読書の習慣化も「本を開く」というベイビーステップで
読書の習慣が無い人が読書を習慣にしようとした場合、「月に何冊読む」「毎日読書する」などの目標を掲げても、得てして続きません。
習慣化の第1歩は、読書の場合においても「ベイビーステップ」が原則。
読書の習慣化も「本を開く」というベイビーステップで
ベイビーステップとは、その名の通り小さい1歩を踏み出すこと。
ひたすらベイビーステップを繰り返すことで、いつしか毎日の歯磨きと同じくらい「当たり前化」されて習慣化したと言えます。
まとまった目標を掲げるのはそれからでも遅くはありません。
いや、むしろベイビーステップで行かなければ、短期的には目標を達成できてもすぐに続かなくなってしまいます。
読書の場合のベイビーステップは、「本を開くこと」。
「読む」前に「開く」習慣が身につかなければ、次に進むことはできません。
毎日決まった時間に、本を開く。
開くことができたら、それを確認して閉じても良い。
気が向くようであれば、そこで始めて文字を追ってみる。
このくらいレベルを下げて毎日続けることで、いつしか「本を開く」が当たり前になり、読むこともそれに連れて身についてきます。
電子書籍でも考え方・やり方は一緒
Kindleなど電子書籍で本を読む人も増えてきました。
電子書籍であっても、読書を習慣化する理屈・手法は一緒です。
毎日決まった時間、あるいは決まったシチュエーションでそれを開く。
わたしの場合は、iPhoneのKindleアプリで読んでいますが、朝の通勤の電車やバスに乗ったら、無条件でKindleアプリをタップします。
実際に読むのは、1ページだけでも、1節だけでも構わない。
とにかく毎日開くことを続けていれば、意外と1冊はすぐに読めるものです。
この習慣を続けることで、先月は1日も欠かさず本を開き、月に6冊の本を読むことができました。
開きっぱなしにしておけば、「本を開く」というベイビーステップすらクリアーできる
さらに手近なところでは、本を開きっぱなしにしておく、Kindleを立ち上げたままにしておく、という方法もあります。
こうすれば、先程の「本(Kindle)を開く」という第1ステップが、常にすでに行われているという状態になります。
目に入るところでページが開かれていれば、すきま時間に「ちょっと読み」が自然に行われるように。
ちょっと読みが積み重なると、1~3日で1冊読み終わるのも難しくはありません。
まとめ
習慣化はベイビーステップで。
読書のベイビーステップは、読むことの前に「本を開く」こと。
さらに、開きっぱなしにすれば、本を開くというベイビーステップがすでに達成された状態に。
遠回りのようですが、「本を開く習慣」を先に身につけることで、「月に何冊読む」などの目標も身近なものになります。
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