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川にサーモンを見に行く

英語力ゼロから始めたカナダ生活も10年目のWakei です。

カナダはもうすっかり秋、オレンジ、黄色、緑、茶色、赤の葉っぱの大きな木が道路に面して並んでいたり、家の前庭、畑のど真ん中にあってとってもキレイです。すっかり茶色・オレンジベースの秋色になってきました。

先週の週末は、カナダはサンクスギビングデー(Thanks giving day)でした。収穫に感謝する日、家族が集まる日で3連休。サンクスギビングディナーを楽しんだ家庭も多かったことでしょう。

私は忙しさに紛れて、すっかり忘れていましたが、せっかくの3連休でなので、私も川にサーモンを見に行くことにしました。

バンクーバー島にはサーモンが帰ってくる川が大小結構あります。その中にはサーモンの研究、保全のための国の試験場, 孵化場を併設している川もあります。私が行ったのは国の孵化場がある川の一つです。

国の施設があると言っても一部の範囲や施設以外は、市民の森の散歩コースとして親しまれています。このサンクスギビングデーの連休も多くの人が散歩や釣りに来ていました。

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釣りを楽しんでいる皆さん。

カナダでは、釣りをしたり、潮干狩りには必ず、ライセンスが必要です。釣りも海用、河川・湖用と分かれていて、釣ったり、取ったりしてもいい大きさ、種類、個数、時期や場所など細かい規制があります。

サケなんてそう簡単に釣れるのかな?と思いましたが、この通り、釣れてますね。

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釣れるもんなんだぁと思ったんですが、よく見たらこんなかんじ。


画像がガビガビですが、バレバレに鮭が良く見えてます。

いっその事、釣るよりも網ですくった方がいいんじゃないかと思うくらいですが、それは禁止事項なのかな。

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↑ 帰ってきた鮭を尊重してください。(川に石を投げたり、犬を川に入れて遊ばせないでください、)ってあるぐらいですから。

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↑ 上のビデオの場所と同じ川ですが、この張り紙のエリアは孵化場で保護しているため釣り禁止区域になってます。

秋の黄金色に映る秋の日差しと落ち葉が流れる川を美しく泳ぐ鮭たちを見ながら、まさに収穫の秋、実りの秋、サンクスギビングの1日を感じました。

おまけ

カナダは環境保護の立場で、個人の釣りに対してさまざまな規制があるだけでなく、町の小さな川にも ↓こんな環境保護を喚起する標識がよくあります。「鮭が帰ってくる川なので、みんなで大切にしましょう」って感じでしょうか。

それだけ、カナダ政府は鮭や豊かな自然の恵みを育む自然を大切にする意識があります。それでも簡単に上手く行かないのが、自然保護、環境保護ですよね。

さて、鮭大好きな日本はどうなんでしょうか?せっかく美しい自然と恵みのある日本、このまま失われていくのを傍観するだけでは勿体ない気がします。

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