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大地から吸い上げた努力のたまもの

今年もまたインターンシップの大学生が先週末から住み込んでいる。
この愛媛の山奥の研修の最大の特徴は、この住み込みであるという点。
県内や関西から集まった見ず知らずの学生がいきなりの共同生活。

自分を知る人が誰一人いない環境で自分をとことん見つめ直すという、究極の自分探しが最大のテーマ。
だからこそこれまでの自分をいったんどこかに置いて、こうなりたい自分を演じてみたり試してみたりできるのだ。
そして、その新しい自分が何を吸収できるのか肌で感じてほしい。

まるで水だけでできているのかと思わせるナシやスイカさえも、そうした水分は自然発生的に現れるものではなく、せっせと大地から吸い上げた努力のたまものなのだから。
泥だらけの大地の水が、根から吸収され、枝を通って、あんなにもみずみずしくおいしい果汁として果実に蓄えられるのだ。

貪欲にいこう。

(2016/8/11記)

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