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『和華』(日中文化交流誌)
2020年4月20日 18:18
▲兼六園(金沢市)の象徴である琴柱(ことじ)燈籠。(写真:牧野貞之)燈籠燈籠は本来仏に灯明を献ずるためのもので、古代の朝鮮半島経由で中国から日本に伝わった。古くは木製もあったが、その後石燈籠が主流となった。韓国の寺院には、新羅時代の優れた石燈籠がいまも保存されている。▲韓国国立慶州博物館の新羅時代の石灯籠▲韓国慶州仏国寺の多宝塔。古代の朝鮮半島では石造美術が発展した(写真:田中
2020年4月13日 17:16
(構成・文:田中昭三)箱松日本庭園では石は自然の形のまま使うが、庭木は植栽としてほとんど手を加える。高松市の栗林公園にある「箱松」は枝が下に向かい、苑路の松が箱状になっている。これは江戸時代の景観が変わらないように、 松を一定の高さに保ち続けるよう勇定したためだ。箱松を下から見上げると、曲がりくねった枝が複雑に入り混じり、まるで抽象絵画を見ているようだ。栗林公園の一角に、 自然の岩盤が岸