わこ

都内企業に勤務する理系ワーママ。似顔絵イラストレーター 。子どもは男女1人ずつ。twi…

わこ

都内企業に勤務する理系ワーママ。似顔絵イラストレーター 。子どもは男女1人ずつ。twitterでもつぶやいてます→ http://twitter.com/happyworkmom

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最近の記事

人生の成績表

家を建てた頃に、将来的に2つの子供部屋にしようとしていた部屋。 完全にリモートワーク化して、この会社に居る間はほぼ1日の大半を家で過ごす事が確定した身としては、仕事部屋(しかも家の中で居心地のいい部屋)を確保することは至極真っ当な要求だと思う。 というわけで日の当たる2階の子ども部屋の片方はわたしがそのまま使うことが家族会議で決定した。 というか、MAXサイズのヨギボーを与える事と引き換えに息子に1階の和室を半自室とする契約に合意させたのだ。 そして、いろんなものの断捨離が

    • クリエイター目線「SNSがもたらした世界」とは

      「SNSが発展して、誰でも発信者になれる時代になった。」 最近では使い古されたフレーズだ。 みんなが思い浮かべるこの「SNS」とは、ブログとかTwitterとかじゃないだろうか。ブログやTwitterで発信するのは、文字であり、思考だ。 でも、絵描きであるわたしにとってSNSとは、少し違った意味を持つプラットフォームである。 ひと昔まえは、絵描きが活躍する場といえば、漫画や本の挿絵、アニメの原画という感じだった(注:わたしの思いつく限りである)。 書籍も、テレビアニ

      • 結局戻ってくるところ

        以前読んだ本の巻末に、「自分への質問1000」みたいなのがあって、 「小学生の頃好きだったことはなんですか?」 「中学生の頃好きだったことはなんですか?」 「高校の頃好きだったことはなんですか?」 といった質問があった。 わたしはその質問をみて、 「わたしは絵を描くことが大好きで、物心ついてからほぼ毎日描いていた」 ことを思い出した。それこそ、15年ぶりくらいに。 わたしは、今や会場がビッグサイトになって久しいコミケが晴海のコンテナ置き場みたいなところでやっていた

        • オトナの女=落ち着きだと思っていた

          先日、ストレングスファインダーのセミナーに参加した。 わたしの資質TOP5は、「最上志向」「活発性」「戦略性」「学習欲」「達成欲」。 日本人では、「最上志向」を持つ人が3人に一人と、かなりポピュラーな資質。「平均」ではダメで、かと言って「1番」ではなくてもよく、「優秀」を求める資質と言えば、納得の人も多いのではないか。 逆に、「活発性」は、世界的にも出現率の低い資質らしい。たしかに、その場に来ている講師含め25名ほどの中でも、わたしともう一人しか、TOP10に持つ人はい

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          2本

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          当事者でなければ子どもの悪事にも冷静になれる

          昨夜、仕事で遅くなった私のLINEに、代休で家にいた夫からメッセージが入った。 「息子くんが最悪です」という報告だった。 聞くと、習い事に勝手に家のiPadを持っていき帰りの道中遊び、それだけにとどまらず、家の目の前の駐車場に座り込んで30分ほど遊んでいたらしいのである。 あまりにも帰宅が遅いと心配した夫が探しに出たところ、家の前で発見されたといういきさつだ。 LINEメッセージをもらった時点で息子の無事は分かっているし、その後の始末(夕飯や説教)が全て終わった後、わ

          当事者でなければ子どもの悪事にも冷静になれる

          女子トークはライフハックでできている

          学生時代からの気のおけない友人とのLINEグループで、こんな話題になった。 「友達が行った婚活パーティーのレポートによると、工場で働いてる年収300万以下の人達って皆すっごい老けていて、実年齢より10歳以上うえに見える。歯も汚かったり抜けていたりする」 先日、彼女達と都内でランチをした。 そのとき、現代の男は所得格差がそのままモテの格差に繋がり、持てる男(=モテる男)が、数的にはほぼ同数いるはずの女を多重化してかっさらっていくため、時間差の一夫多妻制が成立しているという話

          女子トークはライフハックでできている

          なぜ、妻は夫を「敵」のように感じるようになってしまうのか

          今日、発見があった。 なぜ、「夫を敵として見てしまっている自分がいるのか」という、ワーママのほぼ9割が感じている謎について、わたしは気づいてしまったのである。 結論から言うと、現在の日本の多くの家庭において、夫は妻にとって、真に「敵」だからなのだけど、これでは身も蓋もないのでもう少し詳細を書こうと思う。 男性と女性には脳の仕組みに違いがある、というのを以前、脳科学者の黒川伊保子さんの書籍で読んだ。うろ覚えだが、男性脳は自分より少し離れたもの、つまり外側に意識が向き、反対

          なぜ、妻は夫を「敵」のように感じるようになってしまうのか

          やめられないヒトたち

          息子のタブレット教材をやめてしまった。 2年ほど続けただろうか。現在小3の息子は、特に親が介入することなく一人で5年生の問題まで進めていたのだから大したものだ。だからこそ、このアドバンテージをもっと活かしてくれたらいいのにと、親としては後ろ髪引かれたのは確かだ。 とはいえ、最近は「今日はやったの?」と口うるさく言うことが増えた。 「やめたいならやめてもいいけど、どっちにするのかちゃんと決めなさい」 こう言うと、決まって子どもは「続ける」と言うものだ。 一度始めたこと

          やめられないヒトたち

          期待した気持ちを昇華させるのが難しい

          運動会の季節である。 我が家の子どもたちは、運動が特別できるわけでもできないわけでもない。もちろん、こういったイベントでヒーローにはなれない。ささやかな自慢だが、中学生くらいまで短距離ではほぼ負けたことなかった自分からすると、あの、加速する「ギュイーン」って感じを、なぜ出せないのかな?と不思議に思うのだけど、まあそれはそれとして。 息子のサッカーの試合を見ても毎回思う。 実力のほどは分かっているのに、やっぱり、期待してしまうのだ。 そして、期待をすれば、結果が伴わなけ

          期待した気持ちを昇華させるのが難しい

          男女の友情は成立するのか?

          大好きなVoicyのチャンネル「ワーママはるラジオ」でテーマになっていた、男女の友情は成立するのか、という命題。 学術的な根拠からは「男女の友情は成立しない」らしい。 脳科学的に、異性の友人とのコミュニケーションにおいても脳の中では恋愛と同じ箇所が反応しているという理由。これは一番しっくりきた。 わたし自身の経験としては、これまで共学→理系→技術系職場の中で人生過ごしてきたため、友人は男女ともにいる。 で、(多少やさしい気持ちで読んで欲しいのだけど)男性の友人から「

          男女の友情は成立するのか?

          みんな誰かのかわいい子

          横断歩道で信号が変わるのを待っているとき。 わたしの少し前で信号を待つおっさんの背負うリュックに、お守りが付いていた。 お守りを自分で買う人はあまりいない。 つまり、こんなにサエないおっさん(失礼)にも、彼の無事を願う人がいる。 そして、こんなサエないおっさん(失礼)にも、母がいて、父がいて、人生に目を輝かせていた子どもの時代があった。 そう思うと、追い越し様にかかとを踏まれて靴が脱げたのに謝罪もなくスルーされたとしても、おおらかな気持ちで対処できる。 みんな、誰

          みんな誰かのかわいい子

          あのころ

          物心ついた頃からずっと絵を描いていた。好きな漫画を模写したり自分で漫画を描いたり。将来の夢は当たり前に「漫画家」だったし、10代の頃は学校の友人にはひたすらに隠しつつ同人誌を作った。 「ハチミツとクローバー」という漫画がある。 映画やドラマ、アニメ化もされた人気作品なので、一般にも有名だが、美大を舞台にした青春漫画だ。 物語の終盤で、天才的に絵のうまいヒロインの女の子が事故に遭い、右手を怪我してしまう。 絵を描くことで世界とつながってきた彼女は、静かに絶望する。 あ

          あのころ

          わたしが娘のお受験をやめた理由

          わたしは毎朝、電車の指定席に乗って通勤している。 追加で数百円を払うだけで、ギュウギュウの車内でスペースを確保する戦いに巻き込まれることなく、座って行くことができる。 このチケットを入手するのはそれなりに大変なのだけど、でもその価値はあると思っている。 指定席チケットを買った列車に遅れそうなときは、雨と蒸し暑さとでぐちゃぐちゃになりながら小走りで駅に向かう。 その列車を諦めさえすれば、髪もメイクも脇の下をじっとり濡らす汗もそこまでひどいことにならないとわかっているのだ

          わたしが娘のお受験をやめた理由

          アラフォーの「こうなりたいおねえさん」像ってなんだろう

          40を目前にした脳は、何かと老いに関する情報をピックアップしてくる。 もうすでに「アラフォー」には数年前に到達しているわけで、それが「40代」になったところで大した違いはない。言葉の持つ響きに戸惑っているわけではないのだ。 でも、この頃、無性に胸がざわつくのは、なぜなのか。 ロールモデルの不在思えば、小さい頃から、自分の中で「数年後こうありたい像」を思い浮かべてはそれを実現してきた。 年齢が上がるたびに、実年齢に合わせて目指すべき理想像をアップデートする。「わたしはこ

          アラフォーの「こうなりたいおねえさん」像ってなんだろう

          子のサッカーの試合で思うこと

          毎週、子のサッカーの練習に夫婦揃って付き添い、試合に帯同し、親子共々本気でどっぷりサッカーに浸かっている。 チームメイトは同じような家庭も多く、自然と生まれる連帯感。 でも、綺麗な感情だけでなく、大人気なくモヤッとすることもある。 たとえ上手じゃなくても、一生懸命プレーする子は温かい目で観れるけど、 練習を休みがちで、親も全く運営に関わることのない家庭の子が、公式戦でミスを連発して試合を壊したりすると、何ともいえない気持ちになる。 その子なりに、その瞬間に精一杯頑張っ

          子のサッカーの試合で思うこと

          ドロドロした感情

          アラフォーにもなるというのに、自分の精神的な未熟さを目の当たりにして驚く。 そのことを俯瞰して見られるようになった点においては、ティーンエージャーの頃より進歩しているのかもしれない。 心が、同じところをぐるぐるしている。 異なるInputが入ってくれば、自分の心の状態が変わる。これは赤ちゃんでも備わっている機能だ。いい大人なのだから、自分に不都合なInputに対しても、見方を変えることで、自分の心のありようも変えられるようにしたいのに。 今わたしがやっているのは、外部

          ドロドロした感情