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シリーズ軍事科学の新書の創作を志して


1 挨拶

 皆さん、今晩は。
 本日は簡潔に、先程完成させたシリーズ軍事科学の新書(全15巻)をご紹介いたします。

2 拙作シリーズ『治兵護国 人民戦争論とその軍民両用』(全15巻)

 この拙作シリーズは、以下の拙作『六親協和』の前段階と成る作品となります。

 こちらの拙作は、『軍隊指揮』と言う傑作を最重要参考文献としつつ、科学史・国家論・自由と創造・倫理学・法学等と連携した「人間科学」「人間工学」を主題とした軍事科学書シリーズとなります。

2.1 主要な参考文献

-『軍隊指揮』-

“第一 用兵は一の術にして、科学を基礎とする、自由にして、かつ創造的なる行為なり。人格は用兵上至高の要件とす”
秘中の秘とされた「電撃戦」の運用指針であり、ソ連を破滅の淵に追い込み、勝者アメリカも学んだ、現代における「孫子の兵法」。
現代用兵思想の原基となった、勝利のドクトリン。【原書図版全収録】
『軍隊指揮』は、第一次世界大戦後に、ドイツ陸軍がその経験と英知を結集して作成した教範(ドクトリン)である。第二次大戦時ドイツ国防軍は、名将や兵器だけにたよったわけでなく、実際に、この教範をもとに行なわれた“電撃戦”によってフランスを降し、ソ連を破滅の淵にまで追い込んだ。戦争に勝ったアメリカも作戦・戦術レベルでは圧倒された。
本書は、その旧陸軍訳を、旧字旧カナを新字新カナに直すなど、現代人に読みやすくするよう処理をほどこし、解説を付した。ドイツ兵学理解を示す貴重な文書になると同時に、ドイツ国防軍において、現代世界の作戦・戦術の形は、一つの頂点に達したことを示す軍事研究上、不可欠の文献である。
なお、ここで示された指揮の要諦や組織の運用は、第二次大戦の戦訓を学んだアメリカが取り入れ、その用兵ドクトリンに反映させている。
本書に書き記された軍事思想と指揮の哲学は、それほどに卓越しており、今日の軍事思想家たちに「現代の孫子」として高く評価されている。

-科学史-

-国家論-

アラブ人社会学者で歴史家であったイブン・ハルドゥーンによって書かれた14世紀の書物である[1]。正式名称は『省察すべき実例の書、アラブ人、ペルシャ人、ベルベル人および彼らと同時代の偉大な支配者たちの初期と後期の歴史に関する集成』(كتاب العبر، وديوان المبتدأ والخبر، في أيام العرب والعجم والبربر، ومن عاصرهم من ذوي السلطان الأكبر kitāb al-ʿibar wa-dīwān al-mubtadaʾ wa-al-ḫabar fi ʾayyām al-ʿarab wa-al-ʿajam wa-al-barbar wa-man ʿāsara-hum min ḏawī al-sulṭān al-ʾakbar)[2]。7部からなる歴史百科事典であり、『イブン・ハルドゥーンの歴史』というタイトルでアラビア語でも出版されている[3][4]。またその序論と第1部に該当する部分が歴史序説英語:al-muqaddimah、アラビア語:المقدمة)』として知られている。

権力と国家を主体とした政治的世界の仕組みと一般的な運動法則を提示する。古代から現代に至る国家の歴史的動態を大きく捉え、厳密に論究する雄渾な理論書。

-自由と創造-

軍事組織は時代の変化、環境の変化、そして敵の変化に直面しており、さまざまな問題を解決しなければならない。そのための方法論をどうすれば生み出すことができるのか、そしてどうやって定着させることができるのか。アメリカ、イギリス、日本を事例として、戦争の術と科学の発展過程を分析し、軍事組織の高等教育とイノベーション、そして作戦術の革新を解明した博士論文を書籍化。軍事組織は大きな問題に直面したとき、その解決方法をどのように生み出していったのか。その知られざる知的創造力を描き出す。

 国家のために戦って死ぬ人々もいれば、国家によって殺される人々もいる。人権は、かかる国家権力の暴虐を抑止する理念として掲げられてきた。しかし、国家の場合と同様、人権のために戦って死ぬ人々もいれば、人権の名によって殺される人々もいる。この事実を見て見ぬふりをすることはできない。
 二〇〇三年以来の米英両国によるイラク侵攻と占領はイラクによる「大量破壊兵器の開発保有」という理由の立証の失敗にも拘らず、フセイン体制による人権侵害からのイラク国民の救済の名のもとに貫徹され、救済さるべきはずの多数の非戦闘員の生命を犠牲にした。一九九九年にセルヴィア勢力によるコソヴォのアルバニア系住民虐殺に対する「人道的介入」としてなされたNATOのユーゴ空爆は、人権救済動機がより強いとみなされているが、地上軍派遣を回避した空爆はアルバニア系住民への迫害を抑止するどころか激化させ、さらにNATO軍機の安全を優先した高空からの爆撃は、民間人への「付随的被害」をほとんど故意に拡大する戦略であった。「平和国家」を標榜するわが日本においても、殺人事件被害者数が激減しているにも拘らず、「被害者の人権」が声高に叫ばれる状況の中で、死刑判決は逆に急増している。
 人権の名によって人権が侵害されるという現代世界の政治状況は、人権理念に対する懐疑やシニシズムを深め、広めている。それだけではない。ポストモダン、ネオプラグマティズム、フェミニズム、闘技的民主主義、共同体論、多文化主義、アジア的価値論、「動物の権利」論、ディープ・エコロジーなど、現代思想の諸潮流は、人権理念が内包する普遍主義・権利中心主義・本質主義的人間性論・人類中心主義に対して根本的な批判を加え、人権理念の哲学的基盤を侵食しつつある。人権理念にコミットしてきたリベラリズムの陣営においても、「政治的リベラリズム」に転向した後期ロールズが典型的に示すように、リベラルな人権理念の普遍的妥当性を否認し、人権の規範的実質を希薄化し切り詰める傾向が現出している。
 それにも拘わらず、現代世界では、ジェノサイド、世界中で一日に五万人(うち約三万人は五歳以下の幼児)の貧困死、民主的正統性なき政府による批判者弾圧、政治的打算による難民認定拒否など、すさまじい人権侵害が現実に横行している。すなわち、人権はいま<二重の危機>にある。一方で、人権理念は現実によって蹂躙され、他方で、その現実を批判し是正するための根拠となるべき人権理念自体の信憑性が掘り崩されつつある。
 それでは、人権は現実によっても思想によっても「死せる理念」として、いずれ葬り去られるのだろうか。この悲観的な問いに「否」と明確に答えることが、本講座の目的である。そのために、本講座は<二重の企て>を遂行する。一方で、人権の意義と妥当根拠を哲学的に反省することなく、自らの政治的要求の実現戦略のみを問題にする無批判的・独善的なタイプの運動論的姿勢を排し、人権理念を根本的な批判・懐疑に応答しうるよう哲学的に再定位して、その規範的真価を的確に同定し擁護することを試みる。他方で、人権理念の哲学的正当化可能性を示すことで事足れりとし、それを蹂躙する現実をただ慨嘆するだけの講壇哲学者的態度も排して、人権実現のための、実効的にして、独善や欺瞞に陥らない批判的自己修正力をもったプロセス・方法・制度装置を探究する。
 人権がいま晒されている二重の危機からこの理念を救済しうるのは、かかる二重の企てである。各巻・各論考ごとに焦点と比重の置き方に違いはあるが、人権理念の二重の危機を冷静に分析して、この理念を救済する二重の企てを分業的協業により遂行するという志向が本講座全体を貫いている。その意味において、本講座は、人権論の再定位によって人権の再生を図る共同プロジェクトである。
編集代表  井 上 達 夫

-人間科学と人間工学-

2.2 主要な参考文献

 以下が、拙作の全15巻である。

-哲学的な「確立」篇-

-理論的な「常備」篇-

-分析的な「実践」篇-

-総合的な「応用」篇-

3 結語

 以上となります。
 今から運動しては、スターバックスに行って休み、そして明日の早朝からの準備を行います。行います。

ありがとうございます。心より感謝を申し上げます。