食物連鎖…は意味違うか
昨日の記事で、コチュジャン控えてヤンニョムチキンを作ったら、ただ甘いだけのものになったと書いた。
ポークチャップならぬチキンチャップ。
その記事にとしえんさんから、「酢豚を鶏で作った酢鶏」の話をコメントいただいた。
酢豚ならぬ酢鶏。
ですよねー、うちもたまにやりますよーとそのコメントを読んでいると、たまらなく酢豚が食べたくなった。
豚の代わりの鶏ばかり考えていたら、本家の豚が食べたくなったのだ。
酢豚といえば万人みんなケチャップに走りがち。
いや、ケチャップには何の罪もない。
が、少なくとも前日にケチャップ味が優勢のチキンチャップ風ヤンニョムチキンを食べた身としては、とりあえず2日続けて甘い肉料理はごめんだ。
僕が大学生の頃から愛用している中華レシピ本を開く。
はいケチャップ、ブブー!
クックパッドでレシピを探す。
ケチャップ、ケチャップ、たまにパイナップル…ブブーブブーブブー!!
ぬぉぉぉ、なんでこんなに甘いねん。
ケチャップなし!と思ったら、醤油1に対し砂糖4やったりして激甘やて!
ネットを徘徊すること3分。(早い)
銀座の名店のレシピが見つかった。
醤油2に対し砂糖1。
これだ!
で、作った。
火の通しかたなどいろいろアレンジはしたが、とにかく作った。
カリカリの豚、シャキシャキのタマネギ、ゴリゴリのニンジン。
うひょー! 甘くない、まったく甘くない。
いや、これ激うまやん。
なぜ家に紹興酒のストックがないのだ…
次から僕の酢豚はこれだ。
*
noteで影響受けて料理することって、よくある。
きっと僕だけではないはずだ。
見て作って、それをまた誰かが見て作って。
食物連鎖…は意味違うか。
もしかするとこの銀座の酢豚、今晩どなたかの食卓に上がるかもしれない。
(2024/8/8記)
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