、私にとって今回の作品を創るのはとても勇気が必要なことでした。けれど、今回集まってくれた16人のメンバー、そしめ1から話し合ってメンバー全員分を製作してくださった衣装さん。

みんなのおかげで大切にする部分は大切にしつつ、シンプルに、真っ直ぐ、手を取り合って突き進む作品になっております。

初めて舞台に立つ子、久しぶりに人前に立つ子、私の近くにいてくれる子。

それぞれのペースでも、ちゃんと本番にお客様と時間を共有し、心を繋ぐ準備もしっかりしていると、私の目には映ってます。


多くのイベント、多くの作品が溢れてる中で"観覧"という選択をすることは足が重くなってしまうこともあるかもしれません。(正直なところ私はわりとあります)


作品内容にも少し触れてしまいますが、(政治的にも)今の世の中、私たちがひとつにならないと、何かしら行動をしないと、本当にこの先・未来はないと私は感じています。

すごく長くなってしまっていますが、観てくれる人と私たちも作品を通じて何か心を通わせることができたら嬉しいです。ちっぽけでも、どこかの誰かの、明日を生きるためのパワーになるように、最後まで誠実に過ごしていきます。


今からでもまだお席のご予約間に合います🎫

もし心と身体のタイミングがあえば
ぜひInstagramのdmからでも、ご連絡お待ちしております🙂🧡🌏

いつか恥ずかしくなって消しちゃうかもですが、今は未来の自分のためにも残しておきたい。

いつだって私は私ができることを。

ここまで読んでくれた方ありがとうございます🌈

たまには本業のお話でした。
今宵も良き夢を。
おやすみなさい。

わこのひとりごとでは、ひとりでも
多くの人の心の空が晴れやかになることを
目標にして頑張っております。
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