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証券口座のことを忘れると本当にリターンは高くなるのか!?

今回の記事では、投資界で良く話しを聞く

 最もパフォーマンスが良かった口座は、所有者が亡くなったり、アカウントを忘れてしまったりした人々のものであった

について、記載していきたいと思います。


1 .概要

 投資家同士で話しをしていたり、調べたりしていると「最もパフォーマンスが良かった口座は、所有者が亡くなったり、アカウントを忘れてしまったりした人々のものであった」という内容を聞いたことがあるのではないでしょうか。

 この話は、フォデリティ・インベストメンツのチームが個人口座のパフォーマンスを調査したところ、最もパフォーマンスが良かった口座は、所有者が亡くなったり、アカウントを忘れてしまったりした人々のものであったと言われています。

 しかし、この内容を裏付ける調査結果の資料などは無く、フォデリティ氏自体もこのような調査を公式に発表したことはありません。

  この話しは、多くの投資関連のブログ、記事、書籍で引用されています。

 特に、個人投資家がよく読むメディアや自己啓発書で頻繁に取り上げられますので、広く一般に知られるようになりました。

 良く話は聞きますが、根拠がないので真偽は明らかになっていません。

2.なぜよく使われるのか?

 なぜこの話しがよく使われるのかというと、行動経済学が広く知られるようになり、投資家の行動がパフォーマンスに与える影響についての関心が高まる中で、このような話しが注目されるようになりました。

 ダニエル・クロスビー氏や他の行動経済学者が、感情的な取引を避け、長期的な視点を持つことの重要性を強調する中で、この逸話がよく引用されるようになりました。 

3.実際に証券口座のことを忘れている人のリターンは高いのか?

 これについては、正確なデータがあるわけではないので憶測になってしまいますが、取引きを頻繁に行えば、手数料や税金などのコストを多く取られてしまうので、売らずに長期保有していた方が高いリターンを得られる可能性はあります。

 また、過剰な取引や市場のタイミングを見計らおうとする試みが、しばしば投資リターンを減少させる可能性はあります。

 短期的にタイミングを見て売買を繰り返す投資はコストが高くなる他に人的ミスを避けなければなりません。

 年十年間も人的ミスを起こさずに市場平均より高いリターンをあげられる人はごくわずかでしょう。

 一般的にデイトレーダーの生存率は5%と言われていますので、この中に残るのはなかなか難しいと思います。

4.まとめ

最もパフォーマンスが良かった口座は、所有者が亡くなったり、アカウントを忘れてしまったりした人々のものであった
 
 この話しの真偽については分かりませんが、長期的視野を持って投資をする人にとっては勇気を与えられる言葉だと思います。

 私の投資年数は大したことがないので、この話しが確かなのか確かめようがありませんが、優良企業の株を売らずに保有していれば、リターンを得られるのは確かです。

 この話しが本当なのか確かめるためにも、売却する必要のない株は死ぬまで売らずに保有してみようと考えています。 

 長期投資は再現性の高い方法です。

 投資家内で良く使われるということは、それだけ長期保有がオススメできる方法ということだと思います。

 自分には短期トレードをやる自信がないという方は長期投資をオススメします。

 これからも一緒に頑張っていきましょう。


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