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本質的な課題解決ができるデザイン人材に必要なスキルとは?

Wab Design Schoolは本質的な課題解決ができる“デザインジェネラリスト” を目指してデザインを学ぶためのオンラインスクールです。

「デザインを学ぶスクール」というと美的な感性や表現技術を磨く場所だというイメージを持ってしまいがちですが、Wab Design Schoolではデザインしようとする物事の本質を捉え、相応しい解決策を見出していく段階(デザインの上流)から活躍出来る人材を輩出するために、美的な感性や表現技術だけでなく幅広いスキルを身につけられるカリキュラムを提供しています。そうしたカリキュラムの基盤を整備するために、Wab Design Schoolでは本質的な課題解決ができるデザイン人材に必要なスキルを4種(テクニカルナレッジ/テクニカルスキル/ポータブルスキル/スタンス)に分類し、それらを3層に積み重なるピラミッドに見立てながら詳細な検討を行なってきました。

積み重なるピラミッドのように4種のスキルを定義

テクニカルナレッジとテクニカルスキル

幅広いテクニカルナレッジの習得

表現や伝達に関わる知識の他、デザインのプロセスに関わる知識(デザイン思考や人間中心設計など)やデジタル技術に関する知識(WEB・アプリなど)をWab Design Schoolでは「テクニカルナレッジ」と呼んでいます。

テクニカルナレッジの一覧

ビジュアルデザイン・インタラクションデザイン・UIデザインなどに加えて、サービスやブランド全体に係るUXデザインデザインシステムなどの知識は今日のデザイン人材にとって欠すことができませんが、Wab Design Schoolではそれらに加えてストーリーテリング・エレベーターピッチ・PREPなど情報の伝え方に関する知識や、一見デザインとは無関係に見える人間の認知特性行動特性といった心理学領域の知識もプログラムに取り入れています。

実践的なテクニカルスキルの獲得

「テクニカルナレッジ」に対して、デザインを実際に制作するために必要な技術「テクニカルスキル」です。Wab Design Schoolでは、ユースケースを考慮した設計(誰が/いつ/何のために/どのように使うのか)やメンタルモデル・検索性を考慮しながら要素を適切にグルーピング/ラベリングできる情報設計の技術、またクライアントのニーズや各種調査の結果分析を参照しながらクリエイティブを設計・統括できるクリエイティブディレクションの技術をテクニカルスキルとして挙げています。

テクニカルスキルの一覧

「テクニカルナレッジ」や「テクニカルスキル」には専門的な用語や視点が多く含まれているため、一見すると「Wab Design Schoolはデザイナー(デザインの専門家)だけを対象としたプログラムなのではないか」と思われてしまうかもしれません。しかし、Wab Design Schoolでの学びは自ら手を動かしてデザインすることを仕事にする方だけでなく、デザインの知識や考え方を異分野に活かしたいノンデザイナーの方も歓迎しています。異分野の業務に携わりながらデザインを学ぶことにご関心をお持ちの方は、ぜひ下記リンク先の記事も併せてご覧ください。

あらゆる場面で役立つポータブルスキル

デザインは多くの場合、課題解決や目的達成を目指して行われる取り組みですが、その中核である課題解決力に加え、コミュニケーション能力自己管理能力といったスキルをWab Design Schoolでは「ポータブルスキル」と呼んでいます。

ポータブルスキルの一覧

ポータブルスキルは前述の「テクニカルナレッジ」や「テクニカルスキル」のように高い専門性を磨くものではありませんが、本質的な課題解決ができるデザイン人材にとって必須のスキルだと言っても過言ではありません。デザイナーとして息の長い活動を続けたり、幅広い分野でデザインの知識や考え方を活かした成果を挙げるためには、業種や職種にかかわらず通用するポータブルスキルを身に付けることがとても大切です。そのため、Wab Design Schoolでは、ポータブルスキルに含まれる聴く力心理的安全性/ラポール/傾聴/共感/ノンバーバル/アサーティブなど)や伝える力ストーリーテリング/起承転結/PREP法/5W1Hなど)を磨くことに特化した講座も不定期に開催しています。ご関心をお持ちの方は下記リンク先の記事もご参照ください。

なお、こうした講座の内容を法人向けの企業研修プログラムとして活用いただくことも可能です。Wab Design Schoolでは、組織やチームの課題に合わせたセミナー・ワークショップのカスタマイズなども承っていますので、企業のデザイン人材育成などをご検討の場合はWab Design Schoolの法人窓口へお問い合わせください。

様々な物事と向き合うスタンス

「テクニカルナレッジ」「テクニカルスキル」「ポータブルスキル」に続き、冒頭でご紹介したピラミッドの基礎に位置付けられるものが「スタンス」です。スタンスは様々な物事に向き合う姿勢を指しており、本質的な課題解決ができるデザイン人材の基盤を成すものです。

スタンスの一覧

スタンスには能動性/自律性(自分自身の意思と責任で能動的に動くことができ、何事も主体的に解決を目指し、自責思考で行動する姿勢)や、協調性/共感性(自分一人以上のパフォーマンスを出すことを意識し、積極的に他者を巻き込んで協業したり、他者の良い面を積極的に発見・承認・称賛することがする姿勢)といった要素が含まれますが、特に柔軟性/適応性(自分とは異なる意見やスタンスを認め、自分自身に柔軟に取り入れる姿勢)や本質を問う姿勢/疑う姿勢(既存の情報を鵜呑みにせず、本質に対してアプローチできているかを自ら問い直す)はデザインの上流から物事の本質を捉え、相応しい解決策を見出していく人材にとって欠かせません。スタンスは本質的な課題解決に臨むデザインジェネラリストの拠り所となるスキルであり、Wab Design Schoolが提供するカリキュラム全体の基盤にもなっています。

デザインジェネラリストに必要なスキルを鍛える

ワヴデザインでは ”デザインジェネラリスト” を育てるオンラインスクール「Wab Design School」の受講生を募集しています。本質的な課題解決ができるデザイン人材に必要なスキル(ナレッジ/テクニカルスキル/ポータブルスキル/スタンス)を鍛えるデザインカリキュラムにより、現場で求められる課題解決スキルが着実に身につく完全オンライン型のスクールです。

■こんな方に向いています
・ビジュアルだけでなく情報設計や課題発見など上流からデザインしたい
・仕事の範囲を広げて年収をアップしたい
・今後長く通用するデザイナーでいたい
・フリーランスとしてやっていけるスキルを身につけたい
・説得力のあるデザインを作れるようになりたい

Wab Design Schoolの詳細はこちらから。
まずは話だけ聞いてみたい、という方も大歓迎ですので、お気軽に個別相談会へお申し込みください。

体験講座などのイベントも開催しています。
また、Wab Design Schoolではオンラインで様々なイベントを開催しています。公開講座や「いきなり個別説明会はちょっとハードルが高い...」という方のためのイベントなども行っています。ぜひお気軽にご参加ください。