見出し画像

戦争の教訓を平和の護持へと、そして軍事の科学を労働の改善へと。


1 挨拶

 皆さんこんにちは。今現在、以下の拙作の執筆の為に研究活動に努め励んでおります。

 研究活動を行っていく中で、移民政策・移民問題の重要な問題である「労働力」について改めて深く考察すること出来ています。また自分自身もまた、外勤のアルバイトで、先月からある飲食店で働き始めたが、その多忙ぶりや様々な問題点、そして一緒に働く人々の高齢ぶりと、半数以上が同国人であるベトナム人であることから、実践的・現実的な経験においても、様々な新しい考察が出来ております
 以上のようなこともあって、新しい拙作が再び誕生しました。以下の通り、皆さんにご紹介いたします。

2 拙作『忠勤報国 国家の利益と人民の幸福を謀るもう一つの祖国戦線』

 この拙作は、以下の二つの拙作と取り分け密接な関係があります。

拙作『夢幻の自伝Ⅱ』(三度のインドシナ戦争の特殊な戦記)

拙作『治兵護国 人民戦争論とその軍民両用』(軍事科学書)

2.1 表紙

2.2 扉

2.3 目次

2.4 解題

 この解題を著述している本日2023年9月2日は、こよなく愛する我が祖国ベトナムの建国記念日78周年である。これは喜ばしいことであるのか?それとも、悲しいことであるか?自分は慎独しながら、そして心の底から誠に敬愛するホーおじさん(ホー・チ・ミンの尊称)を追慕しながら、更に、我が祖国ベトナムの民族解放運動・独立運動・三度に亘るインドシナ戦争・戦後混乱期(ドイモイ以前)・戦後復興期(ドイモイ以後)の犠牲者・被害者・遺族の方々を追悼しながら、両目に涙を浮かべつつ、この解題を著述している。

 喜ばしいことであるのか?然り。思うに、建国記念日は独立権に民族自決そして独立国に主権国家の基礎が創られたという政治的・民族的・歴史的・文化的な大業を記念する日であるからだ。しかし、誠心誠意を以て深慮すれば、やはり誠に悲しいことでもあるのだ。「創業は易く守成は難し」という箴言は、政治・社会・文化・歴史・経済・経営・教育等を誠に博(ひろ)く学べば学ぶ程に、自分は熟(つくづく)実に深謀遠慮の箴言であると心の底から誠に学び直している。独立の達成と主権の確保という崇高な偉業の中に、そして後に、知り尽せない程の数多の混乱に分裂・事故に犯罪、慢心に堕落・腐敗に退廃・抑圧に弾圧・虐殺に内戦・極貧に惨死等が起きてしまったという歴史、この歴史を誠に学び知らずに、独立の達成と主権の確保を、意図的に栄光ある誇り高き偉業としての側面だけを観たり、論じたり、称えたり、伝えたり等するのは、実に虚構・虚飾・虚偽・欺瞞(まん)であり、不仁不義であり、無礼であり、邪智背信である。悲しいかな、暗愚や欺瞞等に満ち溢れた政治宣伝に歴史教育は甚だ多いものである。自分は、これらに対する義憤を懐きながら、主体的で建設的な反躬自問の奮励努力を常日頃から挑戦し続けているが、これが自分の愛国心の個人的な実践の一つである。

 この愛国心の個人的な実践は、拙作『愛国的個人主義のマキシムズ 根本原理・行動原則・格言』の完成を以て開始した。その一つが、以下のようなものである。

⒈ 朝にて、現実的な嫌気と社会的な義務に葛藤しながら起床しては、身支度して、外出する。積もり続ける疲労に不満や苦痛、しかし、無学・無知・無情・無心・無理に惨状や窮状等は相変わらず激増し続ける。
⒉ 昼にて、権力や地位に貪(どん)欲がある、無学で馬鹿な連中に命令に指導や叱責等されながら、個我を押し殺しては、良心も抑え付けて、正気を理想や夢等と共に投げ捨て続けていく。
⒊ 夕にて、押し付けられた重責に失敗や挫折等を抱えながら、歯を食い縛っては、握り拳を抑えて、搾取された利益に結実や功績等を抱えながら、疲弊して帰宅する。
⒋ 夜にて、天地と国人の不仁不義や無情無心等を悟りながら、自主独立への渇望を懐きつつも、社会性や経済力等に関する己の依存心や恐怖心に深く苦しめられる。

拙作『愛国的個人主義のマキシムズ 根本原理・行動原則・格言』(詞章Ⅷ 格言集“六”‘四六時中’から‘一の裏は六’への徳 Ⅰ:Ⅰ 誠心誠意誠身誠実)p.17

⒈ 「百」も動いているが「一」しか働いていない。これが大衆であり、時流である。
⒉ 我は奮励努力して、「一」しか動かないが「万」も働く。これが学徳の偉力である。
⒊ 世は「百」の小利と「万」の巨悪を成す。我は「一」の小利と「万」の徳を成す。

拙作『同上』(同上 Ⅰ:Ⅲ 博学能修)同上

 自分は三日前の8月31日を以て27歳となったが、今現在、社会的な地位や影響力等はほぼ無く、生産性も経済力も極めて低く、数多の深い不安感に恐怖心、そして数多の深い苦しみに難しさや危うさ等を抱えた惨めな独りである。この現状は、将来にて、部分的には軽減や解決等できるであろうが、根本的には変わらない。そのような身となっている、そしてそのような身であり続けるのは、確かに天命の道理であるが、それと同時に、もちろん自決の結果でもあるのだ。誠なる自由の道は重責にして重任であり、誠なる修徳の道より重大にして重厚であり、そして現実に誠に挑み続けるは厳酷で危険であるからだ。しかし、確かにそうではあるものの、『論語』(憲問14:38)に「是(善さや正しさ等)が[実現]不可能であると知ってもなおもこれ(善さや正しさ等)を為そうとする者」と言われているように、思うに、我が先師の孔子をはじめ、ソクラテス先生・釈尊(現実的な人物として)・イエス先生(歴史的な人物として)・ティルヴァッルヴァル先生・ニーチェ先生等、数多くの先哲達を仰ぎつつ、自分は絶望しながらも挑戦するという矛盾を懐き、そして、哲学的な虚無主義と挑戦的な幸福主義・現実的な厭(えん)世主義と倫理的な理想主義等を兼備しながら止揚し続けることを初志貫徹する。故に、拙作『社会善 思想並びに良心の自由の個人的かつ主体的な実践』に自分はこう述べたのである。

「道也者(Dynamics never)不可須臾離也(be left even for an instant)」・「純(Inanimate) 粋(Mechanical)な知(The supreme force)の持主である上帝陛下の足(Natural disasters)に敬礼(Salute defiantly)しないとしたら、学問に何の意義があるのだろうか?」。道(Humanity)を弘(ひろ)める徳(Virtuous learnings & conducts)の存在こそが、正しく他ならぬ学問の意義では?ああ、「朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり」だ!
天命(Chaos)に誠に挑むのが仁であり、天命(Fates)に誠に抗うのが義であり、天命(Dooms)と誠に戦うのが智であり、天命(Destruction)と誠に有るのが信であり、『礼(The force of Chaos and Cosmos)』を誠に学ぶのが「礼(Humane salutes)」である。
上帝陛下の足(Natural disasters)に踏ん付けられ続けるのが、万物の『道(Providence)』。さればこそ、「仁義(Mature)礼(pers)智(onal)信(ities)」等の諸徳(Enlightenment)と「学んでは、更に学んで、常しえに学ぶ」という「道(Learnings)」を以て、不撓(とう)不屈の自主独立を貫徹しながら最期まで善く生きていく。こういう幸福もまた、善いではないか!

拙作『社会善 思想並びに良心の自由の個人的かつ主体的な実践』(補巻 主体思想 第Ⅱ章 求諸己)p.49

 そして止揚し続けていく中で、自分の愛国心並びに愛国的個人主義から、こよなく愛する我が祖国ベトナムでの人民の愛国心の形骸化と、こよなく愛する我が第二の祖国日本での人民の愛国心への忌避に憤慨して、「もう愛国心は戦争の産物と戦時中の名器だけではない!!!」という悲嘆はより一層大きくそして深くなっていき、そして遂に昨晩、苦心しながら様々な考察や思索を行った結果、ベトナム戦争中の「ホーチミン・ルート」(Đường mòn Hồ Chí Minh:北ベトナムから南ベトナムへの陸上の軍事援助の兵站線)と日中戦争中の「産業報国運動」(日本の戦時体制下における民活の戦争協力度の向上と軍需の増産や強化等の為の労使協調運動)から、「愛国心が個人の幸福に組織の改革・文化の改善・社会の改進・国家の改新等の助力となる一つの徳性であることを実践躬行して主張しよう!!!」という立志をしたが、この立志から誕生したのが、今回の拙作『忠勤報国 国家の利益と人民の幸福を謀るもう一つの祖国戦線』である。そして、以下のホーおじさんの手紙『兵站部第10工場の工人・戦士・従業員への手紙』(Thư gửi công nhân, chiến sĩ, nhân viên xưởng may 10, Cục quân nhu)が、この立志をより一層深めた。

物流総合部兵站部第10工場の工人・戦士・従業員、そして幹部へ親愛[の念]を以て送ります、
 おじさん(私)は皆さんの次の進歩を大変嬉しく思っております:
「団結に親愛・持続的な競争・技術の改善・生産の増加・節倹の実現・企業の管理」
 恐らく皆さんは既に次のことを自ら存知したと思います:
「思想が通ずれば仕事は善くなる。」
 それらの経験は他の工場の為に応用した方が良いでしょう。ですが、皆さんは進歩したからと言って、自慢したり、驕傲(きょうご)し(う)たりすること勿(なか)れです。[なぜなら、それらは]常しえに進歩する為により一層努め励む必要性に反します。
 女性の皆さん・男性の皆さん、おじさんに衣服を贈って下さったことに感謝します。
 おじさんは既に受け取りました。おじさんはその衣服をある一つの競争単位の賞典として贈りました。競争が終了しましたら、皆さんの評議に拠って、最も優れた人がそれを賞典として貰えることにしましょう。
 女性の皆さんと男性の皆さんの喜楽・強健・団結・進歩を願っております。
24日2月1959年 ホーおじさん 

『ホー・チ・ミン全集』〈第12巻〉(2011年版)p.88

 『易経』(屯 卦三)に「《屯》:元亨利貞、勿用有攸往、利建侯。」(《屯する》:万物の元始・万物の成長・万物の相互作用・万物の相互の補完、[このように万物流転である。これ故に、]往時の原因を所以にして有らしめては用いること勿(なか)れ、[そうすれば]諸侯に対する封建は利福である。)とある。「屯する」とは「守る為に集める」である。「創業守成」と言われているが、世界中の各国の国史、そして世界史並びに人類史において、戦争はほぼ全ての文明並びに国家の創造並びに激変の決定的な要因あるいは決定的な転機であり続けたし、現代においては、確かに人権をはじめ、反戦主義・平和主義・国際主義等の絶大な好影響で、戦争に対する嫌悪・否定・忌避・拒絶・猛反対等が人類の普遍的倫理観に成りつつあるものの、動物学的・生物学的・自然学的・形而上学的な観点と冷徹で実直な現実主義を以て深く考察すれば、表層的・形式的・数的にはほとんどそうではなくなるものの、本質的にはこれからもそうであり続けるのだ。「戦争は万物の父」と言われているように、私達人類「子」は、解釈として自分達の父との親子関係やその血縁を否定や否認することは出来ても、その関係とその血縁は厳然たる事実として実在し続けるのである。かつて戦争とは一切無関係だった産業革命に科学の大躍進や国家の大発展等は一切無かったし、現代においても、戦争の需給とその巨利・巨益・巨富は、実在しているのだ。ある生存に平和や繁栄等はある戦争や衰退に死亡に因っているのだ。(最も単純明快で自明の事例が食物連鎖)戦争は犯罪と同様に、常在の人災にして厳酷な現実であり、そして必然的な変化の一種の形態にして自然の摂理の具現化である。

 故に、「純(Inanimate) 粋(Mechanical)な知(The supreme force)の持主である上帝陛下の足(Natural disasters)に敬礼(Salute defiantly)しないとしたら、学問に何の意義があるのだろうか?」と言うのと同様に、「歴史を激変させる持主である我等の実父「戦争」の足に反抗的な敬意を示さないとしたら、平和に何の意義があるのだろうか?」。我々は実直に深く学び認めなくてはならない。そう、食事は人類の必要不可欠な生命活動であり、美味は人生の重要不可欠な喜楽の一つである。そしてその生命活動は本質的には「食物連鎖」即ち「殺生」であり、我々人類はこの地球上において、その頂点に君臨する勝利者である。故に厳粛な慈悲・慈愛・仁慈を学び行っていかなければならないのではないだろうか?これと同様に、戦争は人類の絶対不可避の凶事であり、また時折必ずや不可欠な必要悪となり、平和は人類の重要不可欠な幸福の一つである。そして富裕や平和の中で生きられる人々がいるのは、多かれ少なかれ、遠かれ近けれ、直接的であれ間接的であれ、貧苦や戦争の中で生きざるを得ない人々がいるからである。故に厳粛な慈悲・慈愛・仁慈を以て、軍事科学を誠に研究しては、それを平和的かつ知的に転用して、生物・動物・人間、そして、「人」として深造自得のある改善を自ら自身に施していかなければならないのではないだろうか?そのための提言が拙作の主題「忠勤報国」即ち「忠義を尽くして勤労して国恩に返報する愛国的な勤労文化の創造」つまり「公益国家主義と協働個人主義の両立に融和」である。

 『孫子』をはじめ、様々な軍事科学書は、誠に研究しては、それを平和的かつ知的に転用して、深造自得のある改善を自ら自身に施していけば、戦時の軍事だけではなく、平時の民活や民生等にも応用できるものである。前述の「勿用有攸往」(往時の原因を所以にして有らしめては用いること勿(なか)れ)のように、戦争は確かに我々人類(精確に言えばあらゆるほぼ全ての科学)の進歩を有らしめた最大の要因の一つであったし、これからも、表層的・形式的・文化的・数的には要因ではなくなるものの、本質的には要因であり続けるのだ。だからと言って戦争の肯定や黙認、ましてや公認や称賛、挙句の果てには奨励や扇動にその需給の創出や利益の享受等、決してあってはならない。そのためには、平和学に平和研究や平和教育、そして人権教育に積極的平和主義や国際協調主義等の経済的かつ文化的な実現は必要不可欠にして重要不可欠である。しかし今現在の日本(もちろん、後述のことは世界中の国々にも同様に言うべきことではあるが、ここでは日本を強調する。)のように、平和学に平和研究や平和教育等から、戦史に戦争犯罪、戦争哲学に軍事科学等を巧妙に排斥や忘却に拒絶し続けたりするのは、私見・私論としては、善き民俗・正しき国防・強き平和愛を創っては守っていくことを阻害する、甚だ愚かである上に、極めて危ういことであると、心の底から誠に強く断言する。私見・私論としての具体例は、以下の通りである。

①戦後の教育に拠って作られた戦争の道具としての愛国心の概念を、頑迷な程までに堅持や固執等しており、更には、愛国心を持つことは、極右の思想か好戦的や侵略戦争を肯定する思想等を決め付けること。
②公的な戦史の教育や平和の行事等が、『被害者』として日本の角度・側面・出来事等ばかりを強調しており、『加害者』としての日本の角度・側面・出来事等を実直に顧みていないこと。
③戦後の長年に亘る平和と全体的・比較的に極めて良い治安という幸運の中で、国防の致命的な欠点や弱点等に成る程の文化的な平和ボケに、ただただ戦争を恐れては忌み嫌うばかりで、「臭い物に蓋(ふた)をする」というような国民精神から、様々な戦争の数多の大失敗や罪過等からの猛省や教訓等を本格的に引き出しては善用できないこと。
④頑迷固陋(ろう)な島国根性・愚劣な根性論・受動的な同調圧力に現状維持・無関心や無責任等に由る傍観に形式主義や事勿(なか)れ主義・政教の御都合主義・政経の日和見主義、そしてこれらの悪影響により、偏重或いは形骸化した平和主義と政府から民生に至るまでの軍事学的な無知が甚だしい。

 以上のことから、「忠勤報国」という思想をこの拙作にて打ち出しては、この拙作が誠に国家の利益と人民の幸福を謀るもう一つの祖国戦線と成れるように志しながら著述しては完成させて出版し、至誠なる愛国心を以て、
こよなく愛する我が祖国ベトナムと我が第二の祖国日本に献呈する。

 拙作の本篇は16篇(Ⅰ-Ⅰ~Ⅷ-Ⅱ)となっており、各篇の体系的な構成は以下の通りである。

1(1:1-1:12):産業報国運動について    
2-5(2:1-5:13):修己治人について
6-9(6:1-9:13):先難後獲について   
10-13(10:1-13:13):殖産興業について
14-17(14:1-17:13):先義後利について 
18-21(18:1-21:13):尽忠報国について

 そして、補篇では民主的な治安の改善や向上について、別篇では主体的な自由の確保と護持について、付録では成人教育並びに生涯教育の奨励について著述する。

2.5 参考文献(一部未定)

 さて、拙作の参考文献は、以下の通りである。

『近代日本の愛国思想教育』〈全4巻:上巻・下巻・続巻・補巻〉(坂口 茂⦅著⦆、ストーク、1999-2003)
『民族とナショナリズム』(アーネスト・ゲルナー⦅著⦆、加藤 節⦅監訳⦆、岩波書店、2000)
『日本道徳教育叢書』〈第Ⅰ期全8巻、第Ⅱ期は未刊〉(芳賀 登⦅監修⦆、日本図書センター、2001)
『学校が「愛国心」を教えるとき』(西原 博史⦅著⦆、日本評論社、2003)
『戦後道徳教育文献資料集』〈全36巻+別冊全3冊〉(貝塚 茂樹⦅監修⦆、日本図書センター、2003)
『戦争のための愛国心 ボクラ少国民の作り方』(山中 恒⦅著⦆、辺境社、2004)
『「愛国心」のゆくえ 教育基本法改正という問題』(広田 照幸⦅著⦆、世織書房、2005)
『愛国心の教科書 誇り高く生きるための五十の話』(渡邊 毅⦅著⦆、PHP研究所、2005)
『人間形成』〈全11巻+別冊〉(貝塚 茂樹⦅監修⦆、日本図書センター、2006-2007)
『パトリオティズムとナショナリズム 自由を守る祖国愛』(マウリツィオ・ヴィローリ⦅著⦆、佐藤 瑠威、佐藤 真喜子⦅訳⦆、日本経済評論社、2007)
『文献選集《愛国心》と教育』〈全13巻〉(市川 昭午、貝塚 茂樹⦅監修⦆、日本図書センター、2007)
『学校教育と愛国心 戦前・戦後の「愛国心」教育の軌跡』(藤田 昌士⦅著⦆、学習の友社、2008)
『資料で読む戦後日本と愛国心』〈全3巻〉(市川 昭午、藤田 祐介、貝塚 茂樹⦅編集⦆、日本図書センター、2008)
『教育政策研究五十年 体験的研究入門』(市川 昭午⦅著⦆、日本図書センター、2010)
『愛国心 国家・国民・教育をめぐって』(市川 昭午⦅著⦆、学術出版会、2011)
『文献資料集成 日本道徳教育論争史』〈全15巻〉(貝塚 茂樹⦅監修⦆、日本図書センター、2012-2015)
『愛国心』(清水 幾太郎⦅著⦆、筑摩書房、2013)
『改革開放後中国の愛国主義教育 社会の近代化と徳育の機能をめぐって』(武 小燕⦅著⦆、大学教育出版、2013)
『「愛国」の技法 神国日本の愛のかたち』(早川 タダノリ⦅著⦆、青弓社、2014)
『ナショナリズムとグローバリズム 越境と愛国のパラドックス』( 大澤 真幸、塩原 良和、橋本 努、和田 伸一郎⦅著⦆、新曜社、2014)
『日本の愛国心 序説的考察』(佐伯 啓思⦅著⦆、NTT出版、2015)
『尋常小学『国史』が教えた愛国心』(北影 雄幸⦅著⦆、勉誠出版、2016)
『道徳教育と愛国心 「道徳」の教科化にどう向き合うか』(斉藤 利彦⦅著⦆、岩波書店、2018)
『「誉れの子」と戦争 愛国プロパガンダと子どもたち』(将基面 貴巳⦅著⦆、中央公論新社、2019)
『日本国民のための愛国の教科書』(将基面 貴巳⦅著⦆、百万年書房、2019)
『愛国の構造』(将基面 貴巳⦅著⦆、岩波書店、2019)
『戦後日本と道徳教育 教科化・教育勅語・愛国心』(貝塚 茂樹⦅著⦆、ミネルヴァ書房、2020

『プロセス・コンサルテーション 援助関係を築くこと』(E.H. シャイン⦅著⦆、稲葉 元吉⦅訳⦆、白桃書房、2012)
『トリーズ(TRIZ)の発明原理40 あらゆる問題解決に使える[科学的]思考支援ツール』(高木 芳徳⦅著⦆、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2014)
『キャリア・マネジメント 変わり続ける仕事とキャリア』〈全3冊〉(エドガー・H・シャイン、ジョン・ヴァン=マーネン⦅著⦆、木村 琢磨⦅監訳⦆、尾川 丈一、清水 幸登、藤田 廣志⦅訳⦆、白桃書房、2015)
『働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える』(村山 昇⦅著⦆、若田 紗希⦅イラスト⦆、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2018)
『スキルペディア 360度の視点で能力を哲学する絵事典』(村山 昇⦅著⦆、サカイシ ヤスシ⦅イラスト⦆、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2018)
『ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70』(株式会社アンド⦅著⦆、翔泳社、2018)
『思考法図鑑 ひらめきを生む問題解決・アイデア発想のアプローチ60』(株式会社アンド⦅著⦆、翔泳社、2019)
『図解 人材マネジメント入門 人事の基礎をゼロからおさえておきたい人のための「理論と実践」100のツボ』(坪谷 邦生⦅著⦆、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2020)
『グラフィックファシリテーションの教科書』(山田 夏子⦅著⦆、かんき出版、2021)
『トリーズの9画面法 問題解決・アイデア発想&伝達のための[科学的]思考支援ツール』(高木 芳徳⦅著⦆、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2021)
『コンセプチュアル思考 物事の本質を見極め、解釈し、獲得する』(村山 昇⦅著⦆、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2022)
『図解 組織開発入門 組織づくりの基礎をイチから学びたい人のための「理論と実践」100のツボ』(坪谷 邦生⦅著⦆、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2022)

社会主义荣辱观参考资料 (baidu.com)

 先哲や諸賢、研究者や出版社の方々の碩学(せきがく)や偉業、出版サービス「MyISBN」、そして誰よりも、自分の父に、心底から誠に深謝の念を示す。そして拙作が誠に国家の利益と人民の幸福を謀るもう一つの祖国戦線と成ることをを切に願う。また、南ベトナム解放民族戦線への哀惜の念をここに示す。

3 結語

 思うに、日本は敗戦のトラウマに囚われ続け、ベトナムは辛勝の陶酔に浸り続け久しい。トラウマを克服し、陶酔から覚醒し、過去を実直に猛省しては、数多の教訓を引き出して、現状を改善し、未来での進歩の基礎を創造していく、これこそが自分の、平和に余裕の意義であり、戦争に軍事の善用であり、そして愛国に修徳の目的である。

ありがとうございます。心より感謝を申し上げます。