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僕らはそこに吸い込まれそうな気さえした

noterのとしえんさんからご依頼をいただき、神戸旅のアテンド(同行ガイド)を引き受けた。

としえんさんは関東在住の方。
12/15、朝早くの新幹線ではるばる神戸までやってこられた。

としえんさんは過去に僕がいろいろな方をアテンドしている記事を読んで、行ってみたい!と怪しい!が交錯されていた模様。
アテンドしますといって僕がいろんな悪事を働くのではないか、ツボを買わされ、ケムリを吸わされ、キノコの粉をまかれるのではないか——
そんな冗談か本気か分からない記事を神戸入りの直前にあげておられた。

「アテンド神戸」の実態調査に来られる!
えーー! 悪事が露見したらもう次はない!
来年の僕の大きな活動の柱なのに!
僕は出かける前にリュックからツボとケムリとキノコをそっと出した…

過去のアテンド記事やぐるめぐる記事をくまなくご覧になっていたとしえんさんからは、布引の滝やビリケンさん、サンドイッチなど過去に登場したスポットやアイテムに行ってみたい、食べてみたいとご要望。

でも、としえんさんならではのご希望が、ドラマの聖地巡礼。
テレビ朝日『たとえあなたを忘れても』のロケ地に行ってみたいとのこと。
僕は観ていないのでよく知らないが、赤い神戸大橋が映ったり、ハーバーランドやメリケンパークが映ったりするのだそうだ。

これは大移動になる予感。
でもそれを叶えるのが僕の役目。
コース設定に腕を鳴らして準備万端、としえんさんを迎えた。

実際に歩いた感想は、僕が書くよりとしえんさんの内偵結果記事を見る方が臨場感があるので、ぜひそちらを。

ひゃぁっ!
なんか「アテンド神戸」を全力でオススメしてくださっている…

へんいちさんはアテンドのプロ中のプロだと思うのです。

(としえんさんの記事より)

あ、ありがとうございます。
ツボ、ケムリ、キノコの疑いも無事晴れたようだ。

僕のカメラで撮ったその日のカットをいくつか。

紅葉と布引の滝(雌滝)遠望
北野異人館(旧小林家住宅「萌黄の舘」)
神戸港のシンボル・赤い神戸大橋を歩いて渡る
ミナト神戸を見つめる日本三大大仏・兵庫大仏
新開地の老舗〈高田屋京店〉で白味噌おでん
キラキラの神戸メリケンパーク(ハーバーランドから撮影)
対岸のポートアイランドを望む
左端には昼に渡った赤い神戸大橋
足下を見れば…え、こんなところにETが!
ハーバーランドに残る大正10年築の旧神戸港信号所
高さはなんと50m近くもあり、中には手動エレベーターがあるとか
はためく小さな旗は4枚で「KOBE」を意味するらしい
(この情報知らず、としえんさんに案内できなかった…)
ハーバーランドはクリスマスマーケットで賑わう

当日は一時的に晴れ間も覗いたが、基本的には曇りがちだった。
でも、三宮でとしえんさんに会う直前まで、そして新神戸で手を振ってお別れした直後から、実は神戸は雨だったのだ。
奇跡のような天候に僕は感謝した。

水面に映るキラキラとした神戸の煌めき。
ぼんやり見つめているとその光がじんわりと大きくなって、僕らはそこに吸い込まれそうな気さえした。

としえんさん、楽しい一日をありがとうございました。

ツボ、ケムリ、キノコはさすがに冗談としても、としえんさんの事前の記事にもあったように、SNSで繋がる人と実際に会うことの是非はもちろん大いに考えなければいけないこと。
僕はまさにそのグレーゾーンとでもいうべきアテンドを自分の活動の大きな柱にしていこうとしている。
なら僕を信じて飛び込んで来てくださる方々のご要望に真摯に対応し、安心安全のツアーであることを身を以て証明していかねばなるまい。

ち、ちなみに来年からアテンド料金の値上げを予定している。
今年中にお申込いただいた場合は、実際に来られるのが来年であっても、3月末までなら現行料金でお引き受けすることにしているので、「ぜひ!」と思われたら「ぜひ!」。
神戸をいっしょに歩きませんか?

(2023/12/17記)

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