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ワキマル・ジュンイチ blog

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作曲家・ピアニストであるワキマル・ジュンイチのブログです。
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2019年5月の記事一覧

新しい音楽が流れる

新しい音楽が流れる

何も音が記されていない五線譜

そこにいくつもの音符を書き込んでいく

途中で何となく

何だかしっくり来ないな

そう思うときがある

そもそも根本から違うかも

そう思ってリセットしようかと考えるときがある

それまで信じていた何かが自分の足元から崩れ落ちていくようで

心も次第に固くなって閉じていく

たとえばそんなとき

手を動かして音の配置を少し変えてみる

ひとつの音を縦に

あるいは

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Light

ワキマル・ジュンイチ

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本日作曲したピアノ用の楽曲です。ピアノ音源はSynthogy Ivory IIです。

熊野古道を歩く(3日目)

熊野古道を歩く(3日目)

 2日目の宿は紀伊勝浦駅から近い港の宿に泊まりました。翌朝は駅から出ている熊野交通のバスに乗りました。
 まず那智駅で降りました。あるお寺に行きたかったからです。この日の目的は神社とお寺が隣り合っている場所に行くことです。その一つが補陀洛山寺[ふだらくさんじ]と熊野三所大神社[くまのさんしょおおみわしゃ]です。

 まず、熊野三所大神社から入りました。上の画像の奥に神社があります。九十九王子のひと

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KUMANO 20190523

ワキマル・ジュンイチ

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熊野古道などで録った音とシンセなどと組み合わせたアンビエント作品です。

熊野古道を歩く(2日目)

熊野古道を歩く(2日目)

  熊野古道近くにはいくつか温泉がありますが、今回は川湯温泉にある宿に泊まりました。目の前に流れる大塔川(おおとうがわ)には温泉場もあり、外国の方々が水着を着て入っていました。掘ると簡単に温泉が出る地帯だそうでして、流れる川の水に触れると暖かく感じました。
ここには鴨が1匹いまして、どうやらこの川岸に住んでいるようです。夕食を終えてから暗い中(と言ってもまだ19時過ぎ)、川や森の音を録音するべく歩

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熊野古道を歩く(1日目)

熊野古道を歩く(1日目)

土地が人を作る。風土の影響というのはそこに住む人々の考え方・宗教観にとても影響を与えるようです。
先日、あらゆるものを受け入れ同一化する土地、そこ懐の深さが際立つ熊野の地に行って参りました。

訪れるのは初めてだったので、行きたいところは沢山あれど、今回は熊野三山(熊野本宮大社[くまのほんぐうたいしゃ]、熊野速玉大社[くまのはやたまたいしゃ]、熊野那智大社[くまのなちたいしゃ])に行くことと、

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使う指の数と思考力 & 勝手にシンクロ二シティ

使う指の数と思考力 & 勝手にシンクロ二シティ

 今の時代、人は2本、下手すると1本ぐらいしか指を使わなくなったなあ、なんてことをふと考えました。スマホを使うようになってからの話ですね。
 もちろん実際は、例えばオフィス・ワークなどで指5本(×2)を使いキーボードを打つわけですが、生活では親指と人差し指の2本あれば、まあ暇つぶしはできるわけです(まあ、ゲームでは6本くらい普通に使います、という考えも浮かびますが、それはさて置きます)。

 何で

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がらにもなく

がらにもなく

がらにもなく、山登りをしてふくらはぎがいまだに痛いという状態でごわすw
GWはBone music展やクリムト展に行きましたが、そのことはまたゆっくり書きたいと思います。しかし、グスタフという名前なのに、ウィーン分離派を名乗っていたというのに、クリムトとオーストリアがどうにも自分の中で結びつかないです。ベートーヴェンの名前を冠した作品もあるのに。なぜでしょうね。

本日は即興演奏をアップしましたの

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Piano 190507

ワキマル・ジュンイチ

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2019年5月7日の鍵盤による即興演奏です。