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声優・ナレーターは不安定

うまくなるにはどうしたらいいですか?始めるときにはどんな道具が必要ですか?又、揃えたほうがいいですよねと言われる事があるんですが、、、

正直、それ今悩む事じゃないのになぁと思うことが多々あります。

道具がどうこうとか、どんな努力をと言う前に、とにかくやりたいという情熱が少ない!!!!地道な努力というのはめんどくさいです。成功するかどうかもわかりません。

しかし、好きならできますよ。2.3年前にやっていたボイスサンプルの制作や営業が今になってきいている僕が言うんですから。

だから、とにかくまずはやってみる。するとそもそも腹式呼吸ができていない、無声音・鼻濁音を知らないという場合が多いんです。基礎を知らない、やらない。応用ばかりやろうとする。

今回は“出来ない自分を守る”ではなく、“出来ないとわかったときには、どうすればいいのか?”を書いていきます!

(記事のご感想)

「今回のお話しもまた刺さりますね。noteやファンボックスを始めるのにいろいろと考えたりしたので(シナリオライター 黒猫千鶴さん)

「うんうん言いながら拝読しました。「今の自分」をちゃんと見て課題を見つけていくべてきですよね。私が大切にしているのは、「その作品を作り上げるチームの一員である」という気持ちです。自分がやりたいことをやるんじゃなくて、その作品をより良いものにするために、自分ができることを出し切る。そして[一緒に]作り上げる!そんなふうに思いながら仕事してます。(ナレーター 森千亜紀さん)

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【言われてないことに不安を感じる】

“言われてない声は、鳴らさない”

まずはこれです。何かをやり始めようとすると言われる第1位が「〇〇だって言われたらどうするの?」です。

あ、そのやり始めることっていうのは、誰かを批判するとか変な書き込みをするとかそう言うことじゃないですよ。たとえば新しいお仕事をするとか、勉強とかそういうことです。

「それをやり始めてだれからもリアクションがなかったらどうするの?」「失敗したらどうするんの?」

こう言ってくる人たちと距離を置きました。誰も興味を持ってくれないなんてことはザラにあるでしょう。と、いうかそれが基本だと思っています。

ダメだったら、ダメですどうもこうもありません。

そしたら内容をいじるなり、やり方を変えるなりすればいいんだす。有料のnote記事を書き始めたときなんて、半年くらい反応なかったですよ。内容をいじり、タイトルを変え少しずつですが変化を入れていってだんだん買ってもらえるようになりました。

とはいえ、不安になる気持ちもわかります。僕も不安で不安でしょうがなく、ストレスで胃腸炎になったことがあります。そんなときは、不安な気持ちどうこう考える暇がないくらい動いていましたね。

それが“営業”です。ボイスサンプルを作り、ひたすらに飛び込み営業をする。どうやったら仕事に繋がるだろう?うまくなるだろう?ばっかり考えていたので、不安になっている暇がないんですよ。やるしかないから。


【それ、ほんとに理由になってる?】

まずはできないことを認めないことには成長もできません。できている人からできていないと言われていたらできていないんです。

「いや、こういう気持ちでやっていて〜」

「一生懸命やってるのに!」

その理由は自分を言いくるめることはできます。ですが、上手くなりたいんじゃないの?と言われておしまいですよ。

あ、どこの誰かわからない人から急にアドバイスされた場合は別ですよ。このお話は、自分から先生なりアドバイザーなりに聞きにいった場合です。

まずはできないことを認める。ここで卑下したり、落ち込んだり、責める必要はありません。ただ一度、できないことを認めればいいんです。そこから、アドバイスいただいた方法を試していく。

もしかしたらその方法が合わないこともあるでしょう。そしたらまた変えればいいんです。うまくなりたいならまずは“できないことを認める”。そこからスタートです。


【仕事としてやりたい?それとも承認欲求?】

自宅収録とスタジオ録の圧倒的な差は“リアルタイムで読みを聞かれているかどうか”です。噛んだり、言い間違えをしたり、要望になかなか答えられなかったり、全て聞かれます。

ここからは“スタジオ収録の大切さ”を書いていきます。まずそもそもなんで声のお仕事をやりたいのか?そこから“心の整理”をつけていきましょう。


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