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小さな会社を強くするブランドづくりの教科書

ブランドと聞くと、「高価格高価値」のようなものがイメージされることが多いが必ずしも高価格である必要はないのかもしれません。

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その商品・組織あるいは個人の「らしさ」「とがり具合」「自己表現」「持つ意味」などを捉えることが出来るものと言えます。

選ばれるためには、その商品が市場の課題を解決する独自性があり、それが商品を構成する要素全体で「らしさ」「とがり具合」「自己表現」「持つ意味」などを表現し、適切な言葉や媒体で市場に伝え広めていくことが必要です。

例えば「ディズニーランド」というテーマパークで考えると、ディズニーランドという名前から、その中で行われるサービスや「らしさ」を想像し、そこはテーマパークという意味を持ち、「夢の国の体験」という他にはない特徴があります。

名前からそこで行われるサービスまでが、夢の国の出来事として一貫性を持っていて、人々の心に強く印象付けます。

実際にブランド力を構成している要素にはどのようなものがあるのでしょうか。

本書によると「イメージの明確さ」「感性に訴える」「デザインに優れている」「独自性」が挙げられていました。

つまり

①明確なコンセプトがあり、市場の心の中に明確なイメージが形成されている。

②売り手のセンスやデザイン力などによって消費者の感性に訴えている。

③市場の課題を解決する・ニーズを満たす商品力がある。

という3点に集約することが出来るでしょう。

では、ブランドをどのようにして創るのか。

一番初めにするべきは「どうありたいか?」を明確にすることからではないでしょうか。

これは個人で考えても同様のことが言えます。

自分はどうありたいのか、どうなりたいのかということが明確にならなければ、目指すべき場所が分からないままに歩みを進め、結果として迷走することにもなりかねません。

次に明文化すること。つまり言語化することです。

ありたい姿を分かりやすく言語化しなくては周囲に伝えていくことが出来なません。

3つ目は共有です。

自分一人だけが分かっていても何ら意味はなく、市場・チームや組織・周囲と言語化したものとそのイメージを共有することです。

4つ目の実践につなげていくことです。

ありたい姿に向かって一貫性を持って実践を積み重ねていくことでブランド力が積み上げられていきます。

一貫性のある取り組み、施策の実行がなければハリボテのようになってしまいます。

独自の価値を持ち、共感と信頼を得られること。

「独自性」「価値創出」「共感と信頼」は外せないキーワードです。

商品や個人が持つ独自性について、価値はもちろんですが、そのことによって顧客・市場と感情的なつながりを強めていくことが出来れば、市場にある多くの選択肢の中から選ばれる存在、選び続けてもらえる存在になっていくことを可能とさせるのでしょう。

そのためにも共感と信頼を得るための努力は怠ることは出来ません。

そうやって組織、個人ともに、そのものを表す言葉を聞いて「こういうもの」と連想できることを目指していきたいと思います。

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