Sawai

躁鬱気質を客観的に眺めようとする日記。

Sawai

躁鬱気質を客観的に眺めようとする日記。

最近の記事

2年

台湾に移住して2年が経つ。このnoteの存在も忘れかけていた。1年ぶりの記事であるけど、この1年は本当にあっという間で、躁鬱のことも考えていなかった。noteとかfacebookとかでもそうだけど、私はあまり人気者じゃない。記事を書いていて何の意味があるのだろうかと思っていたけど、読み返して見るととても面白い(自分にだけ)。そうか、これは未来の自分への日記なのかなと思う。 さて、ここ一年の変化を考えると、私は台湾の大学院へと進学した。ここにもいろんな葛藤(子連れで勉強の時間

    • 希死感が迫る

      落ち込むときは大体理想の自分と現実の自分の落差を感じるとき。小さいとき、私は何にでもなれると信じていた。いまだにこの感覚が抜けない。だが、現実は違う。全然違う。このままなにも成し遂げないで死んでいくような気がする。 高揚感と喪失感が交互に来る躁鬱らしいと自覚しつつも、対応策はない。落ち込む鬱期の時は希死感が迫る。特に夕方~夜は激しい。1日なんの成長も成果を感じられないならいっそ死んでしまった方が楽ではないかと思う。しかし、死ぬ勇気もない。先にも後にも行けない。私を踏みつけて

      • 煙が出てる

        あれしたい、これしたいのに その一歩がでないのは 客観的な自分がささやくわけや そんなことして大丈夫?失敗したら大変だよ。無難に行こうや けど私はもう飽きたのだ 無難なアレコレに ブレーキとアクセルを同時に踏んでいるようで タイヤから煙が出ている どっちの足を離したらいいんだっけ? 観客はいないのに、髪の影からチラチラと誰かが観ている気がしてならない 私はすぐに飽きる 服や髪型や色や場所や人やピアスや家や学校や仕事やらやらやらやら でもどうやらそれが生きて

        • 素敵なものに出会うたびに

          素敵なものに出会うたびに死にたくなる。 それが手に入らない、触れられないものであれば、どうして私は生きていなくてならないのかわからなくなる。そして、大概は私の手には届かない遥か遠くのもので、その憧れがなくなるまで私の希死感はなくならない。これが非常に辛い。 素敵なものに出会わなければよいのだが、出会ったら私はどうしたらいいのか。 嵐が去るのをじっとまた待つ待つ待つ。そして、平穏な暮らしに飽きてきて、また素敵なものへの固執の嵐が過ぎるのを待つ。また待つ待つ待つ待つ。 こ

          備忘録

          備忘録 昨日大発見した。私はよくひとつのことに夢中になるけど、それはやはりとても苦しくなる。どうしたものかと考えていて、好きな漫画を読んでいたら、夢中になっていた別のことをすぐに忘れた!すごい!つまり、夢中なことはひとつじゃなくて、何個か持っていた方がいい。ということになる。しかも、あまり難しいことじゃない方がいい。自分が簡単にその世界に入り込めるものがいい。 音楽も何個か好きなアーティストがいた方がいい。漫画もいろんなジャンルを電子版でなく、実物の本があった方がいい。私

          備忘録

          知らんけど。

          私はすぐに何かを夢中になる。たぶん簡単に騙される。いままで良く無事に生きてきたと思う。いつもギリギリで、後から思えば、安全だったと思う。きっと私の背後霊とか先祖が守ってくれたりしている気がする。しらんけど。 そしてまた、私は台湾のアーティストを好きになる。なるというか、無理やり好きになっているうちに本当に好きになる。とにかく中国語に慣れたいから無理やり聞くうちに好きになる。でも誰でもいいわけじゃなくて私なりのツボがあるらしい。どうでもいいけど。 さて、好きになるともうずっ

          知らんけど。

          不良になりたい

          不良になりたい。 私は昔から真面目なのだ。だから、不良な人(見た目が派手な子や授業をさぼっちゃう子)が羨ましいかった。スカートも短くして、髪も染めて、ピアス鼻とかおへそとかに開けたかった。 しかし、私はいま大人だから全部出来る!すごい!やった! まず手始めに髪の毛をめちゃくちゃな色にしたい。なんなら7色とかいいんじゃないんか?虹色。青とかグラデーションにしたら綺麗だなぁ!しかし、ケアとかに結構かかりそう。しかも台湾の田舎で上手にやってくれるのかな…あー。こういうのが真面

          不良になりたい

          自分の薬を探す

          モヤモヤ。このなんとも言えない気持ちはきっとホルモンバランスによるものだと思う。平坦時、バランス崩壊時、まあまあ時など様々な気分に合わせて薬を調合する必要がある。自分の中には、本能的な自分とそれをサポートする医者がいる。薬とは本当の薬じゃなくて、自分が心地よく過ごせるための行動の意味。ややこしや。 何種類かの薬を用意して、その日の体調に合わせて調合していく。うまくいく薬もあれば、合わない薬もある。時間的や場所的、手段的に不可能なものもある。まだ手持ちの種類はとても少ない。

          自分の薬を探す

          大人って最高だ

          私は大人だ。一人で行動してもなんにも言われない。一人でご飯たべて、お茶してぼーとしてても誰もなにも言われない。最高だ。 自分でいうのも何だけど、私は気を使うことか出来る。というかむしろ雰囲気を感じすぎてしまって疲れる。誰も望まないのに疲れる。だから、なんでも気軽に言える、もしくは私より気を回してくれる友達と一緒にいる以外は一人が好きだ。 台湾に来て私はものすごく楽だ。台湾の方達はあまり他人に興味がないようだ。いや、興味はたくさんあり、たくさん言葉を話してくれるが、こちらが

          大人って最高だ

          日々

          平日のスタイルはだいたい決まりつつある。子供達を送って語学学校に行って、お迎えの時間までは絵を描く。いまは色鉛筆で描くのが好きだ。絵を描ける時間は1日2時間くらい。2日で1枚を仕上げる感じだ。なるべく誰かと比べないようにして、自分が心地よいものを描くようにする。いや、比べちゃうけどね。これは仕方がない。これも自分だと受け入れる。 絵を描くの自分にとって良いみたいだ。Instagramにアップして、知らない人からの反応がうれしい。あとは、友達と2、3個会話すること。短く。元気

          開き直りの朝の話

          ここ二日ばかり夜に眠れない。いくつかの理由はある。昼間の運動不足や心配ごとや日々に少し退屈しているからだと思う。このままいくと鬱期になる気がして。また眠れない。 しかし、朝になって、半端開き直って、どうして私は夜眠れないことや充実感のない日々に罪悪感をもつのだろうか。いいじゃないか。夜に寝られなくても全然充実してなくても。誰に気兼ねしていたのか。

          開き直りの朝の話

          夜の話

          いまは夜。どうしても眠れない夜が月に一度くらいある。そんなときは、さっさと目を瞑り眠れなくても浅い眠りを流れていたらよいのに、今夜は文字を書いてみる。記録として。 眠れない夜はいつも親友に勝手にLINEをする。私の唯一の友人。彼女には気兼ねなくメールができる。彼女はいまは寝ている。LINEは既読にならないし、返信も来ない。わかっているし、それ以上は期待しない。きっと明日の朝に返事が来るだろう。 私達はくだらないLINEをよくする。返事が来なくても気にしない。まるで、ひとり

          夜の話

          ただ書く

          夜には書きたいことがたくさんあったはずなのに、いざ書こうとするとなにも思い浮かばない。なぜだろうか?夜には書かないと決めている。なぜなら、内容は暗いしどこにも出口も救いもない話ばかりになるからだ。べつに、なんでもいいんだけど。 なぜに暗い話や途方もない話をしてはいけないんだろうか。いや、してもいい。なぜにそんなにポジティブがもてはやされているのだろうか。私の勝手な意識かな?でも、あまり出口のない話をされても困るだろう。人は達成感がほしいからかな?ただ、だらだらと下らない話を

          ただ書く

          怖い話

          私はいつもすぐ「ハマる」。それは食べ物だったり、漫画だったり、小説だったり。食べ物はハマれば毎日食べるし、小説漫画は大人買いする。しかし、「人」にハマるとどうしようもない。 ひとつ怖い話をしよう。 私はある日、ほんとうに突然ある人にハマる。それは有名だったけど、ある日有名でなくなった人。youtubeでその人を見た途端にハマったのだ。その容姿や声が私のDNAにないものの人だったのだ。いままで、いわゆる芸能人やアイドル?にハマったことのない私はたじろいだ。これはやばい。

          怖い話

          27歳が怖かったころ。

          年齢について。 私は27歳の時が1番怖かった。30歳目前は色んな不安感がある。当時は27歳でフリーターで古着が好きでボブカットなんかして、下北や渋谷をぶらぶらしていたのだ。そうしたある日、下北のよく行く古着屋さんの人から何かの集まりに招待されたのだ。会場は下北のどこか2階のパスタ屋さんだったと思う。なんの集まりで誰が来たかも忘れたが、私の年齢を言ったときのみんなの反応だけを鮮明に覚えている。「ヘェ〜27歳…」そこに集まった人たちはみんな私よりもずっと若かったのだ。年齢を言っ

          27歳が怖かったころ。

          嘘の話

          これは嘘の話。 私は16歳の時に大学生の人が好きだった。彼は大学のサークルで演劇の舞台をしていた。とてもとてもかっこよかったのだ。でも自分は高校生で、大学生なんてとても大人に見えたから、片思いだった。彼の舞台をいつも楽しみにしていた。何回か観に行くうちに顔を覚えてもらった。私は手紙で好きだと伝えたけど、彼からは友達でいようと言われた。たぶん。 2回くらい2人で会った気がする。彼は舞台に夢中でお金も時間もない。と私には言う。確かファーストフード店でごはんを食べただけの気がす

          嘘の話