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「一点集中」がすべてを変える|【SINGLE TASK】

どーも!
わーさんです!

日曜日ですので、#2021年に読んだ本の紹介 をしていきます。

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SINGLE TASK 一点集中術――「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる

デボラ・ザック

著者

デボラ・ザック(Devora Zack)
・コーネル大学ジョンソンスクールの客員教員を15年以上にわたり努め、マネジメントスキルやネットワーキングについて講義を行う。アメリカ教育省、コーネル大学、メンサ、スミソニアン協会、ロンドン・ビジネススクール、デロイト、オーストラリア・インスティチュート・オブ・マネジメントなど100を超える企業、団体にリーダーシップ、チームマネジメント等の指導を行う。
・オンリー・コネクト・コンサルティング社CEO

本書の概要
・シングルタスクの圧倒的な効果を知ることができる
・マルチタスクと比較して、シングルタスクが優れている面を知る

今回は私が読んで良かったと思う点を「3つ」紹介します。

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■シングルタスクの原則

シングルタスクの原則は『一度に1つの作業に集中して、生産性を上げる』と本書では述べています。

そうすることで、いらない情報をシャットアウトすることや、ムダな雑念を想像することがなくなるからです。

考えることが多くなると、「あれもこれもやらないといけない」というように、脳の容量以上のことを考えてしまって、パンクしてしまうことにつながってしまいます。

そうならないためにも、優先順位などを決めて、その作業に対して全力で行うことによって、効率的にそして効果を発揮することにつながると考えています。


■マルチタスクを封印する

マルチタスクが定着している理由としては、もしかすると現代病なのかもしれません。

それだけ、やるべきことが多い現代で、いろんなことをこなす必要があると感じてしまっているため、一度に複数の作業をしなければならないと感じることからそのような思考になっていることが考えられます。

しかし、脳の機能的には、一度に複数のことをこなすことは不可能です。

それは、脳が複数の方向に注意を向けることができないため、単純に集中力が散漫してしまうだけになってしまうのです。

そうなってしまうと、その時間を何に使っていたのかわからなくなり、何も成果を上げることができなくなってしまいます。そのような時間の使い方だととてももったいないです。

そうならないためにも、一つのことに意識を向けることが大切になってくると本書を読んで感じました。


■すべてを一気にシンプルにする

一点集中の作業を続けるには「強いエネルギー」「鋭い集中力」を必要とします。

それによって、

・充実感
・高い生産性
・確実な成果

を得ることができます。

そのためには、「今」という瞬間の連続に対して向き合う必要があると感じました。

他のことを考えてしまったら、一点集中の効力が解けてしまうからです。

その作業に集中したいのであれば、スイッチを切り替えるように他のことには思考がいかないよう、エネルギーが流れないようにすることも大切になってくるかもしれません。

そのような意識を持つことによって、高いパフォーマンスにつながってくると読んで感じました。


まとめ

今回は『SINGLE TASK』を紹介しました。

やるべきことが増えた時代だからこそ、自分がその時に何に対して集中するかによって、より効率的に、より迅速にものごとをこなすことにつながってくると思います。

その時にしてしまいがちなのが「マルチタスク」ですが、そうではなく、一つのことに対して向き合う「シングルタスク」の方が、より効率的にものごとをこなすことができると述べている本です。

私自身もこの本を読んでから、より「シングルタスク」に意識を置くようにしました。自分の意識が他にいかないような工夫や時間管理など、その時に一点集中することによって、今までよりも効率的に作業をすることができています。

あなたも本書を読んで、より効率的に集中できる意識を持って欲しいと思います。


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