見出し画像

「で『私』は、なにをするの?」からの「ゆうドリ」(3)行動1「完了宣言」

RayArc(レイアーク)、ならびにRayArc Astrolabe(アストロラーベ)の皆さま、おつかれさまです。新規事業ユニットです!

ボードゲーム🃏制作プロジェクトからお伝えします。

株式会社RayArcのオープン社内報として、取り組み・思いを社内外に発信!


「で、結局『私』は、なにをするの?」

ゲームマーケット2023秋の新作(のひとつ)、「勇者駆動ドリブン開発案件~すべての現場に祝福を~」は、理想のチームをつくる協力★競争の競り式チームメイキングゲームです。

ゲーム全体の俯瞰した流れや進め方は、すでにnoteでもゲムマサイトのゲームページでも公開中です。

「で、結局『私』は、なにをするの?」

今回は、細かい部分(例えば手札が増えるケースとか、行動回数が増えるケースとか)はあえて割愛して、基本動作としてひとりのプレイヤーの視点から、だいたいどんなことをするかをお伝えします。

(3)行動選択1「完了宣言」

イベントカードの使用(任意)の判断が終われば、いよいよメイン行動です。

さて、3つの行動の1つ目。「完了宣言」のお話です。

完了宣言を説明するためには、時空をゆがめて、完了宣言間際のプレイヤーを召喚しないといけません。前回までの例のままだと、そもそも完了の条件を満たしていなかったですよね。

というわけで、他プレイヤーの状況を覗いたテイで進んでみましょう。

何ターン目か不明ですが、どうやら、条件に合う仲間が集まったようです!(もちろん、初手で集まる場合もゼロではありません)

孤高なのにしがらみはあるなんて

高めの実行力が必要な研究開発案件ですね。

これに対して、実行力最強クラスの剣士と、駆け出しながらきらめく勇者、そしてコストを圧迫しすぎないほどよき魔術師の組合せです。

それぞれになんかカッコイイこと叫んでいます

この状態であれば「完了宣言」を選ぶことができます。ただし、完了しなくてはならないわけではありません。条件を満たしていても「完了宣言」を選ばずに、行動を継続してもかまいません。

これ以上余計な行動をして
チームを動かしたくないな…

という時の選択肢になります。

「満足度」の計算をして完了するか、とにかく完了するか

このゲームでは、(ゲームクリアした場合という条件付きですが)最後は「満足度」での決着になります。つまり、なるべく「満足度」の高くなるような仲間で完了したほうが、勝利に近づきます。

まだまだ行動回数上の余力がある段階なら、完了宣言の前に「満足度」を計算してみるとよいでしょう。このまま、このチームで案件に立ち向かってよいのか、それとも…?

その一方で…。

高い「満足度」を狙いすぎるあまり、本来なら完了できたはずの仲間をあえて離散させた場合、行動回数内で再度よい仲間がそろわない…というリスクも抱え込むことになります。

すると、どうなるか。このゲームではそもそもゲームクリアの条件として、

すべてのプレイヤーが完了条件を満たす

というものがあります。

つまり、

一人でも案件をポシャらせたら一蓮托生

なのです!!!

そうなった場合、どれほど優秀な「満足度」で案件を完了させた他チームがあっても、そもそも勝利という判定がなくなります。

ですから、状況によっては、

四の五の言ってないで
とにかく完了宣言してしまう

そんなが思い切りが必要な場面もあるかもしれません。

つづく

最後にもう一つ大事なお話を。

「完了宣言」は一度行ったらそのゲーム中は撤回できません。

それは、他プレイヤーの状況に関与できなくなることでもあります。もっというと、助けることもできなくなるということです。

自分が開発案件を完了する「だけ」では
そもそもゲームクリアができない

この大前提を頭の隅に入れ、ここぞという場面で慎重に行いましょう。

ゲムマブログにも公開しました。

(新規事業ユニット・ワクワク魔人S)


さあ、ワクワクしようぜ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?