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HSPの人生の在り方|【敏感すぎる私の活かし方】

どーも!
わーさんです!

日曜日ですので、「2022年に読んだ本の紹介」をしていきます。

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敏感すぎる私の活かし方 高感度から才能を引き出す発想術

エレイン・N・アーロン

著者

エレイン・N・アーロン(ElaineN.Aron,Ph.D.)
・1992年から感覚処理感受性を研究。科学論文のほかに『ひといちばい敏感な子』(1万年堂出版)、『ひといちばい敏感なあなたが人を愛するとき――HSP気質と恋愛』(青春出版社)、『ひといちばい敏感な親たち――子育てとHSP気質』(パンローリング)

・『TheHighlySensitivePersonWorkbook ザ・ハイリ―・センシティブ・パーソン・ワークブック』などの著書がある。夫のアート・アーロンとともに、親密な関係性の研究家としても知られる。サンフランシスコのユング研究所で学び、ベイエリアで心理療法を行いながら、一般向け・専門家向けのワークショップで教えている。さらに詳しい情報や、年4回発行されるニュースレターについては、公式サイト「ComfortZone(www.hsperson.com)」を参照。

引用元:Amazon

本書の概要
・HSPの生き方を知ることができる
・その状況に置かれた時の対処法を得ることができる

今回は私が読んでタメになった部分を3点紹介します。

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■とても敏感であるということ

HSPは、他の人が気にしない小さなことでも気にしてしまうことがあります。それは大音量の音や激しい光、人ごみなどに遭遇してしまうと疲れが溜まる要因になります。

そのため、そのような状況に遭遇した時には、ひとりになる時間が必要になってきます。そのため、HSP傾向がある人は、しっかりとひとりになれる時間を確保して、自分の気持ちを落ち着かせることに意識を向ける必要があり、他の人は、HSPの人には、小さなことでも心理的に負担を感じてしまうことがあるということを理解しておいてあげることが大切になってきます。


■HSPの健康状態とライフスタイル

HSPは、自身の繊細さから疲労感を感じるため、人より比較的引きこもるような性質があったり、繊細さがゆえにいろんなことに気がついてしまうため、無理してしまうことがあったりします。

そのため、社会の中で自分の存在をうまく表現することができなくなってしまうこともあります。特に篭りすぎてしまうと、人と関わる場所や機会が無くなってしまうため、そのような状況も生じてきてしまうことも考えられます。

そのため、自身のライフスタイルにおいて、1番に考えてもいいことが「休息」です。しっかりと自分を労わり、休む時間を大切にすることで心身の回復を見込めます。

ただ、いろんなことが気になるHSPにとって、単に「休息する」というのは、逆にストレスになることがありますので、そこはしっかりと自分の健康状態を維持するためと決めつけていいものだと私は思いました。

それによって、効率の良い作業をすることができるのであれば、しっかりと休息をする意識を持って行うことによって、ライフスタイルのバランスも整えることができると思います。

休息を考えた時に大切なのは、やはり「睡眠」です。HSPは人よりも刺激を感じやすいため、ゆっくりと休む必要があります。そのため、長い睡眠時間を必要とすることもあります。

そのほかには、散歩や瞑想、無意識ですることができる掃除や皿洗いなどをすることによって、心身のリカバリーをすることが可能になってきますので、是非とも実践してみてください。


■子供時代と思春期をリフレーミングする

幼少期は親の教育方針や学校生活が初めてのこともあり、自分自身のスタイルを確立することができないまま成長していくことも考えられます。

そのため、自分が持っているHSPとしての特性を活かすことができず、逆に苦しいことやつらいことを抱えながら大人になった人がいることも考えられます。

そのため、再度自分にある才能を導き出してあげることが必要になってくるのです。HSPの人には他の人には感じ取れない才能があります。ただ、それが過去の生活の中に隠れてしまったため、自分自身でも気が付くことができなかったことがあります。

そのため、自分は日々の生活の中でどのようなことに刺激を受け、どのように感じているのかをもう一度振り返ってみる機会を作ることが大切になってくるのです。


まとめ

今回は『敏感すぎる私の活かし方』を紹介しました。

「自分はHSPだ」と感じている人にとっては救いになる一冊なのかと私は読んで感じました。

それは、HSP気質にある”敏感さ”や”丁寧さ”と言ったようなものが現代社会ではあまりプラスに見られることが少なかったり、人の多さや仕事や関係性の多さに疲れてしまうことを理解してくれる環境が少なかったりすることが個人的にも抱えている悩みでありました。

本書は、そんなHSPの人がどのような意識を持って、日常社会と接していけばいいのかを丁寧に書かれている本です。できることをやってみて、疲れたなら休んでもいい。自分のペースでやってみればいい。

HSPの人はそのことに気がつくまでに時間がかかるタイプが多いようです。私自身も環境を変えることはとても時間がかかるかもしれません。でも、それでいい。ゆっくり、自分のペースで行えればいい。

それを教えてくれているような一冊でした。

また、この本はHSPの人だけではなく、そのような気質を持っていない人にも、「HSPはこんな感じの人だよ」と知ってもらうきっかけにもして欲しい一冊になっていますので、一緒に読んで欲しい一冊だと思いました。



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