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多面的な実像と、伝わり方

起こっている出来事を前向きに捉える人と、後ろ向きに捉える人がいる。実際、起こっていることは、どっちでも表現できるというのが事実。けど、

ポジティブな人って、だいたい常にポジティブな反応だし
ネガティブな人は常にネガティブにしか言わない

多分癖になっているからなんだろうけど、ついつい反射的な回答・反応してしまう。なぜかと思ったときに、対面の会話って、質問とかされたときに、数秒で返事しないといけないという制限があるからかもしれない。

つまり、いろいろ考える余裕がない。

よく飲みの席の会話だと、対面で二時間ぐらい幾つかの話題で盛り上がったときに、会話が重層的に結果なるため、「ああ、この人の考えって普段は、ネガティブ一辺倒だけど、こんなことも考えているんだ」とか引き出せたりするわけで。

本来の人間像は多面的だけど、普段は「この人はポジティブ」「この人は引っ込み系」とか、わかりやすいキャラクターで接したほうが、会話のストレスがないため、人間楽する方向に向いてしまうのかもしれない。

けど、表面的だけな会話ばかりは、ちょっとつらい。

どこかの記事で、表面的な関係は「仲間」で、内面的な関係は「友人」。「友人」は何人かいないと、疲れちゃうぞ。という話があったけど、たしかに多面的なリアルな自分とコミュニケーション取れる人が、いなさすぎると、実際疲れてしまうのかも。

逆に「友人」関係であったとしても、内面を出せない人は、実は「仲間」はいても「友人」がいないということか。それはなんだか悲しいし、できればそういう人も本当の自分を隠さず出せるタイミングがあればいいのにね。

この内面の出し具合って、本当に人それぞれ。

けど自分はnoteの場で結構、思った内面をこのように開けっぴろげに書いている。思うに、年をとると、恥ずかしいブレーキが徐々に外れて、内面が見えやすくなるのかもしれない。

そう考えると、平均年齢が上がったこの国で、恥ずかしい内面を晒してる残念な風景が多発する今の状態は、ある意味老成する日本を表す縮図なのかもしれないですね。

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