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希死感が迫る

落ち込むときは大体理想の自分と現実の自分の落差を感じるとき。小さいとき、私は何にでもなれると信じていた。いまだにこの感覚が抜けない。だが、現実は違う。全然違う。このままなにも成し遂げないで死んでいくような気がする。

高揚感と喪失感が交互に来る躁鬱らしいと自覚しつつも、対応策はない。落ち込む鬱期の時は希死感が迫る。特に夕方~夜は激しい。1日なんの成長も成果を感じられないならいっそ死んでしまった方が楽ではないかと思う。しかし、死ぬ勇気もない。先にも後にも行けない。私を踏みつけて行った人たちにプライドもなくまたすがりつきたくなって、ギリギリ立ち止まる。やることに飽きてくる。新しいものを求めるのに疲れていてそこまで行くない。生きているだけで幸せとは感じない。誰かと自分を比べてため息をつく自分も嫌いだ。夢中になるものを探して、やがて飽きてまた次のものを探して。その繰り返しにウンザリする。計画性もない。ないないないだらけで、またまたウンザリする。

この繰り返しをあと何十年繰り返せばよいのだろうか?私は次第に老いてボロボロになっていくのに、心はいつまでも子供のようなことを考えていて、日に日にこのギャップが埋まらない。いまは鬱期だ。どうやって日々を過ごそうか。いつ晴れの日は来るのだろうか。


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