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【わかばルームのすきま教材・構音】文のれんしゅう「ひゃひひゅひょ」

どうも、わかばルームです!ご閲覧、ありがとうございます!

「ひゃひひゅひょ」を言う時に、息が舌の正中あたりを通らず、横の方から出てしまう状態で起こる「側音化」した子音になっていることがありますね。しかしながら、私自身の場合、それほど使用頻度の多い一枚というわけでもないです。

ところで、こんなふうに拗音で小さい「やゆよ」が文に多いと、少々、お子さんには読みにくくなることがありますね。

今更なのですが、まだひらがなの読みに慣れていないお子さんと「文のれんしゅう」をやらなくてはならない場合もそこそこあって、そういう時、どうすればよいか?という問題が持ち上がることがあります。ちょっと悩ましいかもしれません。

ちょっと慣れないくらいのお子さんだと、一文ずつ、お手本で一回、私が読んだのを聞いてから読んでもらうと、ずいぶん読めるようになる場合があります。それを次や次の次の回の練習で繰り返すうち、だんだん文を覚えてくるので、読めるように…というか言えるようになってきます。

しかしながら、どうしても読むのが苦手で、お子さんにとって苦痛な練習になってしまいそうな場合もあります。そういう場合は、短く文節で区切って、お手本を聞かせて、復唱してもらうようにしています。練習を重ねるごとに言い慣れて、少しずつ覚えてくるようでしたら、2文節3文節…と区切りを長くして、できるだけ日常会話に近い状態で練習できると理想的です。「文のれんしゅう」は、それまで音素レベル、音節レベル、無意味2~3音節レベル、単語レベル…で構音が上手になってきた音を、より日常会話に近付けた状態でも言えるようになることを目的とした練習ですから、できる限りその目的に近付けましょう。

その点を考えると、読むのが良いのか、復唱するのが良いのか…で、違う練習になるわけなのですが、日常会話に近いのは実は復唱の方ですね。でも、構音の練習をするくらいの年齢のお子さんは、読むことで「お兄さん感」を味わいたいのだなあ…という感じになるものです。だから、この段階では読むことで終始しても良いと思います。以前にも何回か解説しました、この後にやることにしている「文完成課題」で日常会話に近い練習はできるからです。

さて、もうひとつ、読みを助けるコツがあります。机上でしたらポインターやペンで読んでいる文字付近を指して、視覚的に追っていくと多少は読みやすくなってきます。オンラインの構音指導の場合は、マウスでカーソルを移動させながら追っていくようにしています。私が読むときも、子どもが読むときも追いかけるようにしています。眼の動きを助けているのです。

というわけで、これらをやっているうちに、なんとなく予感されると思うのですが、構音の練習をすることで、実は構音以外にも良いことが起きているのだと私は実感するのです。それについては次回「らりるれろ」の文のれんしゅうで解説させていただきます。

⑥⓻⑧⑨のくだりで、練習は盛り上がりますね。「ひゃひひゅひょ」の言葉を集めると、なんとなくシュールになってしまいました。

●「ひゃひひゅひょ」の音を、文レベルで楽しくたくさん練習できるように…と考えました。
●幼児~小1児童が読んで練習できるように、全て平仮名と片仮名で表記しました。
●それぞれの文の「ひゃひひゅひょ」の数をポイント(P)で表記しました。
●4~9Pまで全10文です。
●構音の練習用に作成しましたが、他の用途でもどうぞお使い下さい。
●規約の範囲内であれば、個人、法人、公的機関、商用、非商用問わず、ご利用いただけます。
●【ご利用案内と規約】はこちら➞https://note.com/wakabaroom/n/n5d5614f9f0e7
●PDFファイル、A4用紙1枚です。

本教材は有料です。本記事を100円でご購入下されば、ダウンロードできます。

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