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グラスと氷と手洗い

2006年7月 8日 (土)

昨日の七夕は、二十四節気では「小暑」(しょうしょ)、夏至を過ぎて徐々に日没の時間が早くなってはいきますが、本格的な暑さはこれから、ということですね。

そして、七十二候では今日から「温風至」(おんぷういたる)の頃合い、まさに小暑に入りて温かい風(熱い風)が吹いてくる、暑気に入ったことを表す言葉です。
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グラスの中に、大き目の氷が1個だけ入っているのをごらんいただけますか?

氷屋さんに一貫目の氷を四角く切ってもらい、ウチのロックグラスにちょうど入る大きさにしてもらってます。

この氷でお出しすると、お客様にとても喜んでいただけるんですよ♪

一番右の銘柄は、度数が40度もある黒糖焼酎なのですが、この氷に注いで呑むと、ゆっくり呑んでも水っぽくならず、最後までまろやかで美味しく呑めます。

写真のロックグラスは、容量10ozのオールドファッショングラスを使っています。

シンプル至上主義なので、カットもデザインも無いストレートの透明クリスタルを採用―。

とりあえず60個購入しましたが、忙しい時は洗い換えが必要なほどです。

グラス類については、洗浄機にかけるとチップ(小さな欠けキズ)や曇りが発生しやすいので、全部サービスの人間が手洗いをしているのですが、これが結構大変です。

ロックグラス以外にも、こんなものを用意しています。

 ・同じ10ozと、やや小さな8ozのタンブラー
 ・ビール用の小さめグラス
 ・生ビールのタンブラー、グラス
 ・ワイングラス、フルートグラス、クープグラス
 ・燗酒用の盃と、冷酒用のグラスが12種類ほど
 ・徳利、カラフェ、アイスペールにデカンタ
 ・煎茶椀と筒型湯呑が5種類ほど

飲料まわりでざっと考えただけでも、これだけあります。

この他に、シルバー類(スプーン、フォークなど)、会席盆なども、サービスが手洗いしてますから、忙しい日はホント、大変です!!

洗い物などをする担当は、前もってシフト上決めておいて交代であたるのですが、たすきがけやかっぽう着姿で、大汗をかきながら洗っています。

洗浄機に入れてしまうと、それで済んでしまう便利さはあるのですが、一定数が割れたり、欠けたりしてしまいます。

便利な一方で壊れやすいもの、傷みやすいものへの感覚がにぶくなってしまうんですね…。

割れやすい、欠けやすいものを直接自分の手で確認するということは、備品を大切にする気持ちが自然に備わってくることだ、と思っています。


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