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#89 Next Subscription

お金を払って最先端の情報を得る時代

みなさんも、何かしらのコンテンツでサブスクリプション(定期購読)を利用している。または、利用したことがあるのではないかと思います。

例えば、NetflixAmazon Primeなど映像コンテンツを月額一定料金を払って好きなだけ視聴することができるサービスやApple MusicSpotifyLINE Musicなど音楽コンテンツも同様に月額で一定料金を払えば、好きなだけ聴くことができるモノが増えてきていると思います。

今までは、CDやDVDを購入するかレンタルすることが一般的だった時代から、自宅にいながらすべてのことが可能になった時代に変わっていきました。しかし、これがこれからの時代の”あたり前”に変化していくことになるのではないかと感じています。


これからの時代は、人がより「モノを持たなくなる時代」になっていく、もしくは、”もうなっている”のかも知れません。

上記を例に上げれば、私たちは、映像コンテンツや音楽コンテンツはもう、ほとんど購入しなくても、満足ができるくらいのサービスを受けていると思います。常に新しいコンテンツが追加されている中で、私たちがそのコンテンツを飽きるということはないと思います。

これだけコンテンツが溢れている中で、私たちがそのジャンルの商品は購入する理由は「保管」「応援」しかなくなってくると思います。自分が見た、持っているという価値に変わってくると思います。商品価値もそうですが、それよりも”その人のために”の部分が大きくなってくるのではないかと思います。

反対に言えば、それがサブスクリプションの弱点でもあります。カタチとして残らない。サービスを終了したら、自分の手元には何も残らない。それが、今までのカタチではないサービスがカタチとして残らないこと弱点かも知れません。


今回の記事は、今後の”Subscription”の代表的になるものをピックアップしたのと、これからの”Subscription”との向き合い方について書いてみました。


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「持つこと」への依存がなくなる

例えば、今までは「所有」するのが当たり前だと思っていたモノを、これからの時代はそうではなくなる可能性が大いにあると思います。その筆頭とも言えるのが、「クルマ」です。


クルマは、私たちが生活をしていく上で欠かすことのできない移動手段のひとつと言っても過言ではないと思います。自動車産業は日本の基幹産業のひとつでもあると思いますので、誰もがクルマを必要としていた時代があったと思います。ただ、時代は別の方向に動いて来ました。そう、乗らなくなったのです。少し言い方が違うかも知れません。

昔の人に比べて、今の若い世代の方が、運転する機会が少なくなったのです。理由は「興味」「必要性」です。


まず、私の親世代、少し幅広く40代から60代の世代の人にとって、クルマは憧れのモノであり、ステータスのひとつであったと思います。男性目線になりますが、「はじめて買った」や「今の奥さんと結婚したきっかけ」など、クルマとのいろんな思い出もあるのではないでしょうか。

たまに、テレビとかで何十万キロも走行したクルマを所有している人が特集されたりするほど、愛着が出てくるモノだと思います。そのきっかけは間違いなく興味です。

ただ、その興味のあり方も「必要性」によって変わってきていると思います。

興味はあるが、「今の生活に必要か」と言われると「そうではないと」思う人が多いのではないでしょうか。特に、私と同世代の20代の人であれば、そう思っている人は多いと思います。まずは、自分の生活を確立させることが一番大切なことになってくると思いますから、優先度が異なると思います。

他には、普段からクルマに乗ってどこかに行かなくても困ることがない。維持することができないなどが主に上げられる理由ではないでしょうか。


そのため、クルマのサブスクも注目のひとつだと思います。

実際にトヨタでは、クルマのサブスク”KINTO”を展開しています。定額料金を払えば、クルマを乗り続けることができます。購入やローンが組むことができない人にとってはいいサービスであると思います。

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クルマもサブスクリプションを利用した定期契約のサービスをしていることから、「交通機関」のこれからの時代は”定期”が鍵になってくるかも知れません。定期購入してくれる顧客を軸に考えていき、その顧客が特になるメリットが多く生み出されるのではないでしょうか。

なので、その反面、普段多く使わない人にとっては、基本価格が高く設定されてしまうことになってくることが考えられると思います。


例えば、飛行機の場合、国内便でも今まででしたら往復3万円の航空代も、サブスク顧客がメインになり、その契約していない人は往復代が数万くらい上がる可能性もあると思います。

実際に実証試験もしているみたいなので、私が考えているような展開になるかどうかわかりませんが、可能性はゼロではないと思います。

ただ、企業だけでは決めることができない問題も関わってくる可能性があるので、まだ先の話なのかも知れません。

引用元:トラベルWatch


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保持しなくなる世界のあり方

これからの時代は、自分が保持しなくても、時と場合によって気軽に契約する機会が増えてくると思います。それによって、まとまったお金を貯める必要はなくなると思いますが、どのサービスを使う、どのサービスを使っているのかをしっかりと確認しないといけません。

闇雲になんでも契約してしまったら、解約するのがめんどくさくなって、使用していないのにお金だけがかかってきます。


自分が必要で自分のキャパにあったモノを選んで使うことが、賢い選択であると思います。



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