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ブランクがもたらすもの #154 25年ぶりのゴルフ

オリンピックで活躍したアスリートが長期休養を経て競技に復帰することがあります。
このブランクをどう解釈するのかです。
自分が休養している間にライバルたちは練習している訳です。
その期間中に急速に台頭する選手が現れるかもしれません。

それでも、復帰して、落ちた体力や技術を高め、結果、元の鞘に納まることも少なくありません。
むしろ、強くなって戻ってくるなんてことも珍しくないくらいです。

おそらく、競技に集中しているだけでは得られない様々な経験が、マインドを中心とした競技に良い結果をもたらしてくれるのかもしれません。

実は、私事ではありますが、今年、約25年ぶりにゴルフを再開しました。

25年前は、ジャンボ尾崎選手が全盛のころで、ゴルフの一大ブームでした。
会社や取引先の皆さん、友人など、ほとんどの人たちがゴルフにハマりました。
当時は、飛ばし命で、スコアは良ければ80台、悪ければ100を叩くような波の大きなゴルフをしていました。

しかし、諸事情から私はゴルフを自主的にやめました。
もう二度と、握ることもないと思い、ゴルフクラブも実家の倉庫に押し込んでいました。

ところが、ここに来て、ゴルフのお誘いが増えてきました。
その度に、お断りしていたのですが、流石に、心苦しくなって来ました。

また、年齢を重ねて、何か趣味を持っていた方が良いと思い、妻や子供たちとも一緒に出来るゴルフを復活させてみようと思った次第です。

そこからは、浦島太郎状態でした。
25年前のクラブを引きずり出しましたが、これが驚きです。
現在のドライバーは、当時のものの、二周り、三周りなんてものではないくらいに大きくなっていたのです。
また、3番、4番アイアンなど持っている人はいなく、逆にユーティリティなるアイテムが定着してました。
パターも細部に渡って進化してました。

結局、ドライバー、スプーン、クリーク、4番ユーティリティ、アイアン(5番-PW)、ウェッジ3本、パターのフルセットを買い替えることとなりました。

でも、それ也に楽しいものです。
雑誌を買ってトレンドを確認しつつ、それでも安く抑えるために、型落ち品や中古品などで揃えました。
おそらく最新型で揃えるよりも、1/3位の価格かと思います。
ただ、愛着のあるゴルフバックだけは、25年前のものをそのまま使用しています。


さて、プレーですが、これまで3回ラウンドしました。

初回のスコアは、なんと、113でした。
もともと、パターが下手くそなのですが、相変わらずでした。

それでも、2回目は、修正して、103でした。
これで、なんとか、年内に100を切る目処が立った感じでした。

そして、3回目のラウンドは、名門、軽井沢72北コースです。
女子プロのトーナメントコースでもあるので、どうなることかと思いましたが、92で回ることができました。

私は学生時代は柔道の選手でした。
と言っても、全国大会への出場経験もない二流選手です。
それが、息子が柔道を始めたことで、指導者となります。
すると、選手時代には解さないまま、ガムシャラに取り組んできたできなかった理論を知ることとなります。
タラレバですが、選手時代に理解できていたら、もっと強い選手になれたのにと思います。

ゴルフも同様です。
ネット環境が整っており、Youtubeなどで、動画チェックが可能です。
また、練習場に行っても、最新技術で、弾道や距離などをデジタル化してくれます。
25年もブランクがあるのに、一生懸命取り組んでいた当時より上手くなったようにすら思えます。
また、道具が進化も大きいと感じます。

私のゴルフにとって、この25年のブランクが理論を解するための良い結果をもたらしてくれるのかもしれません。

内容が不安定なので、また、簡単に100を叩いてしまいそうですが、それでも、年内で、90を切ることを目標に楽しんで行きたいと思います。

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