＃11　自分と向き合う時間・人生を語るフランス語

stand.fmで紹介した言葉と収録内容の概要です。
音声はこちらからどうぞ　
https://stand.fm/channels/5fafb858c646546590cea001

Youtubeからもお聞き頂けます。

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Si tu laisses reposer une eau boueuse, elle s'éclaircira.
De même, si tu laisses reposer ton esprit troublé, la chose à faire t'apparaîtra clairement.

泥で濁った水を静かに置いておくと、（泥は沈んで）水は透明になります。
同じように、動揺した気持ちを静かに、そっとしておくと、すべきことが、はっきり見えてきます。

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ヨガを長年していて、この言葉が表すことについて、何度も聞く機会がありました。それがフランス語で書かれていたものを見つけたので、思わず書き留めました。

動揺した時、落ち込んだとき、どうしていいかわからないとき。
そんな時、頭を使って解決策を考えたり、動いて探すよりも、座って、静かに自分の心を見つめることが大切だと学びました。

ただ、心がざわめいている分、静かに座ることは、そんなに簡単ではありません。その時に深い呼吸をすると、とても助けになります。
ヨガでは様々な呼吸法がありますが、シンプルで、誰でも簡単にできる
呼吸法を紹介したいと思います。

鼻から4カウントで息を吸って、口から8カウントかけて吐く。
これだけです。
ポイントとしては、鼻から息を吸ったとき、4カウントで息を吸いきるように調整して、8カウントで口から吐くときは、少し長いので、吐く息を調整しながら、8カウント目で、お腹が空っぽになるように吐き切ることです。

そして、自分がしている呼吸にできるだけ集中すること。
心配事や考え事がよぎるときもあると思います。
そちらに気持ちが向いたことに気づいたら、また呼吸に意識を戻します。

タイマーをかけて、5分間。もっと長くてもいいです。
よかったら試してみてください。

この呼吸法は、交感神経を静め、副交感神経を優位にするので、身体がリラックスします。気持ちが落ち着きます。
特に悩みがなくても、お休みになる前に、この呼吸法をすると、眠りにつくのが早くなったり、眠りが深くなると思います。
お風呂に入っているときに行うのもおすすめです。

私自身、このような呼吸法や瞑想をしていると、心が静かになるだけではなく、たまにですが、突然アイデアが湧いてきたり、行き詰っていたことの
解決策がひらめくこともあります。

普段の生活では、当然のことながら私達の意識は、外に向いていて、頭を使ってノンストップで、色々考えています。呼吸は、浅く早くなりがちです。

外に向かう意識を内側に向け、深い呼吸をして、自分と静かに向き合う時間を持つことは、沢山良いことがあると思います。
実際に体験したものとして、お伝えしたいなと思いました。

フランス語で呼吸法について紹介している動画をご紹介しておきますね。
身体や気持ちを活性化する呼吸法や、右脳と左脳のバランスをとる呼吸などが紹介されています。

追記：10月28日
stand fmのコメント欄でもお話させていただいた方鼻呼吸法。
こちらも様々な方法がありますが、初めての方にもアプローチしやすい呼吸法を紹介した動画を、ご参考までにご紹介させていただきますね。