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短編小説『一人は皆のために、皆は一人のために。 倫理的全体主義から熟議民主主義へ』

 皆さんおはようございます。昨晩、ベトナム語文献の翻訳と、各文献を再度熟読して、色々と学び直した結果、以下の短編小説を著述することを決行いたしました。

 これは、18世紀~19世紀のポーランド=リトアニア共和国を舞台とした短編の歴史・政治・戦争・哲学の小説であり、こちらの拙作を通じて、戦争における正義とその相対性、そして、戦争の必要性とその悲しみや苦しみに虚しさについて述べ、国民の進歩と国家の発展に必要なことや大切なこと等を、「倫理的全体主義」から「熟議民主主義」への移行の過程を通じて、述べていきます。

全体主義 ぜんたいしゅぎ totalitarianism
個人の利益よりも全体の利益が優先し,全体に尽すことによってのみ個人の利益が増進するという前提に基づいた政治体制で,一つのグループが絶対的な政治権力を全体,あるいは人民の名において独占するものをいう。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

「熟議」とは、「熟慮し議論する」ということだ。自分の意見をできるだけ明確に述べるとともに、他者の異なる意見にも真摯に耳を傾け、納得したり自分の誤りに気づいたら、自分の意見を修正する。それは、「ごり押し」や「固執」や「論破」ではない。熟議民主主義は、集計民主主義の問題点を乗り越える可能性を秘めている。投票サイクルの状態は、それぞれの見解を修正し合うことでしか解決しない。現代社会には、唯一の「正解」を見出しにくい社会問題が多数存在しているとなれば、なおさらである。政治が素朴な「世論」に左右されたり、「利益誘導」の場にならないためには、何が妥当なのか、何がなされるべきなのかについて、世論そのものの質を高め、「よく練られた世論」によって政治家をコントロールすることが必要である。

CIVIL SOCIAL DEMOCRACY - 市民社会民主主義の理念と政策に関する総合的考察 (hokudai.ac.jp)

 こちらの拙作を通じて、戦争の正義とその相対性、そして、人間と国家の自律的・自発的・自主的・主体的な成長と進歩を著述して参ります。
 短編の小説であり、価格も安価で、新書のような小さい本となります。ここ数日間で完成させて、出版いたします。

 皆様、どうか楽しみになさって下さいませ!

 なお、拙作の参考文献は以下の通りです。

ありがとうございます。心より感謝を申し上げます。