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私のフランス留学体験記2019 Vol.2


皆さん、Bonjour !🌞
私のフランス留学体験記Vol.2を開いてくださり、ありがとうございます:)

6月もあっという間に下旬に突入:0 時の流れの速さにドキッとしてしまいますが、アジサイを愛でてみたり、ちょっとじめっとした空気を肌で感じてみたり、今だから感じられることに意識を向けていきたいこの頃です。

さて、前回は私がどんな状態でフランスへ行き、意識的な観点からまず初めにどんな工夫を取り入れていたのかについてまとめてみました。


前回、留学先について紹介していなかったのでここで少し紹介させていただくと、滞在したのはフランス中部に位置するToursという町。
発音になまりがないことや、パリや他の都市へのアクセスが良いことで有名な場所でした。
そのため、午前中で授業が終わった平日や週末(といっても、日曜日はお店がほとんど空いていないので、土曜日)には、ロワール川流域にあるお城巡りや、隣町Nantes・Parisへ足を運ぶことができました。

「美女と野獣」のモデルになったお城、シャンボール城。私はいけませんでしたが、「眠れる森の美女」のモデルとなったお城もToursの近くにありました!
大学で使っていた教科書TOTEMに紹介されていた都市Nantes。事前に位置関係調べていなかったので(笑)まさか実際に行けるなんて!思い切って行ってよかったです。


前置きが長くなりましたが、さっそくフランスでやっていた工夫をまとめていきます!今回はより具体的実践的な内容、盛りだくさんです。
楽しんでいただけると幸いです🌹
C'est parti !


主に3つ紹介していきます。

「フランス語日記作戦」

まず一つ目の作戦は日記作戦です!
現地に到着して4,5日後くらいにたまたまスーパーでClairefontaineのノート(フランスでとても有名なノート)が4冊セールになっていたのを発見して、日記をつけてみようと思い立ちます。

日本に帰ってきてからもフランスのノートがいいなと思ってRhobiaのノートを購入していました。

結論からお伝えすると、フランス語日記は帰国後も書き続け、もうすぐ11冊目に突入します。日記を見返すことはほとんどないのですが、当時の思い出がそのまま詰まった日記は、他の何にも代えられない大切な宝物土産となりました✨

自分が日々日常行っていることや、起こった出来事についてフランス語で書くので、よりフランス語が生活の一部に組み込まれ、フランス語脳が保たれていると感じます。
また、わからない単語や表現はその都度調べて書いていくので、直接ネイティブの先生などと会話する際「日本語でこれについて言いたいけど、フランス語わからんな」ということも減りました。
では具体的に、フランスにいたときにどんな風に日記を活用したのか!

セールでノートを見つけてから、語彙や文法の間違いは多少ありつつも、毎日書き続けました。よりプライベートな内容になってきたところで添削はしてもらわなくなりましたが、初めの2週間はホストマザーや学校の先生に添削をお願いして日々ライティング練習のような習慣を創りました。
Vol.1でも記した通り、ベース意識がフランス人の赤ちゃんになっていたので、日記もよっぽどのことがない限りフランス語で表現することを意識して書いていました。

書き方は典型的かもしれませんが、
朝何時に起きて、どんな調子で、どこへ行って何をして、その出来事に対して自分はどう思ったのか、感じたのかを書いて、
行った先で貰ったカードやパンフレットなんかも貼っていました。

私的にはフランスのありふれたノート(スーパーに売っているくらい笑)だからお金もほぼかからないし、現地での思い出が記せて、なおかつフランス語学習にもつながるという、最高のアイディアだと思っています。
日本にいても、留学先であっても気軽に取り入れられる日記、ぜひやってみてください!

日記の書き方は、人それぞれだと思いますが、もし何か聞いてみたいことがあれば気軽にDMやコメントお待ちしています!💌


次に取り入れたのは、

「ホストマザー大活躍(活用させていただく)作戦」

です。:-D こちらは2週間目ごろから作戦開始しました。
上記の日記でも彼女には活躍していただいたのですが、あともう2点やっていたことがありました。

留学中、ホームステイでフランス人マダム(年齢不詳ですが、60代半ばくらい)のお宅にお世話になりました。
彼女が愛読家という情報を、一緒に滞在していたほかの留学生から入手したため、(フランスの本と言えば!)「星の王子様」を本屋さんで購入して、夕食後に音読、発音や言い間違えを直してもらう時間を創ってもらいました。

また、テレビがリビングルームにあり、決められた時間にしか見れなかったのですが、気になる番組(環境政策についてやドキュメンタリーなどの番組がフランスはたくさんあるので)を見つけて、一緒に観てもらい、食事の時間に意見交換をし合うという事をしていました。

当時の私は、フランス人がこんなに議論好きだという事を理解していなかったので、熱意ある彼女の意見に圧倒されたり意見が食い違ったりして気まずい雰囲気になったときは怖かったのですが^^; 
自分の思いや意見を、いかに数少ないフランス語彙をフル活用して伝え、かつ彼女の言い分も理解することができるか…!
そんな経験ができたのは、多くの時間を共に過ごす彼女の存在があったからだと、彼女にはとても感謝しています。

自分の留学の場合、ホームステイ以外のオプションはなかったのですが、
現地の人とともに過ごすという経験をしてみたいという人や、積極的に交流することが好きな人にはとても良い環境なのではないでしょうか。
(でも、もちろん滞在先の当たりはずれ、あまり良くない面もありますよね。そんな時は無理せず滞在先を変えてもらったり、別の滞在方法を検討するのが大切だと思います。)


最後に、フランス滞在中これでもかと試したのは

「街ゆく人に声かけ大作戦」

です。

今思えば、フランスに身を置くという環境そのものをフル活用しようという意志がよく働いてくれたのだなと思うのですが、
言ってしまえば語学学校を出ても、周りはフランス人だらけの環境。
「やったー!すべての人がフランス語の先生だ!」ということで… :D hihi


道端で歩いていた人、カフェやレストラン、バスや電車で隣に座った人、市場やお店の店員さんなどあらゆる人に声をかけまくりました。
フランスの皆さんはとてもオープンで、とにかく《Bonjour !》の挨拶さえ言ってしまえば会話が始まり、あっという間に友だちになってしまうというお人柄。お国柄?


特に印象的だったのが、「市場で単語練習アイディア」(←他もですが、当時は作戦とか、アイディアとか名前はありません、勝手につけています)!

話題は違いますが、さすがフランス、AB(Agriculture Biologique)環境に配慮した作物や商品がスーパーや市場にもたっくさんありました!
話をしたら沢山試食させてもらったお菓子屋さん。


通っていた学校と、ホームステイ先の家の間に
町の市場(Les Halles de Tours)があったので、学校帰りに毎日寄って
商品の値札に書いてある名前を、商品と照らし合わせて発音する。どう読むかわからなかったら聞いてみる。
という事をしていました。何も買わないので、ただの変な人です(笑)

それでも皆さんとても親切にしてくださって、
一緒に指さしながら「これはきゅうり~、これはニンニク~、これはナス~」と発音してくれました。


ほかにも、BIOのお店(環境に配慮した商品に特化したお店)では
環境問題について議論を交わしたり、
レストランで隣に座ったご夫婦にモンサンミッシェル(今回は行けませんでしたが)までの行き方を教えてもらったり。


「こんな方法恥ずかしくてできないよ!」
というお声も聞こえてきそうですね。
確かに日本では知らない人に話しかけること自体はばかられることかもしれませんが、前述のようにオープンなフランス文化(あるいは他の国の文化)をいい意味で利用してしまうことも、留学の一醍醐味なのかな、と思っています。
また、このnoteの場合はあくまで「私が短期留学の際に、どんな方法で過ごしていたのか」という内容ですので、
ご自身ができる方法・やってみたい方法に挑戦してみてほしいです。:)

短期留学となると、時間が限られているので
一日一日が本当に貴重で、その一日をいかにデザインして生きるのかが大切だなと、改めて思いました。留学に限らず、人生全体に言えることでもありますね。


まとめ

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました!
Vol.1で今学んでいる教育と合わせて書いたら…なんて言っていましたが、
今回は自分がやってきたことをまとめる感じになってしまいましたね。

そしてこういう方法論?って結局は、一人ひとりがそれぞれのパーソナリティに合ったものを試行錯誤して見つけた方がいいのだと考えています。

それでも、私の留学体験記(という名の作戦記?笑)が誰かひとりの、
「こんな方法もあるんだ!」「自分にもできそう!」
という気づきになれば、この上なく幸せです。

20代のうちに、カナダ・モントリオールとフランス(ヨーロッパ)への長期滞在を実現させるので、これからも英語とフランス語の語学力向上目指して色々試しながら生きて、その都度語学学習のアイディアは更新していけたらいいなと思っています。人体実験ですね🧠👅🌌


皆さんにとって今日も明日も明後日も、小さな幸せが沢山訪れますように。
ではまた次回!

Love,

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