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「親子関係」をいうモノを構築しすぎると毒

どうも
わーさんです。

この記事では「親子」をテーマに書いていきます。

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親子関係の一般的な捉え方

一般的に、親子関係は上下関係のようなものがあると思います。

親の方が上で、子どもが下。

この関係性が生涯を通じて構築されていきます。もしかすると、若いうちに子どもの方の収入が良くなったりすると、親が萎縮してしまって、関係性が逆転するかもしれません。

それは家庭によって、異なってくることだと思いますが、あまり逆転することもいいとは思わないです。

この上下関係が構築されてしまう要因には、収入面が一番関わってくることだと思います。


親子関係は上下関係ではない

日本にはどうしても、「働いて金を稼いだ人が偉い」というような風習的なものが今でも存在していると思います。確かに、家族のために働いてきて、お金を稼ぎ、家族を養ってくれる親はとてもありがたい存在です。

ただ、それを子どもに対して「当たり前だ」のように態度などで見せつけるのはいい親だとは思えないです。

また、仮に子どもの仕事がうまくいき、早い段階で親の年収を超えたりすると、今度は子どもにすがったりすること増えてくることだと思います。

このように、収入によって、態度をコロコロ変えてしまうと、家族という単位の「組織」としての安定感がまったくなくなってしまいます。

最初の段階から、その組織はどのような安定感を持って、存続させたいのかという部分を考えていかないといけないです。


親子こそ”平等”であるべき

そのため、家族が上下関係の元で成り立っているといつの日か、崩壊してもおかしくないです。

仮に、子どもに年収を越されてしまったら、親の威厳がなくなってしまって子どもに対して何も言えなくなってしまう親も出てきたりすると、それだけで家族としての機能が終了してしまいます。

そうならないためにも、最初から「親子関係こそ平等」だと決めつけておかないと、家族としての在り方が崩壊してしまうと思っています。

上下関係が続いてしまうと、子どもの発言に対して寛容になることができません。もちろん、子どもも何が正しく、何がダメなことなのかという部分では、最初はゼロからのスタートですので、わからないことだらけです。

ただ、大人もそれは同じこと。

子どもの意見を聞かずに、親が勝手に決めてしまうと将来的に復讐されてしまう可能性があります。そのため、子どもが小さい時から、しっかりと子どもの意思を確認して関係性を築くことが大切になってくるのです。


親子関係が悪いと、これからのシステムで苦しむ

これからの時代の組織のあり方としては、「心理的安全性」というものが大きなテーマになってきます。ざっくり言えば「その組織に所属している時に不安がなく、自分の発言もしっかり聞いてもらえるような組織」であるというのが私のイメージです。

そのため、チーム全体が同じ目線に立ち、自分たちがやらないといけないことに対して取り組んでいるチームがこれからの理想像としてあります。

ただ、日本社会はまだ、上下関係、年功序列の悪い恩恵の影響力が強いため、心理的安全性を確保しているような組織形態ではないです。

仮に、家庭でも稼いできている父親が一番偉いという組織図を描いているようでは、子どもが成長した時に社会に出ても、自分自身が家庭を持った時でも、そのような昔からあるような上下関係を意識したような組織を形成してしまう可能性があります。

その子がどこかのタイミングで気がつけばいいですが、きっと、幼少期から親の態度が悪ければ、社会に出ても自分を簡単には変えることができないと思います。

そのため、今から心理的安全性を確保できるような組織づくりを家族単位でもやっていく必要があると思います。

その感覚を養っておくことがこれからの子どもたちが、社会に出たときに伸び伸びと自分の才能を伸ばすことができると考えています。

いつまでも、上下関係を意識している人には誰もついてこない時代がきます。それを常に考えながら生活してみてください。


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