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サスティナブルな次世代型エネルギー|植物でスマホを充電

シャンプーやボディソープなどを展開するボタニカルライフスタイルブランド「BOTANIST(ボタニスト)」は、渋谷区神宮前に植物でスマホを充電できる「CHARGING SPOT BOTANIST」を4月11日までの期間限定でオープンしている。

植物発電は、植物の根から発生する菌や微生物の循環作用から発生するエネルギーを、土の中に埋められた電極に集め、24時間継続して発電する技術である。
この技術を使った製品は、スマートフォンだけでなく、タブレット端末、ノートPCなどのモバイル機器にも応用され、電源供給が不安定な場所でも快適な動作が可能だ。
植物発電の技術自体はすでに普及し始めているのだが、スマートフォンのような精密機械に使用すると故障の原因になるため、バッテリー内蔵型が主流だった。だが、BOTANISTでは、植物の持つエネルギーを直接利用できるため、環境負荷が少なく、かつ安心して使用できる製品となっている。

今回の期間限定ショップでは、約60種類のボタニカルボディーソープ、ヘアケアアイテムなどを揃えるほか、店内には植物の種が入ったカプセルを設置する予定だ。植物が持つ自然のエネルギーを気軽に体験することができる。
植物発電は、これまでも植物を栽培した経験のない人でも簡単に始められるようにできれば、素晴らしい。今回、BOTANISTが展開したような、誰でも参加できるワークショップの開催なども有効だろう。

さらに、店舗内で植物を栽培し、それを店頭に並べて販売するという試みもいいかもしれない。
植物を眺めながらお風呂に入れるなんて素敵だし、カフェスペースを併設して、コーヒーを飲みながらゆったりとした時間を過ごせる空間を作ってみてもよいだろう。

また、ボタニカルライフとは、植物を生活の一部に取り入れる暮らし方のこと。植物のある暮らしってなんだかワクワクするし、心が落ち着く気がしないだろうか? 今の時代、自宅だけではなく、オフィスなどでも観葉植物を置くことが一般的になってきている。仕事をしながら癒されるのはもちろんのこと、リフレッシュ効果もあるはずだ。
そして、これから夏に向かっていく季節だからこそ、植物を取り入れたインテリアコーディネートを楽しむことができると思うのだ。

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