見出し画像

野生のクマとモーテル③ロードトリップ(A happy little Road trip in BC )

今回は5泊6日で行ってきたロードトリップ、カナディアンロッキーの旅をご紹介しています。ツアーじゃない個人が気軽に行くカナディアンロッキーの参考になれば嬉しいです。

今回のロードトリップ1日目はバンクーバーからとにかく走る!

移動距離600㎞まで北上しました。なぜなら、2日目にカナダのゴールドラッシュ時代に栄えた町バーカービルに行くため。

2日目にバーカービルで数時間遊んだ後、カナディアンロッキーの小じゃれた観光地ジャスパーの一歩手前の田舎町、Mcbride 400km先を目指します。


まだ6月ということもあってか、どこを走ってもほとんど他の車と出会うこともないカナダの田舎の1本道ですが、途中3か所で計5頭のクマと1匹のコヨーテに遭遇しました。

野生動物もしっかり森に暮しているんですね。
人間は勝手にワイルドライフツアーなんて作って野生動物を見ようとするけど、ただクマは普通に生きてるだけ。野生動物を見るのはタダですからね。
人間の好奇心と商魂は逞しい。

なかなかかわいいクマさん達ですが、絶対に車から投げるようしてでも食べ物をあげないでくださいね。そのクマは人間を襲うようになるかもしれませんから。野生のルールを守りましょう。

Macbride に着いたのが午後の8時。ジャスパーまで行くならもう150㎞走らなければいけないので、手前の田舎町Macbrideのモーテルに宿泊することに。こちらのモーテルのスタッフはオール・インド系。
と言ってもいたのは2人。翌日は1人。

モーテルは2階建てのアパートのような外観と大きな看板。モーテルは初めて。部屋の内装はリノベーションされてるけど、リノベーションされていない部分に残る古さを見るとなんか清潔感が不安です。

念のため、部屋に入ったら各自ベッドバグ(南京虫)・チェック!
失礼しました。大丈夫でした。

前日の宿泊が狭い部屋でよく眠れなかったので、今回は部屋を追加料金でアップデイトしたんですが、10畳ぐらいの2ベッドルームに20畳はある1ベットスペース付の広いリビングルーム、バス・キッチン付きのかなり広さのあるスィートでした。まさにひろめの2ベットルームアパート。
3人それぞれ違う部屋で寝ることができ、熟睡できました。
広さがあるとやっぱり快適です。ラッキー!

翌朝、朝食を食べにダイニングルームに行ったら、小さな会社の従業員休憩室のようなところで、朝食はシンプルかつスーパーの最安値商品を並べたようなものでビックリしました。

曇ったプラスチックの食品ケースに入ったただの食パン、ゆで卵、いつからあるの?と思うようなシリアル、ミニ冷蔵庫にあるヨーグルト、ミルク、サーバーのジュース、コーヒー、やっぱり従業員休憩室っぽい。
$250で3人で泊まって朝食付きって、こんなもん?
相場がよくわかりません。

こうした宿泊は観光地のジャスパーやバンフに入るとグーンと跳ね上がります。
ちなみにわたしのまわりのジャスパー、バンフに行ったカナダ人3人に
「宿泊いくらぐらいした?高ったでしょう?」と聞いたら、
「ホテルは高いから、泊まってない。」と言われました。
そうなんです。3人ともホテルを使ってませんでした。
みんなトレーラーやバンでキャンプサイトで泊まってました。
さすがカナダ人、キャンプはとっても身近です。

雪山を見ながら朝食。景色は良い!
お店もないし、町だけど町らしきものがない。

まわりで空いてるのはコンビニ付きのガソリンスタンドぐらいなので、宿泊して、落着いてコーヒーとヨーグルトと卵だけ食べれたので私はOKです。
最低限必要なものは一応揃ってるのがいいですね。

オシャレでちょっとリッチな旅がお好みの方にはおススメしない今回のモーテルですが、外の景色は悪くないし、インド系のスタッフも控えめながら親切でした。ロードトリップで田舎の町にやって来た気分がしますよ。

朝食を食べたら、さっそく人気の定番観光地ジャスパーに向かいます。

       窓を開けていたら風の音がうるさいです。


白い頂の山々が見えてきて、いよいよカナディアンロッキー、ジャスパーが近づいていくのを感じます。

この辺りから公園、トレイル、View point が出てきます。
ジャスパーまであと少し





サポート大歓迎!あなたからのコーヒー一杯分のサポートが、未だ悪戦苦闘中のカナダ生活の楽しさと苦悩?の発信の励みになります。😊