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#習慣化と仕組み化のはなし

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2022年9月の記事一覧

朝の「ひとり時間」はセルフ・コーチングタイム

朝の時間の使い方の話です。 わたしは平日、始業開始1時間~1時間半前の朝7時半~8時には出社しています。 8時半くらいまでは同じ事務室で他に出社してくる人はいないので、広くて静寂な空間を独り占めすることができます。 中長期的な自分の姿に思いを馳せる繁忙期は早速仕事を始めることもありますが、通常期は目の前の作業から離れて、中長期的な夢や目標、ありたい姿の再確認を行います。 年始にこれらをリストにしたので、それを毎朝読み返しています。 繰り返し読み直すことで、夢や目標、

毎朝10分でその日1日の過ごし方を決める。自分の人生デザイン、まずはここから

モーニングタスクとして毎朝行う小さな習慣をご紹介。 ちょっとしたことですが、これをやるとやらないとでは、1日の過ごし方と得られる充足感が大きく変わります。 「今日のゴール」「自分アポイント」を中心に、今日のタスクスケジュールを組み立てるA5サイズのノートを広げて、左ページに今日のタスクリストを書き出します。 これが今日の「プラン(計画)」となります。 その際、その日の目標や重要テーマは何かを「今日のゴール」としてタスクリストの前に書き出すのがポイントです。 「今日の

SNSのタイムラインは定期的に耕し直す

TwitterやInstagramなどのSNSは観ているだけでも楽しいのですが、時間の経過とともに自分の好みや考えに合わない投稿がタイムライン上に増えてしまうことがあります。 投稿の内容や文体などを気に入ってフォローしたはずなのに、タイムラインの質が変化してしまう。 その原因と対策をご紹介します。 フォローしている相手も変化する当たり前のことですが、相手も人間です。 ずっと同じようなことを投稿しているわけではありません。 政治や宗教に傾いたり、特定の主義主張を始める

読書の習慣化も「本を開く」というベイビーステップで

読書の習慣が無い人が読書を習慣にしようとした場合、「月に何冊読む」「毎日読書する」などの目標を掲げても、得てして続きません。 習慣化の第1歩は、読書の場合においても「ベイビーステップ」が原則。 読書の習慣化も「本を開く」というベイビーステップでベイビーステップとは、その名の通り小さい1歩を踏み出すこと。 ひたすらベイビーステップを繰り返すことで、いつしか毎日の歯磨きと同じくらい「当たり前化」されて習慣化したと言えます。 まとまった目標を掲げるのはそれからでも遅くはあり

新しい習慣を身に着けようとするときは、既存の習慣とセットにすると何だかうまくいく

人間の行動・思考の多くは、いくつもの「習慣」によって半ばオートマチックに行われるそうです。 生活を良くしたり、仕事で成果を出せるようにしたいと思ったら、習慣を変えたり、良い習慣をあらたに身につける必要があります。 ところが、これがなかなか上手くいかない。 どうすれば、良い習慣が身につき、悪い習慣を止められるのか。 早速ご紹介しましょう。 新しい習慣は既存の習慣とセットにするすでに自然体で行えている習慣とセットにすると、新しい習慣を身につけるハードルが下がります。

Todoistを「生活習慣」の①チェックリスト②リマインダー③実行記録に

タスク管理アプリの「Todoist」を、毎日愛用しています。 タスク管理はタスク管理でも、仕事のタスクのほうはOutlookで管理。 なのでTodoistはもっぱら、身につけたい生活習慣、あるいはこれをやっておけば充実した毎日になる生活習慣を自己管理するために使っています。 一つひとつの生活習慣は朝起きてから夜寝るまで、タスクとして時系列に行う時間をセット。 TodoistはGoogleカレンダーと連携しているので、5分前になると、手首に巻いたAppleWatchがト

「やめてよかった習慣」7選

習慣化というと、ついつい新しいこと・追加することに目が向きますが、時間が有限である以上は「引き算」も必要です。 これまでにやめてよかったと思った習慣を、7つまとめてご紹介します。 「やめてよかった習慣」7選1.たばこ やめた習慣のうち、記憶にある一番期間が長いものはたばこです。 大学生の頃から新社会人の頃まで1日1箱吸っていたのですが、最初の子どもが産まれる前にスパッと止めました。 ある日の喫煙室で「止めるなら今しかない」と突然ひらめき、残っていたたばことライターを

朝ベッドを整えてから家を出るだけでも、ストレスはぐっと少なくなる

平日は毎朝、6時頃には家を出て出勤します。 起きてから家を出るまでは30分程度なので、いつも慌ただしく過ごすのですが、それでもいつも欠かさず行うことがあります。 それは、「ベッドを整える」ということ。 朝ベッドを整えてから家を出るだけでも、ストレスはぐっと少なくなるうっかり寝過ごした朝でも、ベッドを整えることは欠かしません。 乱れた掛け布団を一旦どけて、敷布団やシーツのシワを伸ばし、掛け布団は畳んで重ねておく。 次にベッドを使うのは夜帰ってきてからなので、帰宅後でも

休日はインプットもアウトプットもしない。自分の手帳やノートを眺めて過ごす

平日はどなたも仕事と家庭のことに追われて、ゆっくりと立ち止まることがなかなか出来ないかと思います。 仕事では書類の提出や製品の納品など、何かしらの成果物(アウトプット)をいくつも求められ、それに応えるためにアウトプットを上回る量のインプットを余儀なくされています。 思考や感情の疲れ、たまっていませんか大量のインプットとアウトプットを繰り返していると、それに追われている間は気がつかないのですが、わずかずつでも思考の乱れが生じたり、感情の波がうまくコントロール出来なくなったり

カバンの中身をすべて取り出すことで、翌日のシミュレーションを行う

お客様先で渡そうと思っていた資料が見当たらない、出張先で宿泊に必要なグッズが入っていなかった、なんだかいつもカバンが重い。 「アレがない」「コレなんで入っているんだ?」そんな経験に心当たりありませんか? そんなことをもう起こさない習慣は、2つのポイントを押さえるだけで身につきます。 早速、ご紹介しましょう。 帰宅したらカバンの中身をすべて出す第一のポイントは、帰宅したら機械的にカバンのなかの荷物をすべて取り出すこと。 翌日使うことや、いつも持ち歩くと分かりきっている

早朝出勤するのは、「時間」ではなく自分が「自分」の主導権を握るため

早朝出勤を始めて、10年くらいになります。 交通事情にもよりますが、6時には家を出て、だいたい7時頃に出社しています。 その代わり、少なくとも週の半分以上は残業せずに定時で帰ります。 「時間」に使われるのか、「自分」が時間を使うのか朝の始業時間にあわせて出社して、遅くまで残業すれば残業代が稼げますが、そうはしません。 時間に使われるのではなく、自分を軸にして時間を使いたいからです。 残業ありきで仕事をしていると、どうしても時給発想になります。 反対に、自分を軸にす

地震発生時の出社・帰宅行動方針[自分メモ]

地震発生時に出社する・しない、勤務中の帰宅判断の目安を、いざという時に迷わないようまとめておきたいと思います。 出社前に地震が発生したら家にいる時点で震度5以上の地震が起きたら出社しない(上司にメール) 出勤途中なら、最寄りの公共施設に身を寄せて情報を集める 公共交通機関がストップしてしまったら、タクシーの列には並ばず、最寄りの公共施設かコーヒーショップで待機して再び流れ出すのを待つ 公共交通機関が再開した場合は、帰宅することを優先するが、会社方面が移動しやすい場合は

習慣の継続は「ベスト」でなくても「ベター」でいい

習慣は「続けること」が前提となります。ですが、「完璧に続けよう」とすると途端に続かなくなります。 確かに「毎日」行ったほうが習慣を身につけやすいが習慣には「始める」と「続ける」の段階がありますが、「始める」のほうが圧倒的に難易度が高い。 週1だとこの「始める」という大きな山がその度にやってきますが、毎日だと「始める」は初日だけであとは省力モードで行える「続ける」なので、最初は毎日行って習慣化されてから頻度を減らしたほうがずっとラクに行えるのです。 ただし、実際にはその時

習慣化は、記録によるわずかな変化への気づきをモチベーションにする

早起きやブログ更新、運動にダイエットなど習慣化したいことは記録するようにしています。 スマホアプリで計測し、その結果をライフログノートにまとめるのが1日の一連の流れです。 習慣化は、記録によるわずかな変化への気づきをモチベーションにする習慣化は日常的に行うことですから、記録内容もほぼ変わらないようなことを毎日記録することになります。 じゃあ同じような内容なら記録しなくてもいいかと言うとそんなことはありません。 同じような内容を日々繰り返し記録するからこそ、変わらないこ