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『自分の仕事も管理できない上司』


・自分で入れたアポイントなのに当日忘れて、その時間にオフィスにいない。

・所属長から依頼された仕事に納得いかなくて、そのまま放置。

・本社から来た業務依頼のメールを見落とす。

・業務の引き継ぎ・共有をしない。

・自分の仕事でミスをして、認知しておきながら放置する。


所属長から、私に対して「あいつは何をやっているんだ?」「きちんと部署内で共有しろ」と言われる始末。

いや、それはあなたの部下なんだから、直接言えよ!と言いたいけど、そこはぐっとこらえて適当に返事。



これが私の上司(50代・男性)。

(ひとつ擁護しておくと、人としてはいい人です。)


わたしは現在社会人4年目ですが、この上司があまりに社会人としての基礎が出来ていなさすぎて、この人の社会人経験30年はどこに行ったのだろう、と日々感嘆しています。

上司が自分のミスによって自分だけ被害を被るくらいなら看過してしまいますが、私以外の部署の人や取引先の人が迷惑を被る、それは避けなきゃいけないと、現に私が上司のスケジュール・タスクを一部管理しており、危ない!と思えば事前にリマインドする。これはもはや私の業務の1つとなっています。(本人自覚なし)

常連の取引先は上司に頼んだ仕事進まないな、と思えばすぐに私に連絡がきます。

私は秘書か。




逆に考えれば、上司がなぜこの状態なのか。

なぜこの状態で社会人を続けてこれたのか。

最初は疑問でした。


会社の仕組みとして一般的に経験年数や登用によって職位は上がっていきますが、上がれば上がるほど部下が増え、自分と同じ境遇の人が少なく、関わりがなくなっていく。その中でどう実績を出していくかが管理職として問われるのでしょうが、上司になる人全員が会社が期待する実績を出せるわけじゃない。そんな簡単にいくなら世の会社は倒産したりしない。

じゃあ、このようなタイプの人々は、どう社会で生きていけばよいのだろう?


私が考えて出した結論は1つ。

「極力生まない」


日本の終身雇用制度や、大手企業の安定志向・日和見主義なんて言われるところの弊害として、私のような上司が出来上がってしまったのだろうと、黙認されてきてしまったのだろうと、考えています。

世の中全員が全員、”働く”ということに対して情熱を燃やしているわけではなく、働くこと以外に情熱を燃やし、仕事は二の次、なんて人がいることは承知していますし、それはそれでアリだと思います。

でもそれって、悲しくないですか?

適当にお金を稼ぐためだけに1年で2000時間くらい費やすの。





・・・ということで、なんだかどっか意識高い系の人か、HR業界の人のような発言をしてしまいましたが、とりあえず私の上司には独立してもらいたいものです。




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