朝の「ひとり時間」はセルフ・コーチングタイム
朝の時間の使い方の話です。
わたしは平日、始業開始1時間~1時間半前の朝7時半~8時には出社しています。
8時半くらいまでは同じ事務室で他に出社してくる人はいないので、広くて静寂な空間を独り占めすることができます。
中長期的な自分の姿に思いを馳せる
繁忙期は早速仕事を始めることもありますが、通常期は目の前の作業から離れて、中長期的な夢や目標、ありたい姿の再確認を行います。
年始にこれらをリストにしたので、それを毎朝読み返しています。
繰り返し読み直すことで、夢や目標、ありたい姿を達成するまでの道のりを具体的にイメージすることができます。
何度もイメージすることで、人生のロードマップが見えてきます。
大きな夢は簡単にはたどり着かないので、何度も読み返すことでどのようにアプローチすれば実現できるのかを少しずつイメージトレーニングする感じで一歩一歩近づいていくのです。
手帳やノートを「コーチ」として振り返りを行う
同時に、どのような道をたどってきたかについても確認を行います。
自分で書いた手帳やノートなどを読み返すことで、昨日・今週・今月何をできたかを振り返り、人生のロードマップを歩めているか確認します。
たどってきた道とこれからたどる道を俯瞰することで、今日・来週・来月何をするかを決め、目先のことばかりしているなどバランスが悪くなっていれば補正していきます。
夢リストや手帳・ノートをツールとして使いつつ、自分を俯瞰するもうひとりの自分を「コーチ」としてこれからの時間の使い方をゆったりと考えることに、朝のひとり時間をあてています。
できなかったことより、少しでもできたことをしっかりと振り返る
振り返りでは、できたことと・できなかったことが必ずあります。
振り返りというとできなかったことを反省する人が多いのですが、まずはできたことをしっかりと確認します。
歩みを確認することでプラスの面にもしっかりと目を向け、達成感を醸成するのです。
自己肯定感を高めないと長い人生で息切れしてしまうので、ここは大事です。
次にできなかったことの確認もしますが、結果を嘆いて反省するのではなく、できなかった要因を客観的にとらえて次にどうしていくかを決めます。
くよくよと考えても結果は事実として変えられないので、まだコントロール可能なこれからの行いに目を向けたほうが精神衛生上もとても良い。
まとめ
早起きは眠さに負けそうな日もありますが、この朝の習慣を行うようになってから、1日のストレスがずいぶんと減りました。
朝の時間にひとりだけのセルフ・コーチングタイムを持つことで、全体を俯瞰しつつマインドフルネスな状態を維持する。
コストパフォーマンスの良い時間の使い方として、おすすめです。
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