見出し画像

まずは自分の総点検が必要だ

何度か書いているが、退職した。
正確には6月末で退職なので、今は会社に行っていないだけだけど。

自分には何ができるだろうと考えるチャンス到来だ。
いつも頭の片隅で考えてはいるが、今は頭のど真ん中で考えられる。
何にも追われない今を大切にしなければ。

いや、大学生2人、高校生1人を抱えて、時間とお金には追われている。
それを考えると、ムニャムニャと自分の思いをごまかしたりもする。

そう、独り身ではない責任は果たさなければならないのだ。
が、自分のやりたいこと、やれること、それを大切にせず何が人生か。
そのせめぎ合いと折り合いと葛藤とバランスと妥協と。
誰しも陥るジレンマだ。

どちらか一方に決めれば、きっとその日から後悔が始まる。
30年どっぷり浸かったのは、この身を捧げるサラリーマンという生き方。
だから、どっちを取る?みたいな究極の首絞めを自分に迫ってしまうのだ。

いや、もうそんな窮屈な選択はよそう。
自分らしい時間の使い方を繋げていけばいいではないか。
これが正解、というのはないのだから。

僕がどこにも属さずすぐ取りかかれるのは、文章を書くことだ。
思えば30年のサラリーマン人生も、すべて文章で切り開いてきた。
著書もある。

講演や講義も、今日頼まれて今日のうちにできる。
愛媛の村おこし時代、あちこちさまざまなところでマイクを握った。
神戸に帰ってきてからも、大学院で留学生向けに講義したり。
英語の受け答えは正直大変だったけど。

他にどんなこと?
ブランディング、キャリアサポート、それからそれから…
まずは自分の総点検が必要だ。

直近の仕事をいっしょに取り組んだ人とLINEしてみた。
ずいぶん昔の仕事でお世話になった人にメールしてみたり。
もっと以前から同志だと励まし合ってきた同業他社の人と話してみたり。
いろんな考えを受け取るため、頭と心を柔らかく。

***

noteでお世話になっている皆さんは自分の中では新しい友達だ。
(年齢層もつきあい方もさまざまだけど、あえて友達と書きたい)
ふだんは何でもないエッセイをあげているこの場だが、ついポロリと思いをこぼしたり、決意表明したり泣きごと言ったり。

そこにつけられた、高校生から人生の大先輩までいろんな地のいろんな立場のいろんな方々からのコメントが本当に嬉しい。
僕にとってコメントは、もはや大好きな友達との日常の会話だ。
そこから生まれる新たな感情や発想をこそ大切にしたい。

noteでまもなくサークルの発展版「メンバーシップ」が始まる。

noteの友達と深く繋がるために、これをやってみるのもいいかもしれない。

(2022/6/25記)

チップなどいただけるとは思っていませんが、万一したくてたまらなくなった場合は遠慮なさらずぜひどうぞ!