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誰もがすでに完璧で美しい。そうなんだから仕方ない。

私は大学・大学院で生物を学び、
最終的には、おおざっぱに言えば
「バイオテクノロジー」という分野で
研究をしていました。


緑が多い環境で育ったこともあるし、
研究材料がずっと植物だったこともあるしで、
私にとっては植物は身近な存在で、

植物体レベルでも遺伝子レベルでも、
その在り方は
「完璧」で「美しいな」と思っていたし

それと同時に、
どんな小さな変化であっても、
たとえそれがネガティブなものであっても
「なかったことにはできない」ことを
痛感しました。



そしてそれは
人も同じだと思っています。



誰もが完璧で美しいけれど、
どんな小さな思いであっても、
それがネガティブなことであったとしても、
それをなかったことにすることはできない。



自分自身の生き方も
子育ても同じ。


自分もこども達も、すでに完璧で美しい。
受け入れられないと思ったとしても、
そうなんだから仕方がない。

誰もが完璧だけど、
嫌な部分も持ち合わせている。
それをないことにはできない。


なんだけど、
その完璧や美しさ、
そしてどうしようもなく存在する
ネガティブな部分を

「こうするのが普通」
「常識では」
「空気を読んで」
「周りの人と比べたら」

と、受け取りもせず、
諦めもせずにいると、
人生が楽しくなくなる。


そしてそうやって
自分について真剣に考えることなく
ただ諾々と周囲の評価を受け入れることは
単に脳がエネルギーを消費するのを
サボっているだけで


自分は苦労しているような
気がするけれど、
全くの気のせいなのです。

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