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ネット詐欺と非良心的ビジネスにやられました

カナダ生活11年目のWakeiです。

さっき寝てたら日本からのメッセージの着信で目が覚めて寝れなくなったので、とても眠たいんですが書くことにします。

私にも詐欺メッセージ、メールがたまに届きます。
最近、あったのは政府からのお知らせ系。

一つはコロナの4回目のワクチン接種のお知らせメッセージ。
リンクからサイトに入って予定日を予約してください。というもの。
一見、本物の政府系のメッセージですが、URLが怪しいので無視。

二つ目は、税金の還付のお知らせ。カナダの場合、消費税が4か月に1回程度で戻ってくるシステムがあるんですが、それに関するお知らせ。
政府系のサイトらしく、英語とフランス語の表記がされていますが、これもURLが怪しいので無視。

お恥ずかしいですが、政府からの税金の還付のお知らせ系、携帯のテキストメールで以前引っかかりました。外出先からだったので携帯でチェックしてURLの確認できずにリンクで飛んで、フェイクの銀行サイトに個人情報を入力してしまいました。

家に帰ってメールを確認したところ、メールがなくテキストしか来てないことに不審になって確認したら、詐欺メールと気づきました。それにしても銀行サイトは本当によくできていて、私の利用する銀行の形式そのままでした。
慌てて銀行の支店に行ってカード番号を変えてもらうなど手続きをしました。私の銀行の場合、銀行口座番号と銀行カードの番号は違い、私が入力したのは日本の感覚でカード番号だったのが、幸いでした。

詐欺師は私の暗証番号を知っていてもカード番号では私の口座には入れません。ただし、他の情報も知っているので、銀行になりすましで問合せをし、成功したらアウトだったかもしれません。

早くこの詐欺に気づいて銀行に直接行ける時間で対応ができたので、お金を失うことはありませんでしたが、考えるとゾッとする出来事でした。

そして今日は非良心的なビジネスに合いました。

いわゆる訪問ビジネスのぼったくり。
私の住む町では個別訪問型の庭や家のサービスがよくあります。
壁や窓が汚れていたり、庭が荒れていると、こうした業者が訪問してきます。
こうした業者も一概にダメとも言えません。中にはお得に仕事をしてくれる会社もあるし、カナダの場合、庭仕事や外壁や窓、雨どいや屋根の清掃の業者は忙しいと全然連絡が取れなかったり、後日の連絡なかったり、スムーズに予定がつかないことも多いので、渡りに船のケースもあるのです。

私も以前、若いメンバーが訪問してきて外壁の清掃をしてもらって、値段も手ごろで良い印象がありました。

今回もアフリカ系の学生っぽい男子が訪問してきて窓の清掃をする、と言ってきました。人当たりのいい小柄な明るいタイプだったし、道路に向かって大きな窓があり、その汚れとデッキのガラスの汚れも気になっていたので、とりあえず見積もってもらったら、家じゅうの窓の清掃で90分で約4万5千円でした。

一瞬、それでOKしたんだけど、即決はやっぱり危険と感じて、「家じゅうをする必要もないので表だけならいくら?」と聞いたら3万5千円。

「今回はとりあえず、やっぱりいいわ。早急すぎるし、私も調べてから連絡する。」と言っている間にもどんどん他のメンバーが機材を準備しだしました。

そして次に出てきて私に対応したのが、タゥーバリバリの若いガテン系の大男。

その男性が「こうしてももう準備も始めてるのに」とか「後から連絡されても俺は来ない。」ブチ切れられました。こういうタイプの業者はあんまり良くない、と思うんだけど、その男性が「3万でどうだ」と言ってきたのと、
そのゴツイガタイに歯に矯正のブリッジをつけているのを見たら、変な愛着がわいて「だったらやって」と言ってしまいました。

実際に作業をしたのその若い大男ではなく、30代半ばのもう少し気のやさしそうな男性だったですが、30分程度で作業も終わってしまいました。
もっとゴシゴシやってくれると思ったのに、やられた。

30分3万円は高すぎる。少なくとも私には高すぎる。
私がパートで大汗かいて稼ぐ1週間分じゃなの!

後でわかったのは作業した男性は雇われていて金額に関しては全く知らず、あの若い大男がオーナーのようで作業後に挨拶にもこない。作業した男性にキャッシュで渡したので「領収書をください」と言ったら、クシャクシャの領収書と言えるのかとおもえるような「service agreement」を渡されました。やっぱりこの会社は会社の体をなしていません。
ハンディーマンのスモールビジネスはありがちですが。

ぼられた、と思います。
作業をした男性には
「私は低所得者層なんだから(これは本当)これを払うのきついんだよ。」
とボロっと言いました。
作業した彼も私から値段を聞いてびっくりしてたようでした。

これも自己責任だし、確かにいつかは誰かに頼まなければいけなかった窓の掃除ですが高くつきました。でもこうしたきっかけにやっておかないと、いつまで経ってもできないのも確か。

高くついたけど勉強代だと思って諦めます。
このNoteに書けたので少しスッキリしました。

※ちなみに英語で 「詐欺」は   fraud/scam
       「ぼったくり」は  Rip-off/ overcharge 
                          
 Never click on a link in a suspicious email!
  Be careful because there are companies that are complete rip-offs



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